8時、起床。
トースト、ポトフ、サラダ、紅茶の朝食。
朝食を食べながら、今日の『べっぴんさん』(録画)を観て、さらにシルヴィ・ギエムの踊る「ボレロ」(録画:何年か前の東京バレエ団公演、ベジャール・ガラ)を観る。これは見始めてしまうと、最後まで目が離せなくなる。
明後日、卒業生のマイコさん(論系ゼミ3期生)の結婚式があるので、床屋に行く。
今日は朝から雨が降っている。雪になるかもしれないという。
客は私だけだった。職人さんは5人ほどいて、入口を入ると全員と目があった。一番若そうな茶髪の方が私を担当することになる。顔なじみではあるが、これまであまり話をしたことはなかった。しかし、今日は珍しくたくさん話をした。北海道の滝川の出身で、昭和63年に東京に出て来たのだが(私の息子の生まれた年だ)、4月に雪が降って積もった(東京ドーム以外のプロ野球の開幕戦がすべて中止になった)ことをよく覚えているという。東京は北海道よりも風が冷たいことに驚いたという。いわゆる空っ風(乾いた寒風)というやつだが、北海道に空っ風はないそうだ。
床屋を出て、「西洋料理SUZUKI」にランチを食べに行く。
お母様(フロア)と息子さん(シェフ)の二人でやっている店だが、私が入って行くと、「お天気の悪いところありがとうございます」とお母様が言った。客は私だけだった。
本日のランチを注文。
コーンポタージュスープ。
海老フライ、チキンのラタトゥィユのチーズ焼き。
食後にコーヒー(400円)を注文するとオマケでスイーツが付いてくる。
ごちそうさまでした。
店を出て商店街を歩いていると妻からメールが入る。
「パンを買って来て」
「ラジャー」と返すと、続けてもう一通メールが入る。
「ニラも一束買って来て」
「ダブル・ラジャー」と返す。
東急プラザの「サンジェルマン」でパンを、「東急ストア―」でニラを購入。
買物をすませて、帰宅。本当に今日は底冷えのする寒さだ。
夕食はもつ鍋。
チーズ入り薩摩揚げ、卯の花(おから)、ご飯。
冷たい雨は夜になってもしばらく降っていた。今夜はウォーキングはなし。
野良猫のなつも夜中にちょっと外に出たが、すぐに戻ってきた。
家の中にいるときのなつは三種類の言葉(鳴き声)を使い分ける。「外に出たい」(自由の要求)、「お腹減った」(食物の要求)、「かまってほしい」(愛着の要求)。この3つは人間にとっても基本的な要求だろう。吾輩も猫である。ただ、人間の場合はこれにとどまらず、あれこれのものが加わって、めんどくさいことになるのだ。とかくに人の世は住みにくい。
2時、就寝。