King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

妙高の峰にヒントを得て

2020年02月14日 23時15分48秒 | スキー

今日は曇りで西から崩れてくるという予報です。

走らない雪は相変わらずですが、さらに雪解けも進んでいるので

不整地コースはクローズになってしまいました。

キングやビレッジラインが閉まりこうなると斑尾で昨日は敗退した感じの

ワールドカップとかジャイアントのどこまでも続く不整地急斜面に挑むかと

昨日からの走らない雪に滑りがダメダメとなった後、そのリカバリのための

整地トレーニングがどれだけの成果かと試しに行きました。

確かに昨日よりはましですが、それでも例年だと楽しさのあまり一番下

まだ滑りきり、あとはひたすら登りの坂を戻ってくるという苦行のような

横移動で元の斜面に戻るということをしないでフード付きのクワッド乗り場へ

滑りこむ短絡コースで済ませてしまいました。

途中感じたのはこの日はさらに駐車場の車もめっきりと減り、ガラガラの駐車場

が雪もなくその空きスペースが目立ちます。いつも混んでいるジャイアントの

クワッドもさほどの混雑もなく昼に戻るために途中駅で降りてクリスタルボウルの

ツリーに入りますが、雪がなくなり木や草が出ていて板も走らずでこれはもう全然

楽しいなんて次元でなく何のためという感じになってしまいタングラムにもどると

滑れるコースは限られてプライマリーで昼に戻ると結局三日いてこの脇のももやあんずは

滑っていないなあと思いました。ネットのニュースでは寒波で新雪が積もった9日には

タングラムで新雪に埋もれたボーダーが意識不明の重体とのことで、不整地の閉鎖が

早いのはこの事故の影響なのかとも思ってしまいます。毎年死亡事故があるのがスキー場で

今年のように小雪で暖冬でも死亡者は出ています。山から帰らないと捜索もされています。

それだけ楽しさと危険も背中合わせということですが、林間も全く板が走らないこのような

状況ではやることは限られてきてこの三日間初心者のような滑りになったのも昨年はいつも

降りしきる雪の中新しいスキー場巡りのようなことばかりの後、春のぐさぐさ雪でのトレーニングを

怠りその悪雪でいかに滑るかというトレーニングをしてないことによるのではと結論して今後の

計画も考えてみるという行動になりました。三日ともよく見えた妙高の山容にその思いは重なり、

田中陽希が登ったコースの説明通り、外輪山に一度登りさらに再登頂というそのままの山姿に

このようなかつての火口の中にまた新しい山の隆起が起きて山があるという姿は珍しいものでなく

日本中に山という漢字のような山容はいたるところにみえるのです。それはでも田中陽希の行動に

改めて気づかされたように他人の行動により明らかにされたり注意が行くことは実は多く、当たり前に

みていたものが実はこういうことだったのかという気付きというのは何かしらの作用があって知るのです。

そんな三日間だったなあと思います。そして概ね快適に過ごせたのはとにかく空いているということで、

コロナウィルスか景気のせいなのか道路も帰りもいつもならトラックの競争のような追い抜きのために

しばし減速されるようなこともなく、スムーズに流れストレスなく帰れました。

自分には全く関係のないこととそれでも前ならこの景気で車も少なく、感染を恐れ人が外出しなくなって

いるのかとか人出の少なさにさらなる景気後退を気にしたり、前後のリフトに誰も乗っていないような

時など自分一人のために申し訳ないような気分を味わったりしましたが、今回はそういうのはもう当たり前で

あり自分の遊びのために多くの人が働いてくれているという申し訳ない気分とか乗り降りの際に仕事で言われさて

いるのだろう挨拶の掛け声など何度も繰り返して乗るのでやめてほしいと思ったりということも今回はまったく

どうぜすこれは仕方のないことと受け流す余裕もあり、逆に外人さんだとこのマニュアルでいやいやといわされている

挨拶に普通にフレンドリーに挨拶を返しているのを見るといわされていることにもちゃんと返せば挨拶になると

感心するのでした。

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雪質でこうも変わるリゾート二日目のタングラム

2020年02月13日 23時47分45秒 | スキー

朝目覚めると窓の外はバシャバシャと水が流れています。

これはまた二日目は雨かと暗澹とした気持ちになりましたが、徐々に明るくなると雲が晴れ

青空がのぞいています。どうやら雨に濡れながら滑るのは避けられたと朝食会場に向かうと

昨日よりさらに人が少なく、草津のように定刻にどっと人が詰めかけることもなく、のんびりと

リゾートの朝の朝食が楽しめました。やはり昨日から朝の道にしろスキー場にしろガラガラなの

です。高速道路など未だに台風の災害工事があちこちで行われており対面通行のところさえありました。

そして、長野のスキー場なども台風で崩れてコース閉鎖があるスキー場などの報告をネットで

読んでいましたが、道路や鉄道にまで未だ多くの爪痕があるとは今後の日本は心配です。

そんなことを思いつつ、時間をかけ食事をしてゆったりとゲレンデに出て徐にホテルを振り返ると

大きな虹がかかっていました。八方で滑っている方も朝雨で虹を見たという報告があり、

スキー場からこの光景を見た方は多かったようです。春スキーではよくこんな虹をみたもの

です。

しかし、この雨上がりのスキー場というのはなかなかなところがあるのです。

クィーンで足慣らしをしてやはり野尻湖テラスからの光景が気になり朝のコーヒーを飲みに

寄ろうかと考えたところいやいやもっと上から見ればいいことよと斑尾に行きます。

私がよく訪れる三月には第二リフトが止まっていることが多く、スカイラインやレイクビューを

行くにはクリスタルからアドベンチャーアイルを行くしかないのです。とはいえ第二リフトが

止まっているということはスカイラインやレイクビューやキングスラロームも閉鎖されていること

が多く、滑るのはパウダーシアターというスカイラインの脇の斑尾側となります。三月には既に

パウダーなどという雪質ではないことがほとんどでこのアドベンチャーアイルもずっと通っていませんでした。

クリスタルのシングルリフトとこのクリスタルを繰り返すことがほとんどでした。

しかし、久しぶりに訪れたアドベンチャーアイルは半分まで圧雪されており、かつてのように

細く登りばかりという感じではなくなっていました。できたばかりのころはこのように登り坂を

登りボーダーは歩いて行くので穴ぼこだらけで板を通すスペースも限られ狭く困難な道でした。

ですが、ご褒美のように途中に開けたところに出てこのように野尻湖の全景が望めるのです。

私が昨年福島で感じた斑尾に行き野尻湖を見たいと感じたのはまさにこのアドベンチャーアイルから

の光景だったのです。これですべて昨年からの課題を果たした様な気分になり、朝の虹から

素晴らしい光景を見せてくれた山の景色ですが、スキーの方は春の全く走らない雪に変わっており、

一日苦労させられました。

これをいかに克服すべきかあちこちに出かけていろいろと試してみますが、自分の技術が突然

昔の初心者のように後退したように感じてこんなにへたくそだったかと余計じたばたとツリーランやら

スカイラブラインとかとにかくいろいろと挑んであがいてみるのでした。かといって滑らなくなった雪は

そう簡単ではなく、圧雪したところで低速で繰り返し基礎訓練を最後はすることにしました。

リフトは4時半で終わりというアナウンスを聞き、部屋に戻りますが、風呂から帰り窓から見るとナイター照明が

点いていて幻想的な光景の中圧雪車が繰り出して整備されています。

夕飯は昨日より人が減りまたまたゆったりと食事でき前のように人がいなくて申し訳ないということは思わず

逆にこの人の少なくて快適な空間を堪能したのでした。

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やはり今年も訪れたタングラム

2020年02月12日 23時58分31秒 | スキー

昨年、福島のスキー場巡りをした後なぜか斑尾に行きたいと思ったのでした。

タングラムは毎年訪れていてベースにホテルがあり、温泉とリゾート感のあるホテルと

何度も訪れる条件はそろっているところです。

それに昨年は一番雪の多い時に訪れて、それまでは三月のホテルが安くなる時に

行っていた感覚とまた違うものがあり、今回訪れたのも最小の投資で最高のリゾート感

とスキーを楽しむという目論見のもとタングラムに宿泊したのです。

今年はどこも雪がなく、それでもここのところの寒波で例年並みの積雪量になったという

事で楽しみにして出かけました。心配された天候も良い天気で雨の予報が出ていましたが、

駐車場から見る黒姫山の山容など実にくっきりとみられて久しぶりの感じです。

とはいえこの山は何度も見ており、ゲレンデでもいろいろなトレーニングや出会いがあった

ところです。田中陽希の三百名山でこの山の景色もみていますし、相変わらずの山容という

