温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

古遠部温泉 2013年初夏宿泊 後編

2013年08月27日 | 青森県
前回記事「古遠部温泉 2013年初夏宿泊 前編」の続きです。後編は全てお風呂ですよ。



宿泊した夜は何度もこの脱衣室で浴衣を脱ぎ着しましたっけ。



あぁ素晴らしき哉、古遠部の浴室。湯気による光の拡散すら神々しく見えますね。昼間は立ち寄り入浴のお客さんが長居していることが多々ありますが、宿泊すれば自分の好きな時に湯浴みできますから、他の方がいない時間帯を狙ってひたすら入浴し続けることも可能。特に夜中は誰にも邪魔されず、ひたすら独占することができました。


 
湯口から注がれる大量の源泉によって、湯船は常に波立っており、槽内では流れも生まれています。
モスグリーンを帯びた飴色に濁り、甘塩味+出汁味+強い炭酸味+金気味+土気味、そして金気臭と土気臭が感じられます。ギッシギシに引っかかる浴感で、ちょっと熱めの湯加減。



真湯が出るシャワーが1基。ボディーソープやリンスインシャンプーの備え付けもあり。


 
怒涛の如きお湯の溢れ出しにより、床が湯の川と化しているのは、皆様ご承知の通り。床には温泉成分がこってり付着。もちろんこのお湯が絶え間なく流れる床は、我々にとって極上のトドゾーン、トドの聖地であり、ケロリン桶の中に頭を入れて枕の代わりにし、仰向けになって寝っ転がると最高に気持ち良いですね。客室の布団じゃなく、この寝湯で一夜を明かしたいほどでした。


古遠部2号源泉
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
43.6℃ pH6.28 478L/min(自噴) 溶存物質5.063g/kg 成分総計5.446g/kg
Na+:755.1mg(44.30mval%), Mg++:103.3mg(11.46mval%), Ca++:617.7mg(41.56mval%), Fe++:6.7mg,
Cl-:1162mg(45.83mval%), SO4--:717.5mg(20.88mval%), HCO3-:1450mg(33.22mval%),
H2SiO3:168.2mg, HBO2:23.9mg, CO2:383.0mg,
(平成20年1月18日付)

青森県平川市碇ヶ関西碇ヶ関山1-467
0172-46-2533

9:00~20:00
入浴のみ280円
備品類なし

私の好み:★★★
コメント (4)
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