8時半、起床。
明太子のお茶漬けの朝食。
11時半に家を出る。
今日は「パン日和あをや」で12時に卒業生のエミさん(論系ゼミ2期生、2012年卒)と待ち合わせている。
南武線の矢向駅で降りて、
線路沿いの道を鹿島田方面に10分ほど歩いて、踏切を渡ると、
塚越地蔵があって、
「パン日和あをや」はその並びである。
店内にエミさんの姿が見える。
今日は暖かい。乾いた喉をいちごミルクで潤す。
実はエミさんは歩いて30分ほどのところにお住まい。結婚して去年の8月にこちらに越してきたのである。最近ようやく新しい土地での生活にも慣れて、週末に友人と会ったり、近所の散歩を楽しむ余裕が出てきた。ゼミ同期のホナミさんからあなたの家の近くに大久保先生がよくいく「パン日和あをや」さんというパンカフェがあると聞いて、先週の土曜日に一人で初めてここを訪れ、そのことを私にメールで報告してきた。
「細部まで素敵なお店ですね!今日は思い立ったので事前にご連絡しなかったのですが、ぜひいつかご一緒に行かせてください。」
というわけで、今日、さっそく一緒に来ることになったのである。
2人とも今日は新玉ねぎのサンドを注文しようと決めていた。
でも、あせってはいけません(笑)。まずは本日のスープ(人参のポタージュ)から。
ね、美味しいでしょ。
この店のサンドウィッチは大きいから、一人前を二人でシェアというのもチラッと考えたのだが、エミさんは食べる気満々のようなので、二人前注文した。
先週からメニューに加わった新玉ねぎのサンドウィッチだが、エミさんは先週はサーモンとアボカドとクリームチーズのサンドウィッチを食べ、隣の席の客が新玉ねぎのサンドウィッチを食べるのを横目でみて、「次回は・・・」と決めていたのである。
私も食べるのは一年ぶりである。玉ねぎがとろりと甘い。
ポテトチップスやピクルスを見ながら、エミさんがビールを飲みたそうだったので、「どうぞ私に遠慮せず」と勧める。
私と一緒に来た卒業生でビールを注文した人はたぶん初めてである(笑)。いや、二人目かな。
彼女は家ではアルコールは飲まないそうだが、それは彼が飲めない人だからで、相当にいける口である。ここにはワインもいろいろおいてあるから君にはぴったりのお店だと思いますよ。
私はアップルタイダ―。
私は最後にホットショコラとクロワッサン。
二階の席の客が帰ったので、ちょっと上がって、エミさんのポートレイトを撮る。
テニスで日焼けした(元々色黒?)彼女は笑うと白い歯が印象的である。
白い歯+結婚指輪もキラリ。
エミさんは自分からいろいろ動いてくれる。もしかして、以前、雑誌の読者モデルをしてました?(笑)
白い歯を見せない写真も撮っておきましょう。うん、ミステリアスです(笑)。
最後にご主人にツーショットを撮っていただく。
彼女は今日は夕方から高円寺でゼミ同期のホナミさんと会う約束があるが、それまでまだ時間があるので、カフェの梯子と、彼女がご近所であるにもかかわらず引っ越してきてからまだ行ったことがないという動物公園に行ってみましょうということになる。
矢向駅の近くの「ノチハレ珈琲店」。彼女が初めてだが、「前から気になっていた店で、大久保先生が好みそうなカフェだなと思っていたら、すでに何度か行かれていることをブログで知ってびっくりしました」と。
私はコーヒー(ノチハレブレンド)。エミさんはコーヒーとケーキ(ブルーベリーのパウンドケーキだったかな)を注文。
先生もどうぞと勧められたが、すでにスイーツはホットショコラとクロワッサンですませてあるので、遠慮しておく。
エミさんはこの店も大変気に入ったようである。「先生の馴染みのお店というのは共通点がありますよね。スイーツが美味しいというだけでなく、お店の方のお人柄が柔らかいというか・・・」。そうね、類は友を呼ぶってやつです(笑)。
これからは「パン日和あをや」や「ノチハレ珈琲店」に旦那さんとも来るといいですよ。「馴染みの店」にしてください。住んでいる街に「馴染みの店」があるというのはいいですよ。
矢向から鹿島田まで一駅電車に乗って、そこから夢見が崎動物公園へ。こんなに近所にあるのに(たぶん彼女の家からは徒歩5分ほど)一度も行ったことがないなんて、信じ難いことである。私だったら引っ越して数日以内に行くだろう。
公園の桜は来週あたりに満開を迎えそうだ。
菜の花も咲いている。
動物たちはお昼を食べ終わって寛いでいるように見える。
フラミンゴですね(笑)。
う~ん、そのポーズの意図は?
木の声が聴こえるらしい。
新緑の下で。
定番のリハウスのポスター風の構図だが、若奥さんに見えますね(笑)。
「先生もやりませんか?」
「いえ、私は遠慮しておきます」
さて、そろそろ時間ですね。
この新川崎の駅に向かう道は毎日通勤で歩いている道だそうである。
ホナミさん、そしてリョウコさんによろしくね。リョウコさんとは来週、蒲田で会うことになっているのである。
蒲田に戻り、有隣堂で坂元裕二『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(シナリオ、第二巻)(河出書房新社)を購入。
夕食は妻と「天味」で食べる。
季節のコース(おまかせ)を注文。
突出しは鮪のぬた。
海老(頭)。今日は基本的に全部塩(+レモン)でいただく。
海老(身)。
白魚。
タラの芽。
稚鮎。
牡蠣。
竹の子。
白子(鱈)。
蕗の薹。
食事にしてもらう。
小海老のかきあげを私は天丼で、妻は天茶漬けで。味噌汁はシジミ。
デザートはアイスクリーム(ラクトアイス)。
妻と夜に来るときはいつも「季節のコース」だが、いまの時期はとりわけ美味しいように思う。
ごちそうさまでした。