印象です。ですが、昨年は滞在中ほぼずっと吹雪状でこの景色は見ていないのです。

インターから降りてずっと道路にも雪はなく、途中みた斑尾の斜面も上までよく見えました。

そして、当然のごとく昨年したように第二リフトで一番上まで登り、その眺望を楽しみました。

田中陽希が日本海が見えるといった通り、斑尾山山頂から日本海がはっきり見えます。

写真だとどれが空でどれが海だか良くわかりませんが、実際に目には景色はパノラマで見えて

いて、解像度では海辺の海浜設備と思われる港のコンビナートのようなタンクやらクレーンやら

の設備もはっきりとみて取れました。昨年はたっぷりの雪と新雪でツリーランの新しい魅力も

感じられ、一泊ではもったいないと今回二泊にして出かけたのです。しかし、前回の草津と同様

真冬なのに汗が滴るような気温の高さで雪質は寒波襲来で降ったものがたっぷりあるものの、その後

降った風はなく、もっちりとした雪質でした。

下の方はどんどんと溶け、やはり三月のような春スキーの様相でツリーランに入ってもブッシュが

出ていたり、土が出ていたりで昨年のような楽しさがありません。

パウダーウェーブやどこまでも続く非圧雪コースも今回は楽しくなくもっちりとして板に張り付く雪に

一番下までいかずに圧雪コースに戻ってしまいました。

人が今までで一番少ない感じでマックアースの撤退、新型コロナウィルスなど様々の影響なのか景気の

実態が現れているのかこんなに空いているというのも珍しいと感じました。それでも第二クワッドと

いうリフトは相変わらずリフト待ちがあるという集中ぶりです。この斑尾というのは微妙な配置で

繰り返し一つのコースを滑りこむというスタイルもとりづらいものとなっています。ベースのスキー

センターハウスみたいのはなく、日帰りの大きな駐車場からインフォメーションやリフト券売り場まで

距離があったり周辺のホテルから送迎で乗り付けるところがあるわけでもなく、何か非常に分断されている

雰囲気があります。一方隣接のタングラムはベースのホテルは一軒だけで駐車場もすぐ目の前で車付けも

容易です。ただそのせいかお昼などの食事はどこも高くて一番安いメニューでも1200円程度で毎年メニューに

変化があるものの年々食べずらくなっている感じです。今年は雪の幼稚園がフードトラック出店と休憩所に

なっていて西洋系外人がよく食べていました。500円からハンバーガーやホットドックといったものがありました。

とまあ色々勘案して宿泊はタングラムなのですが、毎日報道される新型コロナウィルスの日本国内の感染も

拡大をつづけホテルの食事会場などホテル従業員など全員マスクと手袋着用で物々しい感じです。昨年感じた

中華民と日本人の住み分け的な感じもなく、スキー場の中のホテルなのにスーツの団体がいたり、いつもより

リゾート感がない感じもします。さらにこの暑さで雪質の悪化と各ゲレンデのコース閉鎖などであまり楽しく

ないのでした。特に昨年のような新雪があるわけでないのでツリーランは厳しいコースでそれなのに何度か

昨年の楽しさをまたとクリスタルボウルなど行ってしまい、汗をただ流すだけという感じになってしまいました。

それに加えてタングラム斑尾はポケモンgo環境は悪く、ソフトのつながりが非常に悪く、しょっちゅうフリーズと

サインアウトに会い、さらにジムやポケストップも非常に少ないのです。出てくるポケモンも草津のように独特と

う感じもなく、お土産になるような出会いもないのです。

昨年復活したレイクビューラインは今年もクローズで細い尾根コースを行くことになります。昨年はこれが山盛りで

ならばと右の林に入ったのですが、進入禁止山林と解放山林の区切りがよくわからないところで今年は見通しがよく

ずっと林内はコース閉鎖となっていました。昨年のツリーランの面白さを新たに知ったところにこれは残念なのですが

斑尾の方は昨年楽しかったクリスタルボウルやニンジャ、パウダーウェーブなど楽しめました。ただ、雪質が

踏んでいない雪ももうぐさぐさで板は全く走らず、ひどいところは雪中行軍のようになってしまいます。それでも

コースじゃないところを滑っているという非日常感や冒険体験みたいなわくわく感があり、さして楽しくもないのに

入ってしまうのでした。

ホテルに帰るとかつては食事会場に現れるのは日本人が圧倒的に多く、外のゲレンデより人が多いと感じる食事

会場でしたが、今年はいつもの半分ほどしか人がいない寂しい状況でそれでも中華民のグループなどがいたり

子供を何人もつれた家族がいたり、それなりに賑やかでした。団体旅行のグループがいない分、料理があっというまに

なくなったり取り散らかされたりということもなく、ゆったりと食事ができました。部屋もいつものゲレンデ側で

二階でエレベーター移動もなく快適でした。この概ね快適で満足に感じた最大の原因は客が少ないということなのが

ちょっと気がかりという点です。平日で団体客もいないリゾートホテルはかつてなら気持ちが落ち着かなくなるような申し訳ないという気分が漂いましたが、最近はもう毎度のことなのでホテルの営業的にはお気の毒とは思えますが、

お客の立場としてその閑散ぶりを十分楽しんだのでした。

第二リフトを上ると今年も昨年復活したレイクビューコースへ向かいますが、今年も野尻湖テラスの

上でコース閉鎖となっています。これはゲレンデ受付マップなどではレイクビューコースはなく

尾根がつながっているだけの表記になっていてコース名は記されていません。もともと昨年ここを

訪れたのは斑尾山山頂から見える野尻湖を見たいという気持ちから発しています。それは今回

キングスラロームの上から簡単に果たされますが、その湖を見たからと言ってなぜか満足しない

自分がいるのでした。それは私が思う湖全体を見渡す景色でなく、レイクビューコースが閉鎖されている

からくるものと思っていました。第五クワッドから登ってみても野尻湖全体を見渡すことはできず、

昨年できた野尻湖テラスまで登らないとだめなのかと今度のお茶の時に寄ろうと思うのですが、

リフトを降りて板を外し、さらに階段を上るというのが面倒で今回もなかなか果たせないのでした。

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やはり雪山の教えてくれること

2020年01月24日 23時42分33秒 | スキー

昨日の雨から今日はやっと晴れて気持ち良く滑れそうな日です。朝も昨日の朝より人が少なく

快適でした。

早々に食事を済ませ荷物を整理して8時にはホテルを出て滑り出すと一日目には感じなかった

滑りについての考察やら滑り自体に感じる単純に楽しいという感覚とかが出てきました。

今までとにかく何も考えない真っ白な気分に身も心も染まるそんな体験になる雪質と滑りごたえのある

距離と多彩な斜面のあるのが草津でしたが、もはやロープウェイ廃止が今後復活とか新路線もないようで

新たなスキー外の新アトラクションなどができスキー以外の道がより強くなるのかという感じもします。

スキー場には学校単位の団体とか外国人の団体など個人客以外で十分潤っているというようなそぶりも

ありますが、以前の活況を知るものとしては規模を狭くしてしまったことは必ずあだとなり将来に禍根を

残すことになりはしないかと危ぶむばかりです。今日はそのもととなった犠牲者への献花台が設けられていて

今日があの日だったのかと目の隅に止めましたが、ロープウェイをなくすことを犠牲者も家族も望んでは

いないだろうにという思いも強くするのでした。

この時期に山肌が見えているなんてのは今までなかった風景です。

いつもなら吹雪のように吹き荒れる雪の中を滑るのが一月の草津です。

その風で満足に三日滑ることはないというのがかえって何度も通うことに

なった原因かもしれません。

いえ温泉があるからたとえ本白根が滑れなくなったとて来てしまうということも

事実であり、今後もホテルと温泉に毎年通うのは間違いありません。

 

昨日一昨日には感じなかったスキーの楽しさも感じられ、スキーシーズンは始まりました。

 

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どうしてもすんなりとはいかない

2020年01月23日 23時45分28秒 | スキー

ぐしょぐしょの雪とブッシュの出ている斜面とそんな中を一日滑り、俺はなぜ

草津に来たのだろうと考える一日目から二日目はなんと冷たい雨が朝からバシャバシャと

降りしきる日でした。シーズンに一度は雨に濡れるのが恒例ですが、一月の一番ベストの

シーズンに草津の標高の高いところでも雨というのは非常に珍しいと思います。これより

標高の高い志賀でも雨だったというのですから、今年の異常ぶりが伺えます。

 

あの噴火以来あの迷彩服の団体がいなくなって久しい草津でしたが、昨日今日はその規模は

少ないものの、迷彩服の団体の復活を目にしてこの時期らしいと感じるのでした。朝もホテルの

朝食会場は日本人の律義さで開場と同時にお年寄りの団体客でごった返し、この時ばかりは

日本人だらけとなります。

 

