紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

カヤック

2005-05-31 08:09:41 | 5・旅の日記
カヤックに乗りこむと、水面がもうすぐ真横に見える。しかも、軽くてゆらゆらとするので、バランスをくずすと、くるりと回って、体が川の中に入ってしまいそうだ。
けれど、そんなに簡単に沈(川に落ちることをそういう)するものではなく、沈するのは、カヤックに乗る時とおりる時が一番多いそうだ。

私は、いつかこのBlogにも書いたが、屋久島で一度カヤックに乗ったことがあるので、二度目。娘は初めてで。もう一人初めての女性と3人で、「カヌーテ」の青木先生から一日講習を受けた。
パドルの使い方を陸で教わって、すぐにカヤックを川まで運び、乗り込む。広い川の真ん中までこぎ出すと、景色が変わる。川面を吹く風が気持ちいい。



初心者なので、流れのゆるやかなところで、パドルの練習。うまくゆくと、アメンボのようにすいすい水面を進んでゆける。けど、右と左のバランスがくずれると、いくらこいでも、同じ場所で、木の葉のようにぐるりと回ってしまう。

こぐのに、あまり力はいらないそうだが、つい肩と足に余計な力が入ってしまう。一日が終わる頃には、腕がだるくなった。もうちょっとうまくなって、急流を下りたいと思って帰ってきた。