紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

地平線にむかって北米旅行・その4

2005-05-17 06:07:00 | 8・山と旅の思い出
■ティトン国立公園で

毎日キャンプしながら、公園内のあちこちに出かけていってアウトドアの生活をたのしんだ。

子どもたちが一番喜んだのは、ホースライディング(馬乗り)だ。ティトンだけでなく、この旅では、あちこちで何回か馬に乗った。
ティトンではこの後、突然真っ暗になって雨が降りだし、馬が勢いよく走り出して、振り落とされそうになったりということもあった。しかし、この時、気分はもう西部劇の主人公。(笑)




ティトンの山を見ながら、湖で泳いだり、昼食も野外で食べた。息子は火をおこすのが好きなので、いつもかまど担当。上手に火をおこしてくれて、
「まだおきになってないから、野菜なんかのせちゃだめだよ」
と私たちに指示を出した。


川下りツアーにも参加した。ほんとうは、もっと激しい急流下りを想像していたが、ただまわりの景色、動物を見ながら、ゆっくりと川を下っていくというものだった。それはそれで、川から国立公園を眺めることができて、ちがう世界が見られた。
バイソンやムース、シカの群れ、白頭ワシ、エルク。
ビーバーは見られなかったが、ビーバーダムは見ることができた。

キャンプ場でご飯を食べていると、シカやリス、鳥、うさぎが遊びにやってきた。動物たちにエサはやってはいけないということだけど、こぼれ落ちたパンくずなどをちょんちょんとつっついていた。

  

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