それも最初の料理をとり終わってからは人が落ち着き、料理を取りに行っても人の列に並ぶなどと

うことはなくなりました。今までなかったパンケーキなどがあり、これを見たとき秩父のメイプルステーション

より立派なパンケーキであの秩父の施設のおぞましいほどの低レベルをまた思い出してしまうのでした。

お気に入りの温泉卵と納豆掛けを今日も食べまた朝から苦しいくらい食べてしまいそれでも9時には

ゲレンデにて滑り出したのでした。昨日よりもさらに人は少なく、リフトに乗っている人もまばらです。

ゲレンデにいるのはリフトに乗れない外国人を教えているスキー教室と迷彩服の団体だけです。

 

この雨というのは雪より始末が悪く、防水のスキーウェアでは常に水玉が浮きそれが風に吹かれて

体温が奪われます。さらにリフト上では油の混じった汚水が垂れてきてウェアがどんどんと黒くなり

すっかり憂鬱な気分となり、早々にレストハウスに逃げ込みお茶などしていると続いて迷彩服の人たちも

同じレストハウスに集まりだしました。まだ10時だというのにそれからラーメンなどを注文しだし、

こちらがお茶を飲み終わり席を立つときにもその団体はずっとそこに駐屯を決め込んだようです。

 

雨で水分を含んだ雪はさらにぐしょぐしょと春スキーのような様相で、雪は滑らなくなりこうなると

有効な練習もなく、以前ならスキースクールに入校してどうにか一日付き合ってもらうということ

になりましたが、今回はそんな気にもなれず、ならば温泉だろうとお昼前にホテルに戻りました。

 

ホテルで食事でもいいのですが、エレベーターに出ているランチの張り紙をみると最低でも

1400円という値段が気になり、それなら温泉街に出て珍しいものでも食べてみるかと送迎の

バスで温泉街に向かいます。

 

今回不思議な体験をするのですが、それはポケモンgoというゲームの草津というところでは

どうそれが変わるかという期待があったのですが、それが昨日今日と経験してみるとなんとも

妙な感じがするのです。まず昨日感じたのはポケモンのジムですが、秩父ではまず定員に満たない

物は見つけるのが難しいくらい大概はいつも定員です。ところが草津ではそれが至る所にあり、

どこでも自分のポケモンを置き放題なのです。

 

これはいいところだと思っていたのもつかの間、異常なものもみました。それは無人のジムです。

これは初めてみたのですが、通常はチームカラーに色がついているのが無人のものは白いままで

はじめはジムかどうかもいぶかるようなもので戸惑いましたが、だれも手を付けてないからと

解るとぜひ自分が置こうとさっそく置きに行きました。

それがここです。

ところが、置いて数分も経たずに私のポケモンは戻ってきてしまったのでした。

それから私が人がいないからと次々に置いたところも過疎でポケモン人口がないため

その入れ替わりも少ないのだろうと思っていたら次々にみんな戻ってきてしまいました。

どうやら地元の人たちが自分のもののように常に管理しているようで、よそ者は排除されて

しまうようです。

 

ホテルの周りはいくつもジムやポケストップがなく、ポケモンを積極的にやる環境では

ありませんが、温泉街ではそれらは無数にあり、狭い範囲に10mごとに次々と現れ、ポケモンも

捕まえ放題です。エアームドが何回か来てこれはいいお土産になりました。それにダゲキも

捕まえました。

 

あとは目新しいものや珍しいものはありません。

 

いつも一匹しかいないジムに自分のポケモンを置いてもすぐに入れ替えられてしまい、

いくら置き放題でも帰ってくるときはCPがカラになっており、それを回復させると

置いたそばから帰されるとなればアイテムの消費ばかりで何の得もありません。

ただの過疎の地ではなかったのです。

 

温泉街では楽しみにしていた温かくておいしいものとして好物のなべ焼きうどんを

食べましたが、完全に観光地値段と内容でまだ秩父でなべ焼きを食べたほうがいいと

いう内容でした。

 

町の中は大変な賑わいでスキー場とは違います。

 

人であふれ食事場所はどこも混んでおり、大変活況です。外国人も多く、若い人も

います。いろいろな店があり飽きませんが、私は何度も来てますから別にお店を

見て回ったり食べ歩きたいものもなく、すぐにホテルに戻りまた温泉に入るのでした。

久しぶりに温泉の後はブッテンブローク家の物語に浸りました。中編の後半でやっと

この物語の没落の物語が始まるのです。

 

ある貴族の没落の話と帯などに書かれていても物語はトーニの恋だったり、結婚しては

出戻ってくる過程や懲りない貴族意識やらをずっと読まされ、父が死についに没落が

始まるのかと思いきや父を引き継いだトーマスは結婚して家業は盛業で参事会員に当選して

家まで貴族風の大邸宅を新築してしまうという拡大路線でどこが没落なんだと思っていると

クリスチャンとか妹の死とか段々暗い話題が出てきて商売も家を作った頃から振るわないと

なり一気に物語は没落にまっしぐらとなっていくという怒涛の展開に入りよいよというところで

夕食になりました。

 

今日もスキーは半日しかしていないのに9時にはもう寝てしまうという日になりました。

 

こんな予定外の滑りは十分ではないのに温泉と読書とこれまた楽しい一日でした。

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今シーズン最初はまたも

2020年01月22日 23時54分39秒 | スキー

今年はどこも小雪でいまだにオープンできないスキー場も多いという異常事態で、私の

スキーシーズンも引越しやらの混乱とごたごたの末、いつ果たせるやらという気持ちと

とにかく温泉に癒されたいという欲求はいや増し、募る思いをあざ笑うかのようにどこも

小雪というコンデションで結局、なぜかこの時期はいつも行く草津に宿をとったのでした。

 

日銀の毎度繰り返しの同じコメントを聞くたび、この人たちは世の中の物価の動きとか

景気判断を町の生の声とか実勢の価格調査とかしているのかと思うのでした。というのは

景気は緩やかに上昇し、個人消費は強いという判断と物価上昇を目標の2%から1%にすると

いう発表を聞き、全然実態と違うと思うのでした。

 

ホテルなどは増税分をしっかり価格転嫁しており、昨年よりもたかくなっています。

 

サービスエリアのいつも食べる天ぷらうどんなども600円と値上げされており、2%以上の

値上げがされているのに、いまだに物価上昇目標が未達などといっているのでしょうか。

いつも泊まるヴィレッジに宿をとりましたが、ここも今までなら一万以下で泊まれたのが

今回は10450円と高くなったのです。

 

スキー場で飲むコーヒーも10円値上げされていました。

 

リフト券は同じ4000円でしたが、宿泊割引とか各種割引やクーポンなども少なく、

なんとなく強気な感じです。ところが、途中の道路でもスキー場の駐車場でも車は

少なく、さらに滑っている人なども実に少ないのです。

 

そんな寒々しい様子とは裏腹にスキー場はこの時期なら当然風が強く、雪交じりで

寒い風にさらされながら滑るのが、なんともぽかぽかと少し滑ると汗ばむような温かい

日で、ゲレンデもぐしゃぐしゃと丸で三月頃の春スキーの感じです。

 

ブッシュはいたるところで出ており、よーくコース取りに気を付けないと板が傷つくという

斜面ばかりです。

 

この時期、二泊三日ででかけても満足に三日滑れることはなく、風が強くてロープウェイが

運休していて天狗山だけというようなことがあるのが草津です。そして今ではそのロープウェイが

なくお気に入りの斜面も滑れないのにやはり出かけてしまったのは温泉と宿の心地よさです。

 

昨年の福島にしろ斑尾にしろ良いツアーの印象が続いていたので、さらに心地よいところと

考えたら極上のパウダー斜面はないものの温泉に癒され宿に癒されたいなら草津だろうと

やってきたわけです。

 

それだけトータルで見て少ない投資で一番の受益を感じられるというのが草津のよさで、

今まで経験して宿の質や料理などの満足度など単に値段と距離と面白い斜面などと並べて

みても裏切られないのは草津だろうと決定したのです。なのにこの暖かさとぐしゃぐしゃ斜面と

やはり一筋縄ではいかないとあきらめに似た感情も湧き上がるのでした。

 

そんな中一日目はどんどん時間が過ぎて、汗ばむほどの運動量をこなして、それでも

夢中になって滑り楽しい気分にまでは至らないというなんとなく欲求不満な感じで

宿に向かいました。スキー場はがらがらで滑っているのは外国人ばかりという感じな

中、宿にはスキーとは全く関係ない団体が3つも,4つも到着してすごい混雑していました。

 

