紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

明日は蕎麦粒山(そばつぶやま=1473㍍)に登ってきます

2005-05-13 19:31:08 | 3・山の日記
雪の山にもこの頃ひかれているが、5月の山は、新緑がきれいで、一年じゅうで一番好きである。
明日はホイッスルのメンバーと奥多摩にある蕎麦粒山に登ってくる。



奥多摩駅 9:30(バス)→9:43 川乗橋 9:50→

11:50笙ノ岩山(昼食)12:10 →13:10 蕎麦粒山 

13:25→14:25 一杯水避難小屋 14:35→

16:10 東日原 16:17

(バス)→16:45 奥多摩駅

(歩行時間 約5時間、標高差=約1100m)

地平線にむかって北米旅行・その3

2005-05-13 06:46:06 | 8・山と旅の思い出
■広いキャンプ場

アメリカには「ティトンを見てから死ね」という格言があるくらい、そこはすばらしい国立公園ということだ。26歳の時、初めてアメリカ旅行をした時に、それを知って、ぜひ訪れてみたいと思った。が、交通の便があまりに悪くて、あきらめたのだった。

それから16年後。再びチャンスがめぐってきた。
その時の旅の一番の目的は、ロッキー山脈にあるグレイシャー国立公園だったが、グランドティトンから、イエローストーン国立公園を通り、ドライブして行けるのがわかったので、ティトンでも何日間か過ごすことにした。

ところが、ティトンはとても人気のある公園であるのに加え、自然を守るために、極力宿泊施設を作らない方針なので、半年とか1年前からの予約が必要ということだった。夏休みに行くことを決めた4月には、もう園内のロッジはいっぱいだった。
それでも、どうしても行きたくて、テント、寝袋を持参することにした。

グラントティトン国立公園は、映画「シェーン」でも有名な所だそうで、少年が
「シェーーン、カム バッーーーーック!」
と叫んでいるバックにそびえているのがティトン山脈ということである。
映画はずっと昔に見ただけなので、確かめたことはないのだけど。


朝一で入園し(写真上)公園内をキャンプ場目ざしてドライブする。
すると、ティトンのすばらしい山波が私たちを迎えてくれた。



ほんとうに道のりは遠かったけど、はるばる来たかいがあった、と思われる光景であった。

キャンプ場も、一台のスペースが広く、テントを二つ張っても、余裕がある。テーブルやかまども付いていて、目の前で煮炊きができるようになっていた。子ども達は、キャンプ場に泊まれて、大喜びしていた。

 

けれど、テント生活は楽しいことばかりではない。キャンプしていた夜、雷が鳴り、大雨が降り、夜眠れなかったこともあった。それに、かなり寒かった。
でも、そんなこともめったにできない体験。
子どもたちは、大人になった今でも、「あの時の旅行は、今までで一番楽しかった」といっている。

◆地平線にむかって北米旅行
その1その2・ その3・その4その5その6その7その8その9