※今回の記事に温泉は登場しません。あしからず。
前回に引き続き、小坂鉄道の廃線跡を散策します。
●茂内駅跡
茂内駅跡。こちらも駅舎は残っている。
ホーム側から駅舎を見る。小坂まで8.4km、大館まで13.9km。
大館側の線路上から茂内駅構内を見る。ホームに草が茂っているものの、線路はしっかり残っており、いまにも列車が向こうから走ってきそう。
現役時代はこの駅で上下の列車が交換(行き違い)していた。
駅名標。
駅舎の中でいまだに残る閉塞機。
駅舎に隣接する転轍小屋。
転轍小屋内にズラリと並ぶ転轍てこ。この大きなヨイショとレバーを動かして、ポイントや信号を操作する。
転轍小屋から伸びているワイヤーのひとつには「上り通過」の札がぶら下がっていた。文字通り、このワイヤーが動くことによって上り方(大館方面)の通過信号機の現示が緑(進行)になったり黄(注意)になったりするのだろう。
下りホームの大館側の端に立つタブレットキャッチャー。機関士は腕を伸ばして、このらせんにタブレットを投げ入れるわけだ。
下りホームの小坂側の端。
次の閉塞を走行するためのタブレットを駅員がここに差し込んでおき、機関士は腕を伸ばしてタブレットをキャッチする。
その裏側。
小坂側の出発信号機。
側線にはいまだに無蓋車が2両止まっていた。
大館側のボギー台車はトキ15014。小坂側の二軸車はトラ4001。
トキ15014には同和鉱業の社紋が。
転轍小屋から駅構内の大館側へ伸びるケーブル。そのうちの一本が、この画像に写っている信号やポイントへつながっている。
信号やポイントを動かすケーブルの支持や滑車は雪よけの小さな屋根が付いている。同様のものは津軽鉄道で現役。
駅構内に立つ14kmキロポスト。
駅から構内を脱し、大館側の線路に沿って延々と伸びているケーブル群。
そのケーブル達は駅から約500m大館寄りに建植されている場内信号機につながっていた。
本線側の場内信号機下に設けられている短く黄色い羽根の信号は、今では滅多に見られない通過信号機。
まだまだ使えそうだ。
小坂鉄道の廃線散策は以上。
次回からは温泉の記事に戻ります。
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前回に引き続き、小坂鉄道の廃線跡を散策します。
●茂内駅跡
茂内駅跡。こちらも駅舎は残っている。
ホーム側から駅舎を見る。小坂まで8.4km、大館まで13.9km。
大館側の線路上から茂内駅構内を見る。ホームに草が茂っているものの、線路はしっかり残っており、いまにも列車が向こうから走ってきそう。
現役時代はこの駅で上下の列車が交換(行き違い)していた。
駅名標。
駅舎の中でいまだに残る閉塞機。
駅舎に隣接する転轍小屋。
転轍小屋内にズラリと並ぶ転轍てこ。この大きなヨイショとレバーを動かして、ポイントや信号を操作する。
転轍小屋から伸びているワイヤーのひとつには「上り通過」の札がぶら下がっていた。文字通り、このワイヤーが動くことによって上り方(大館方面)の通過信号機の現示が緑(進行)になったり黄(注意)になったりするのだろう。
下りホームの大館側の端に立つタブレットキャッチャー。機関士は腕を伸ばして、このらせんにタブレットを投げ入れるわけだ。
下りホームの小坂側の端。
次の閉塞を走行するためのタブレットを駅員がここに差し込んでおき、機関士は腕を伸ばしてタブレットをキャッチする。
その裏側。
小坂側の出発信号機。
側線にはいまだに無蓋車が2両止まっていた。
大館側のボギー台車はトキ15014。小坂側の二軸車はトラ4001。
トキ15014には同和鉱業の社紋が。
転轍小屋から駅構内の大館側へ伸びるケーブル。そのうちの一本が、この画像に写っている信号やポイントへつながっている。
信号やポイントを動かすケーブルの支持や滑車は雪よけの小さな屋根が付いている。同様のものは津軽鉄道で現役。
駅構内に立つ14kmキロポスト。
駅から構内を脱し、大館側の線路に沿って延々と伸びているケーブル群。
そのケーブル達は駅から約500m大館寄りに建植されている場内信号機につながっていた。
本線側の場内信号機下に設けられている短く黄色い羽根の信号は、今では滅多に見られない通過信号機。
まだまだ使えそうだ。
小坂鉄道の廃線散策は以上。
次回からは温泉の記事に戻ります。
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