これは今までなかった現象で、今の時期ならスキー団体の若いスキー旅行の人たちが

大挙して押し寄せるのがこのホテルです。ところが外国人団体も含め我々個人旅行より

団体のお年寄りの方が多い印象でロビーでもどこでも大勢で占拠して大迷惑です。

 

今までなら団体がいても行動がかぶらず居心地には影響を受けなかったのに、今回は

食事会場などもいつもは二つ開いていてどちらか選べるのに、はじめからひとつづつしか

開けてないらしく、初日が白根で二日目はパティオと指定されていました。当然、一番混む

7時頃など人が押し寄せ料理など一斉になくなり、なんともせわしない落ち着かないムード

になっていました。

 

それでも料理の質と味はいつも感心するレベルでこの価格でこのクオリティという満足感は

ありました。

 

大勢で食事すると何かと競争のようにせかされているようでついつい食べ過ぎてしまい、

ステーキなどは焼いて切り分けているスタッフが常駐するなど以前より力の入りが感じられ

前の成形肉とは違い満足のいくものでした。

 

それと浅漬けの自家製キャベツの漬物が秀逸の味でしたが、一回しか出てこなくて残念でした。

群馬なのにきりたんぽ鍋や山形玉こんにゃくとか稲庭うどんなど東北食材がたくさんあったり

鍋料理がいくつもならんだりとどうゆう方向性なのかと考えるような内容なところもありました。

 

そしてなりよりスキーの後温泉に入るともうあとは何もする気になれず、温泉街にでかけるとか

外出もせず、あとはひたすら寝るのでした。

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実はとても簡単なこと

2019年09月12日 14時21分18秒 | スキー

私には日々疑問に思う事として、なぜ日本は世界第二位の経済大国になった以降

その発展の歩みを止め、どんどんと輝きを失い国際競争力もなくし、お年寄り国家に

なってしまったのかということです。

 

経済は右肩上がりで常に物価が上昇し給料も年々上がるという環境の中学生時代と

社会に出ても景気のいい時代を過ごした後突如バブルの崩壊とともに、デフレ社会という

かつて経験したことのない長い不況下にあり、企業の競争は年々激しさを増し、企業は

どこもブラック化するなどどこにも余裕とゆとりのない社会になったかのような日本で

築いた金融資産もどんどん陳腐化するという豊かなのに貧しいという状況が現れています。

 

元々これは土地神話といわれる土地が年々値上がりすることを否定して土地に融資するシステムを

極端に絞ったことから諸々のマネジメントがくるってきたことに端を発します。これは

建築基準法が戦後住宅を作る時にとにかく安くても30年持つ程度の建築基準という発想で

作られ建物は木造で30年しか持たないという悪しき観念を持ち込んだせいで日本の不動産という

価値観が土地にしか存在しないような仕組みになり、建物に何の担保価値がないような価値観が

定着し土地さえあればいいような仕組みになってしまったため土地が上がり続けた時にはよかった

資産価値も長年ローンを組んで返済しても実は何も残らない老後になってしまうなど制度に

よる破綻を随所に見せお年寄りの不安がその数とともに増え社会に混迷を与えました。

 

今介護や年金など老後の不安社会を生んだのはこの建物が価値を持たないというシステムに元を

発するものが殆どで借地などが今空き家になり荒れているのはその流通するシステムとか価値の

移譲に問題があるからです。そもそも建物の価値が20年するとなくなるという実務上の計算や

法律上の借地の価値と実務上の価値や実際の居住環境など現実との差が激しく地方ほど法での保護も

何にもならず地上権者の地位も金銭に変えていくこともなくただ空き家として朽ちていくのみという

ことになっています。

 

もう一度生活とそれを支えるものと資産的背景とかセットで考えないといくら働いても豊かになれない

という社会になりはしないかと思います。ところで昔のように会社で旅行に行き、運動会や納涼会など

があった時代となんでも会社の人と時間を過ごすことが多い人は私のようになぜ昔はみんなスキーやスケートに

行ったのに今はいかないんだろうと思っていないでしょうか。それでも中高年の趣味は今は山であり、

多くの人が山登りはしています。

 

私はその山登りというのはひとつの成功体験でより高い山を登りそこから眺める景色を味わいたいと

人生を賭して今まで見た事のない景色を征服したいのだと思います。私はもっぱら田中陽希の300名山の

テレビでもう登ったつもりになり自分で登ろうとも思いませんが、毎年スキーに行き温泉とスキーという

極上の時間を過ごしたいといつも思います。

 

そして、ネットで今見ると色々な夏から冬のどう山を過ごしたかを読んでみるとなんか人の書いた冬山と

自分が過ごしたスキー旅行はもはや違うもののような気がしてなりません。そもそも私には今年からかつての

様な温泉とスキーの旅行ができないというのは物理的に起こったことでこれは積極的にもっと冬山に近づくか

日々滑る環境など作らない限りもうかつてのような経験はできず新たな摸索の年だったのです。それは

草津の噴火で新雪滑走がいつでもできた本白根の閉鎖というもうこの先滑る楽しみもないという状況の中で

それに代わる楽しみを発見しないといけなかったのです。

 

ひょっとするとそれはもうゲレンデスキーではこの先体験できずもうどこのゲレンデも楽しくないのかも

知れないというほど切実になり、ああだこうだといつも考えていました。

 

そして、夏が過ぎまた冬が来るぞとなった時にふと見た各ゲレンデのレビューサイトみたいなところで

各スキー場の楽しみ方を読んでいるとまたすごい違和感が沸いてきました。例えばガーラスキー場の

楽しみ方みたいのを読んでみると魅力を星の数で表しているのですが、アクセスが星5と最高ランクで

次の混雑では星ひとつです。雪質は半分くらいの評価でおおむね混むから雪質は望めないとなっています。

 

ここまで読んでくるとどうしてだろうかと不思議な感じがこみあげてきて仕方なくなったのです。

私は今年は一度も上越のスキー場行ってなくてこれは今までにないことなのですが、今年はここの

260万ダラーというコースをぜひ滑ろうと期待していたのです。昨年行った時には閉まっていて今まで

一度も滑ったことがないはずなのですが、それはコースがいつも開いていないからでこれと似たように

毎年行く斑尾のキングスラロームと同じだと今年は気が付きまあ行けばそんな感じなんだろうなあと

予測が付きます。私に残された道はこの予測のつかないスキーを各スキー場やまだ見た事のないスキー

場で滑るかだと思うのですが、それには簡単に日帰りで繰り返したスキーとは違う困難さがあり、

いつも約束された楽しさがあるから行ったスキーも毎回そんな冒険のような旅となると果たして

やって行けるのかという疑問も湧きます。

 

これまでの経験で誰も滑った人のいない雪山で滑るとかサラサラのパウダーを滑るとかテーマが

あったわけですが、意外に簡単にできるのは所謂バックカントリーという方法であれば人もいないし

人工物の見えない斜面を滑る解放感はそれはもう素晴らしいものがあるのも体験しています。

 

しかし、これと近いことが激ごみのゲレンデでもできることが意外とあることも知っています。

それがガーラなら南エリアや260万ダラーなのですが、それも新雪降りたてであれば申し分ありません。

ここに辿り着くまでの長いドライブや混雑する駐車場や雪が降りしきる中の移動などそれまでにする

苦労もあるわけでそれをいかに減らして極上体験だけにするかというのはもっと思い切った行動が

必要で残りの人生とか残された資産とか有効活用して本来は思い切った行動に出た方がいいのかも

しれません。

 

日帰りのスキーでちょいと滑って満足するのかそれとも極上の体験を追求するのかというのはいつも

考えては伴う無駄な時間の多さと年々減少する新鮮な驚きとかまだ見ぬ世界とか未体験ゾーンなども

考えてはみんなそんなやらずもがななことを考えるのは草津のあの斜面の喪失につながっていてみんな

そういう事なのではと考えてしまいます。

 

いつも簡単に手に入っていたものは実は簡単になくなってしまい、誰も気が付かない闇の中にしまわれ

次から次に蓋を開け新しい世界を見ることに没頭してしまうと実はある世界も見えなくなるというよく

あるジレンマに陥るのです。

 

ガーラのゲレンデ紹介のページの欠点としている激ごみも一人様レーンを利用すればそんな苦でもなく、

雪質などは気にするほどの事でもないし、どのコースとどのコースを繰り返して滑れば一日滑れるし

できれば新雪の260万ダラーも開いていればと考えます。しかし、このページを読むような人が混んで

雪質も悪いと思えばガーラはよそうと思うでしょう。つまり何のために書かれているのか不思議なのです。

こういうスキー場だからこう楽しもうがないとただ来るなと書いているようなものです。

 

私も今年の冬はどんなスキーをするのか今からまた考えて行きます。

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飯綱、戸隠総括

2019年02月28日 09時38分56秒 | スキー

長野のスキー場というと八方界隈と草津の向こう側の志賀から野沢温泉と戸狩温泉

木島平などの地域、黒姫、信濃インターから北、妙高高原とは経験しているものの

上信道高速の左側のこの飯綱高原と戸隠は空白として残していた地域で私のスキー空白地図の

目立ったピースと言えるかもしれません。今回それを埋めることができたのですが、

また今回も昨年の竜王と同じ現象を感じています。

それは霊仙寺湖を見渡す天狗の湯の露天風呂からの絶景にしろ、飯綱高原の一番右端のリフト途中にある

大岩の姿とか、きれいに串抜けになった戸隠のゲレンデなど印象に残るシーンに接する度、あれ

これはいつか見た風景だなあと既視感に捉われるのです。

それは夢の中の光景だったリ、かつて友人と連れ立って訪れた地のひとつだったり、ここも

以前来ているのではという観念が湧いては消え強烈な初体験の鮮烈なイメージというより

ここもあああることだよねと予定調和を抜け出せない、人に指定されその課題をこなしたような

仕方ない感じがしてなんか納得いかないような気がしてしまうのはなぜでしょうか。

 

そんな私の頭の中のわだかまりはさておくとして、三つのスキー場を体験してまず思うのは

日本の行政とか地方の施策として地域振興の担い手の第三セクターという官民共同の企業体と

いう限界というか既得権力者のなす行為の限界をみるようなオリンピックの輝かしき遺産として

今メダルの偉業を残す選手の名を付けたコースを持ち地元民や地域の人たちにも愛される施設である筈の地が

何か触れてはいけないもののような扱いになってしまっているようなもどかしさも感じたり、

今に始まったわけでないスキー客離れと近い地域に三つも自治体系経営の持ってしまった地形的

気象的現象など有効に対処し繁栄できるはずなのに運営とか企業体の限界を感じさせる全体のセンスなど

如何ともしがたいものが固く複雑に固まったさまを見ているような気分になるのがこういう

地方のスキー場なのです。施設的には非常に使いやすく設備も整っていて安いしこんな利用しやすいもの

があるのになぜもっと活用しないのかと逆に思ってしまうほどもったいない感じがするのです。

外国人も大挙して押し寄せないし人も少ないから逆に大雪の次の日に狙ってきてみようかという

他の地域に住む我々スキーヤーからすればまた雪の良い日に来てもいいスキー場と記憶するも

果たして他の志賀や野沢や八方を差し置いてまた来るかはやはり温泉にしろ魅力が足りない

印象は強いのです。しかし、新幹線や高速の設備は整っているので後はもう一押しはみんなで

協力し合えば容易に用意できることであり、さらに発展させる方向で運営団体の今後の頑張りに

期待したいという気持ちでいっぱいで今旅行を振り返っています。

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戸隠スキー場

2019年02月27日 23時54分49秒 | スキー

最後は本命として一番の目的地の戸隠を残しています。

二日目の朝は昨日の団体のほかもう一つ大学の札が増えていてさぞ

朝も渋滞があるかと思いきや朝に現れた大学生は数人で渋滞なく食事の

会場も閑散として始まりました。

また幹事役が現れて食事をしている人たちに話をするのも一遍に行かず

テーブルごとに行われていました。聞こえてくるのはもう今日は滑らないという人は

どこかに待機場所があるとかでそれに応募する人も何人かいてわざわざ長野に来てもう

滑らずに何をするというのかとやり取りをつい聞き耳を立てて聞いてしまうのでした。

彼らの昨日の行動はほぼ私と同じであり、昼は彼らは団体で無料休憩場で弁当を

食べるという寒々しい光景でした。食事場所があるのに冷たい弁当とはという気の毒な

感じがしましたが、昼はフリーでそれぞれ好きなところでどうぞというのではいけなかったのでしょうか。

まあそんなことはよいとして、今日は彼らはまた同じ雪のなくなった飯綱高原で滑るのでしょうか。

そんな事を思いつつ私たちは8時半にはチェックアウトしました。

 

宿から戸隠まで10K程です。

山道を行くとやがて八方の山々が見えてきて雰囲気が変わります。今まで町らしいものがなく

建物はペンションや別荘ばかりでしたが、普通の民家が現れやがて旅館や宿坊が並び門前町の

ような風情が現れ外国人観光客の姿も見られました。

こんなところにスキー場があるのかという山道を行きペンションやらロッジが現れたかと思うと

突如巨大なコースが現れ見慣れたあの林を串抜きにしたようなコースが見えました。

 

今まで滑ってきたスキー場も一日滑るには十分な規模がありましたが、こちらは大きさや

施設の多さ、ベースのお店の数も違い大規模スキー場の様相です。構造も至ってシンプルで

二本のリフトを乗り継ぐだけで簡単に最高点に立て快適に飛ばせる斜面や非圧雪急斜面や

圧雪した急斜面など滑りごたえのあるコースがそろっているのです。ベースの施設も規模と

内容ともに今までの所と違いカレーとラーメンなんて食事なこともなく、ベースに店はたくさん

あります。途中廃墟のロッジが雪で屋根がへし折れている光景やゲレンデ内にある閉店している

店など時代を感じるものもありますが、何かの大会が開かれていたりこちらは非常にまだ盛ん

といった面持ちです。こちらも外国人の姿はなく、どこかの大学のリブを付けた団体とか

色々なグループがそれぞれ大声で呼びかっていたりボーダーのグループが一人の指導者に統率され

て動いていたり今までにない雰囲気でした。コースはやはり昨日と同様ガリガリでとりわけ非圧雪の

雪は禿げも多く誰も滑っていないという感じでした。

 

ここのコースの素晴らしいのは普通よくある上部が上級者下が初心者というような区分けがなく、

初級者でも最高点に立てるしこの見晴らしを楽しめるというところで上級者コースも多彩です。

私も田中陽希の300名山のおかげで山の景色とか山の雰囲気や名前を具体的に知り、いつも眺める

アルプスの景色もより知った山をながめる感じになりました。目の前の戸隠山なども蟻の塔渡りがある

ことや修験道の道だったことや忍者の修業の場だったという伝説も身近に感じるのでした。とはいえ

別に戸隠神社に参拝しようとも観光していこうなどという気も起きませんでした。

 

ただ、はるか先に見えるリフトの到達点にどうやって行くのだろうと頂を眺めるのでした。

 

よく見るあの串抜けになった三つのコースに行くにはどうするのかと気持ちは早圧雪の縞々が

残るうちに早く滑ろうという気持ちになるのでした。しかし、メインのクワッドリフトで

大方のコースに行けて取り分け目の前の斜面にも簡単なコースで行けるのです。ただ数が多く

どこから滑って行けばいいのかという事ですが、全部滑りつくすつもりですから

端から滑って行けばよいわけです。

雪はガリガリですが圧雪された中斜面は気持ちよく飛ばせ人工コブラインもリズムと形の違う二種類があり

気が利いています。ただ、細かい方はブッシュが出ているところもあり全体的に雪不足なのかという感じです。

中社というゲレンデの方は非圧雪急斜面なのですが、ブッシュが出ていて滑る人も全くいなくて私は全コース

制覇のため六度は降りているのに一度も他の人と遭遇したりリフトに他人が乗っているという事もあり

ませんでした。

 

よほど暇なのか私が写真を撮っているとリフト小屋からわざわざ出てきて話そうとするほどです。

後で解ったのはこの中社の駐車場に車を止めてスキーをすれば帰りにわざわざあの細い道で温泉に来なくても

スキー場の駐車場から歩けるのです。そうすればどろどろの温泉の駐車場に車を入れなくても済みます。

しかし、有名な蕎麦もこの温泉もどうしても味わうべきというものだろうかという気もします。

八方や志賀に行くより近いから来てもいいかという程度でベースに泊まりたい宿もないし温泉宿もないと

なるとここでリゾート感を感じるという事にはどうしてもなれないというのが今回のこの界隈の

スキーでの感想です。斑尾や野沢、志賀に八方と温泉とリゾートにはあまりにライバルは巨大で

有能です。

 

ただ、山を眺めながら滑る滑走感や新雪降りたての未圧雪急斜面はさぞ心地よいだろうとその時季には

訪れる価値があるかもしれません。雪質も三日間の中では一番よく、コースの数や滑りごたえでは

抜群に良いと言えます。蕎麦ももちろん食べました。ラクレットが有名なゲレンデ内にある山小屋風の

レストランも寄りましたが別に他にもこう言う所は寄ったことがあるしいまさらという感じです。

今でも四つのスクールが存続するなど人気は万全なのかもしれません。長野駅からシャトルバスも出ていて

それとリフト券のセットなども売りに出ているようです。長野インターより30分という利便性と長野という

都市部からいきなりリゾート地と山岳地帯の風景を楽しめるという立地など生かせるものや可能性も

ある地であると感じます。今回三つのスキー場を巡りましたが、皆公共団体のようなところの経営で

十分にマネージメントできていない感じは感じました。安くて空いているという現状をより生かし

決して地元の雇用を消したり、廃止してしまう事のないようより良い発展のためにマネジメントして

ほしいと思いました。

 

 

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誰も言わないけれど

2019年02月26日 23時54分53秒 | スキー

二日目は朝食の渋滞から始まりました。昨日の団体が全く同じ時間に

バイキングの会場に現れたので食事会場に入るのに渋滞行列となりました。

そして、列の破壊力で食材は次々になくなり渋滞に拍車をかけます。

オペレーションがまずいのは明らかで他のホテルならこんな程度の人出では

渋滞しません。そもそも出ているものが少なすぎて順番で列を作って取るしかない

構造に欠陥があります。

 

見ていると団体は全員がまだ席についていないのに幹事風の男がいろいろ今日の説明

をして最後手を合わせてと号令をかけていただきますと言って食事を開始しました。

 

彼らの予定は私の朝の予定と同じタイムスケジュールで出発も同時刻でした。まあ同じに食事

を開始したから同じ時間になるのも当たり前かという感じで、ただ驚いたのは彼らが行ったのも

私と同じ飯綱高原スキー場でした。しかし、広いスキー場でバス一台できたからといってもなんの

支障もあるはずはなく、ただここで指摘しておきたいことと後で感じたことと私が犯した失敗を書いて

置くとここは昨日と同じ利用者ファーストの施設であり、ベースが三つありそれぞれに暖房付きトイレ更衣室と

無料休憩所があります。私は何の気はなくたまたま第二駐車場にしました。

 

そうしたところ宿の大学もバスが後から来てご一緒することになったのです。ここは一番大きな無料休憩所があり、

滑り出すにも駐車場とリフト券売り場と乗り場はどこも近いのでどこでもよさそうですが、実は第三駐車場は

リフト乗り場まで登りで歩かなくてはならないし、トイレは駐車場の入口のところでここに降りとるまた歩いて

リフトまで登らないといけないのです。そして、私が止めた第二は一番広い無料休憩場とその二階には食事場所が

あるという食事以外はおおむね平坦です。駐車場も一番広いのです。ただ、ここの食事処は昨日のゲレ食と同じ

メニューであり、値段もまあ同じようなものです。つまりどこでも同じカレーとラーメンとカツしかないという

悪しき風体で後にコーヒーを飲んだ店のメニューを見てなんでこっちにしなかったのかと思うのでした。また、ここを

ベースにすると最初に乗ったリフトから次の山頂に行くリフトには少し登らないといけないという微妙な連絡と

なっていて昨日より寒くガスで見通しが効かない中ガリガリの斜面を滑るというつらいコンデションでした。

昨日より多い上級者コースがあり滑りごたえが昨日よりあると期待されたのにガリガリの不整地は雪不足で

禿げが目立つ斜面で止めるようなエッジングを繰り返し筋力を消耗するだけという滑りになってしまい面白みや

滑走感の乏しいものになってしまいます。ここも9時から滑り出して一時間もすると全コース滑り切り、リフト代は

昨日よりホテル割引で安くなり2000円とこれまたいつもの半額以下です。そのせいか昼頃には私が止めたところ

の車もみんな帰っていき午後には何台も止まっていませんでした。昼過ぎにガスが晴れて樹氷が見られきれいな景色も

見られました。ここも昨日と同じく外国人の姿もなく人は少なくかつて里谷多英が1998年モーグルで金を

とったコースという事でコース名も里谷多英というのですが、今では彼女の名がマスコミに出ることも当時を振り返る番組も

ありません。2010年まで5大会に連続出場したのにこの扱いです。

ここはコース的には整地から不整地急斜面までいろいろな斜面があり、なんちゃってモーグルやなんちゃってクロスなど

色々と楽しめます。なんちゃってモーグルは日陰にあり一日中ガリガリでしたがここはずっとコース

アウトせず最後まで降りられました。雪質がよい時なら繰り返し急斜面を楽しめるところもあり

急斜面も違った印象になるでしょう。一日中雪不足なので注意して滑れというアナウンスが流れる

状況でスキー場の人も来週まで持つかどうかと言っていました。雪質がいい時にまた来たいものです。

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新たなスキーリゾートを求めて

2019年02月25日 23時54分43秒 | スキー

斑尾で林の中に突っ込んだり新雪に突っ込んでいくような

滑りばかりで、ゲレンデでの練習やまともな滑りをしていない

今シーズンのような感じがしていて、それに雪の降りしきる中

見通しの効かない中を初めてのスキー場を巡ったりとストレスフルの

今シーズンのスキーですが、さて次に巡るのはと考えた時にリゾート感を

感じられるスキーならまたタングラムに行けばいいと思っていましたが、

それではあまりに家族の理解も得られないとあれこれ選定しますが、まず

極上のリゾート感を得るにはベースにホテルがあってそこの前に車を安心して

止められる駐車場があるというどこにもあるスタイルながら実際には当てはまる

所はわずかです。

 

草津噴火以後新しいお気に入りを見つけるため今まで行ってないゲレンデを

目指すという当初の目標と人生は短いので同じ行動をしていてはいけないという

ラジオで聞いた誰かの人生訓からまだ未知のゲレンデを探しますが、次に行こうと

したのは高速のインターから30分程度のところで探しだし俄かに浮んだのが

戸隠高原です。

 

ゲレンデ直結のベースにホテルもあり、コースレイアウトや規模ともに泊まって滑る

だけのものを備えていそうでした。ですが検索していくと私が求めているものと

違うものを感じてそこに予約する気になれませんでした。

 

近くのホテルはなく民宿のようなのばかりです。

 

やっと探したホテルは飯綱高原でした。そして飯綱にも二つのスキー場があり、

どちらも行ったことがないところです。二泊してこの飯綱リゾート、飯綱高原、

戸隠高原と三つを巡る旅としました。残念なのは本格的な温泉がないことです。

 

ここで泊りの時に注意することを書いておくと今までの経験でスキーでゆったりと

リゾート感を得るには高いリゾートホテルなんかより安くておもてなしのこころを

備えたスタッフのいる設備のしっかりとしたものです。

 

一万円以下でもそれに適う所は結構あり、気を付けなければいけないのは安いと

本当に古くてひどいところもあり、ペンションなども煩わしいことの方が多く

設備はひどいという方が大方です。

 

そして、宿泊プランを選べて同じホテルでも料理と部屋でランク付けされるのですが、

決してそういう手に乗ってはいけません。高いプランを選んだからと言って得られる

満足感は高くありません。得られるのは自尊心だけでまんまと戦略にはまってしまったと

いう後悔だけです。

 

そんな意味で今回選んだのはゲレンデサイトのホテルでなくて安くてもそこそこの設備を備えた

所となるとふたつしかなく、そのうち一つは大浴場がないということである方のホテルにしました。

ネットで予約しますが、最近はサイトによっていろいろと値段が違い前のようにじゃらん一択で

良いというわけにはいかなくなっています。今回も前回同様宿のホームページから予約しこれが

最安でした。

 

ネットの情報では三つのスキー場は合併で長野市営となりどこも経営が厳しいという話でしたが、

ホームページを見てみると三つとも独立したページでカラーも違います。最新のデザインで作られた

戸隠の物は垢抜けしていますが、ほしい肝心の細かい情報が伝わりません。他の二つはどちらも

前時代的な古ーいデザインでリゾートの方は自虐的露出のキャラで努力の跡の見える不思議空間の

趣のあるもので一番最初に訪れるのはここにしました。

 

長野に入り高速からもこのスキー場の上部がよく見え近づくにつれあそこで滑るのかという感じに

迫ってきます。長野市内から30分と市民のスキー場と言われますが、立地的には飯綱町であり、飯綱高原と

戸隠高原は長野市営ですが市が直接の経営でなく、社団法人とか第三セクターという一見なにもなさそうな

母体ながら実際には複雑な地元利権とか地元有力者とか構造が下にはあるのでしょう。だから狭い地域に

三つのスキー場がトータル的マネージメントもされずに税金を垂れ流すような赤字経営のまま処分もされず

有効的な集客もされず放置されているのでしょう。

 

散々外国人であふれるスキー場で滑ってきたのでこのような利用者ファーストのスキー場で滑るのは久しぶり

の感じで名前こそリゾートスキー場ですが、町のスキー場という感じと滑っている人が少なく若い人と年寄しか

いないというリゾート感とは程遠いものがあります。

 

リフトは三本でコースはその両脇にあるだけというシンプル構成で上から順番に上級中級初級と区分けも

至って簡単なものです。スキーウェアに着替えてブーツに足入れするだけ汗がでる暖かい日でした。

当然下までガリガリでもう雪質とか新雪などと言えるものが味わえない時期となってしまいました。

信州中野インターから30分程度で着いてしまい、一日券も50歳以上シニアで2200円と格安です。

 

でも一時間も滑れば全てのコースは滑れてしまい、最初初日に飯綱リゾートと飯綱高原をはしごすることも

考えましたが距離やリフト料金的にも可能ですが、このガチガチの雪質では体力消耗は激しく気分もがつがつ

次のコースを欲する感じにもなりません。

 

早めに昼にして家族をホテルに送っていきました。

ホテルは大概チェックインは3時ですが、早く行っても直ぐに部屋に入れることが多いのです。

ビル街を抜けて高原にくると白樺林や湖と一気にリゾート感が増し、私のように律義にひとつひとつ

端から滑るなんてことはしなくて長野市内の気の利いたホテルに宿をとり温泉とゲレンデを選ぶのも

良いかもしれません。

 

とはいえ雪道や山道を毎日仕事のように山に通うのもリゾート気分ではないですし、一番はベースの

ゲレンデ直結のホテルで過ごすのがベターです。

でも長野市民は温泉と新雪を気軽に楽しめる環境がありそそる住環境です。

前回の斑尾ではまともにコースを滑るより林の中で遊んだので普通の滑りをするのが久しぶりで

ガリガリのコースはより硬く感じるのでした。

モーグルコースができていて調整中滑走禁止と札が立っていて使えないようでした。誰も滑って

いませんがデラ掛けお願いしますとも書かれているのでデラ掛けして降りることにしました。

すると段々滑る人が現れ中にはジャンプ台まで使用する人も現れました。

 

元モーグル選手の宿があり、スクールもやっているというのを見たのでその人のコースなのでしょうか

一番上のリフトの中間駅で降りると繰り返し練習できるのでしばらく常駐しました。その他林間コースが

あったりなかなかシンプルな構成ながら色々な滑りができ一日いてもたった2000円で十分堪能できました。

上のリフトが1530で終わり暑くて体力消耗も激しいのでそのまま降りて上がりました。宿に行っても温泉

ではないので来た道を引き返し天狗の湯という沸かしの温泉に行ってみることにしました。

 

ここは来る時に通った湖のところにあり、ノルディクウォークのコースがあったり氷上穴釣りをする人が

いたり冬でも温泉に訪れる人は多いようでした。来るときには氷上にテントが張ってありましたが、入浴時

には一面の氷の湖で露天風呂から見る景色はとてもきれいでした。温泉はプールのような匂いで満ちており

毎日通っているかのような感じの人が多く、にぎやかでした。リフト券で割引ができるとなっていてどこの

リフト券とかいてあるのですが、飯綱高原や戸隠高原などはICチケットだから持ち帰れないのにどうするんだろうか。

私の券も引き渡して割引となり、買った券も手渡して入浴です。売店ではいろいろ手作りのものがあり

思わず買いそうになったけどこれから宿に入り直ぐ夕飯なのでどうにか思い留まりました。

 

宿に向かうと宿を検索した時に出てきた他の宿の名が出てきてああここかあと懐かしいような感じです。

ただ予想した通り、ペンションはどこも寒々とした風情で規模ともになんとも心細い感じで雪の中で

佇んでいました。白樺林に湖と高原の景色は非日常感にあふれていてリゾート感満載です。

宿に向かう途中に飯綱高原スキー場があり、リゾートよりお店の数とかにぎやかな感じです。明日滑りに

来るからなとあいさつしつつ、通過すると直ぐ宿でした。宿から一キロちょっとくらいです。

宿に着くと宿には歓迎看板に団体名があり、三つの大学が泊っているようです。

まあ外国人の団体よりいいかと思いつつ実際夕食時はおなじ食事会場になりびっくりでしたが、そんな

三つの団体の割には少ないんじゃないかという人の数でした。ホテル内の売店は品数と種類ともに少なく

かといってコンビニなどの店は周囲になくもはや寝るしかないというリゾートは始まるのでした。

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求めたものがなくても

2019年02月13日 23時54分56秒 | スキー

滑りを終えて一番印象に残るのは新雪滑走の気持ち良さとか圧雪コースの

カービングターンとかより、平坦なところをひたすら進んだ苦労です。

斑尾のゲレンデは斑尾から滑るとまず下りがありメインリフトに辿り着くと

いう解りやすいコース配置で繰り返し滑ったりコブのラインがあったりと

よくその構成は知っているつもりでしたが、タングラムからアクセスすると

まるで印象が違う感じなのです。まず、コースの一番左端は非圧雪のロングコースで

誰も滑る人がいない最高のコースですが、このコースの後はだらだらと平坦の

長い移動を強いられ次のリフトに乗るのに大変な苦労をします。

 

さらに真中のメインのリフトのうち一つが止まっていて四人乗りリフトしか

なく、これがものすごい混雑します。このため左のこのコースやその隣の林間などを

繰り返そうという気になれず、早々に元のタングラム隣接辺りに引き返す気になります。

 

タングラム側から斑尾に行くにはクリスタルに乗って頂上から行くかバンフという

日本なのに何でという名前のレストハウスの前から横移動します。すると歩く歩道が

ありいらいらとこの短い登りをするのですが、今日は朝一だったからか動いておらず

そのまま横移動をしました。この平坦の横移動のやるせなさと無駄な感じがいやでなのか

一日滑り終わって色々と滑りを思い返すとこの辛い平坦移動を思い返すのです。

 

今回初めて味わったコースや林間コースでまた知った楽しみ方があり、今まで好きで

なかった林間コースもこう楽しむと良いという事が解り何かまた違った魅力を発見した

感じもしました。

 

いつもは降りない中間駅から上の方が昨日に引き続きガスっていて見通しが効かない

ので、横移動したら見慣れないコースがオープンしているという表示があり、入り口に

金髪女性二人が何やらああだこうだとコースの行き方を言い合っているのを見かけ

そうなのと思いつつ、入ってみました。

 

八甲田山のツアーで林間コースを案内された時にはけもの道をたどるような試験を受けて

その滑走能力を試されているような感じでしたが、これは広大な規制コースとみるか

自然の遊び場と見るかただただ新雪にこだわり進んでみるのか、全くの自由でどうやろうが

どう滑ろうが楽しい方に滑ればよいという極めて自由でコースでは味わえない心地にさせます。

 

そして、スキーの場合なるべく尾根筋を通り、簡単に谷底に降りないことです。

 

底に降りてしまえば堅い普通のコースと変わらない道となり、意味がないので

人が踏んでいても尾根を行くとまるでコブコースのようにラインを辿って行けて

滑り方もコブと同じです。昨日感じた踏ん張りの効かない左のひざもあきらめたのか

のように痛みを感じることもなく、かといって今まで通りのゆう事を聞く風もなくと

夢中に深雪を滑るには問題なくなりました。

 

とはいえコブ練習をしようというほど万全とも言えず、昨日と同じ雪が降り募り、風と

ガスの中、バックカントリーのようなゲレンデ巡りをするのでした。昼にはまた

外国人でごった返すレストランでピザを食べ隣の中華民の大声の会話に閉口し、

気になる車の状況を見に行きました。車の上には思ったほどの積雪もなく、ただ

除雪車が掃き寄せた雪をどければ出せそうでした。

 

宿の食事の時には出会わない外国人ですが、スキーロッカーは中華民でごった返し、

リフト券売り場に並ぶのは西欧人ばかりとどこから湧いて出てくるのかという

感じです。ホテルも今まで泊まっている中で平日では一番の混み具合でした。

 

それでも斑尾のメインリフト以外リフト待ちもなく、概ね快適です。

 

バックカントリーのような滑りを堪能するにはやはり計画も必要で、さきほどの

始めて滑ったクリスタルボウルも中途半端なところに出てしまい、繰り返し行くには

横移動をしなくてはなりません。

 

つまりその横移動をなるべくしないようにいかに多くのパウダーを経験するには

どこをどうとおりどのコースを行くか組み立てなくてはいけません。

とはいえ、思いがけずというのが旅の醍醐味であり、他人に煩わされるとか

何かのアクシデントがいつまでも旅の思い出になるという事が重なるとすんなり

計画どおりがいいのかという事もあります。なんでも理詰めなんてつまらないのです。

 

例えば昨日封鎖されていたホワイトラインの脇を行く人を見かけ人の行った後を見ると

ロープの端にぶどう谷オープンという表記があります。こんな林を滑らすのならコースを

開けた方がよいだろう毒づきながらも入り口まで登って行ってみると確かにパウダーが

沢山あり、まっすぐ行くには木が込み過ぎ斜めに行くと簡単にホワイトラインに出てしまいます。

すると上から人が降りてきてコースの入口を見るとロープの一部が開いているのが見えました。

 

こういうやっているのかクローズかというのは最近多く、開いていると思っていっても時間で

閉じていたりとなかなか簡単にはいかないという感じもします。それで計画が必要などと

いらぬことを忠告したくなるわけです。

 

今回期待したタングラム頂上から望む野尻湖とそれを見ながら滑るレイクビューコースなど

雪が降っていれば見ることもできず、今年できたらしい野尻湖テラスなども寄ることなく

終わってしまいました。

 

帰りは来た時とは違い、遠回りですが、信濃I.Cから帰りました。

これだと見れなかった湖も見られます。

道路に雪もありません。高速に乗る前にチェーン規制があり、一旦停車させられました。

しかし、50Kの規制がかかる中、道路に雪はなく降ってもいません。こういうおかしな規制

が多いのですが、バカにして飛ばしていくと捕まるというのがよくありますから注意が必要です。

 

 

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タングラムで知ること

2019年02月12日 23時55分54秒 | スキー

福島で星野リゾートを体験し、ふと感じたリゾート感への疑問と

猪苗代湖を見たら野尻湖を見たいと思ったこと、それとあれこれ聞こえてくる

諸々のスキー環境の変化などなど今までさんざん見てきた野尻湖ですが、今見たいと

思い久々に訪れてみました。

 

いつもと同じタングラムに予約して今の時期出かけたのは今なら一番雪があり、全ての

コースが滑れるだろうという事と、いつもは料金が下がる三月に行っていましたが、今年から

リフト付きのプランのリフト券が斑尾共通となり、今まで現地でマウンテンパスという追加

料金3000円がかからないことになります。となると今の12300円も三月の料金と同じだと

雪の良い時に改めて全てのコースを滑ってみようと思ったのです。

 

というのは今年は今までないことになっていたキングスラロームへ山頂から滑り込めることに

なっており、さらにレイクビューコースという山頂からフォレスト、ヴィレッジという尾根伝い

のコースが復活しています。それも雪のあるうちに行かなくてはまた閉鎖されてしまうとことも

あり、久々にレイクビューからの望む野尻湖を見てどう感じるかと楽しみにしてでかけました。

 

長野から高速道はチェーン規制が出ていましたが、朝7時にでて道路は順調で空いており、長野

に入っても雪は降ってませんでした。今回も前回と同じ豊田飯山から斑尾経由でタングラムに行く

予定でした。一番最初にタングラムに泊まった時にもこの道で来たはずです。その時は斑尾に

車を入れそこで滑ってからタングラム入りしました。これが一番秩父から行くには近く合理的な

アクセスです。ただ、今回のようにリフト券付きだとタングラムにチェックインするため信濃I.Cから

タングラム入りしていたのです。前回帰り道にこの道路を通ると今までよりずいぶん近くなった感じが

したのと高速道路も安くなるので今回は豊田飯山からタングラムに行きました。高速を降りて14K程

です。ただ、信州中野辺りから雪になり、降りはどんどん強くなり、高速降りてからずっと除雪車が

通ったばかりの圧雪道でずっと雪の溝を行く感じでした。前回は短く感じたアクセスが雪と山道で

かなりの緊張がつづきやっとタングラムに着きました。

 

一番雪のある時期だけにアクセスも車を止めるのも大変です。駐車場は雪に埋もれた車だらけで

車があるので除雪もちゃんとされておらず、いつもなら近くにおける平日なのにかなりはずれに止めました。

こうなるとスキー場に着いたのが10:20なのに滑り出しは11:00時となってしまいました。

真中のクワッドリフトから左の第一リフト、第二リフトと乗り継ぎ山頂に立つと閉鎖となっていた

レイクビューが開いています。とはいえもともと非圧雪の木が刈られただけの尾根ですから

目の前に斜面が広がるというロケーションではなく、毎度の非圧雪急斜面で最上級者専用という

脅し文句の看板だけのお出迎えで、やっとこれたという感慨もそもそも雪とガスで視界も悪く

ワクワク感もないまま降りていきます。

 

普通コースなら非圧雪でも平坦でここがコースであると認識できますが、木がないところに

雪が山状に積もり、これでは林の中へ行けと言わんばかりの山もりで他のボーダーたちと同様に

私も林の中に行ってみました。林間コースはあまり好きではなく、ただ林間をまっすぐ行くしか

なくターンを決めるという事もなく人が行った方へ行くだけです.それでも新雪はたっぷりで

雪質はこの間の福島よりましなパウダーでした。

 

林間を抜けキングスラロームと抜け下に着くと汗だくでこの一回でお昼にしました。

 

滑っているのは福島同様外国人が多く、ホテルのランチレストランも外国かという感じです。

今時はホテルのスタッフも外国人だから余計そう感じます。西洋系の人が多く、これは

斑尾に行くとがらりと感じが違います。クリスタルのシングルリフトが止まっているので

それから左のリフトへ行くのはやめて15リフトとスカイラインを使って滑りました。上に行くと

ガスで2,3M程度しかなく、コースに出れば非圧雪でも踏まれているのでどこでもターンできますが、

林間では先を見通せず先行きの見えない中を滑っている感じが強く、さらに福島の時以上にひざが

踏ん張りがきかず新雪でのターンができない感じで林間を避けコースを行くことにします。

 

午前中は林間に逃げたため確かめられなかったレイクビューへ行くとロープが張られていて

行けませんでした。さらにホワイトラインもロープが張られていて滑れません。するとその脇を

林に入る人がいてあんな林を滑らすならすんなりコースを開けろよと思うのでした。そういえば

今までもこういうコース閉鎖とリフト休止があるというのが平日のスキー場です。ただ、3月の

雪が少なくなった時期と違い豊富にある今の時期はすんなり開けろよと思うのでした。

 

ただし、いつもはガリガリで気持ちよくないビレッジコースは深雪未圧雪で楽しい感じでした。

 

ただ新雪を滑ると体力の消耗も激しく山頂から一本行ってくるとハアハア言って汗をかいており、

お昼を食べてから二回も休みをとり水分補給を必要としました。結局何本もこなすことなく、

主だったところはひと通り滑ったかなと言う所で終了となりました。

 

ただ今までのコース図にあるところだけを滑っていたのとは違う新雪を求めて林間に入ったり

非圧雪のコースを行くと今までの既存のコースとは違う姿というか魅力を感じたのも確かで

ただ問題はその境界が非常にあいまいでどこが滑っていいのか解りづらいのです。

 

前から一番左のリフトの右側は木がまばらで斜度もなくリフト線との間もあり、滑るのに

格好なコースですが、今までは誰も滑る人がおらずそれはコースと林間のロープや境界線と

禁止表示が厳重だったからです。今ではコース入り口の方にロープがあり、林間にないという

ケースがあり、解放林間なのか厳重禁止林間かの境界が一層解りづらくなっています。

 

それだけコースを閉めている理由が知りたいところですが、それはどうやら雪付きの悪さから

雪崩になりやすいということらしいです。

何度も来ていてコースは何度も滑っているのに尽きない興味が湧くそんな不思議なゲレンデと

なった感じのタングラムでした。

 

不思議なのは夕食会場でも感じました。平日なのでそんな泊まっていないのだろうと思ったら

夕食会場は人でごったがいし、バイキングの料理もすごい速さでなくなっていくのです。

そして、不思議なのはあれだけいた中華や西洋人は消え、全く日本人だけが溢れていて子連れ

の家族もいます。こういうのがせっかくのリゾート気分をげんなりさせますので、近づかない

ことです。結局雪は一日降り続き、朝止めた時雪から車を掘り出している人がいましたが、

明日はあれを私もしなくてはならないのかと思いながら寝るのでした。

 

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リゾートという欲求を想起させた地へ

2019年02月11日 17時36分28秒 | スキー

タングラムを目指すのはそもそも福島で見た猪苗代湖の風景からでした。

 

またその後、私が大好きな奇想建物とあの有名な大内宿とか新撰組ゆかりの地とか

猪苗代湖の近くには見逃した観光スポットがあり、これはスキーだけで見逃していたことに

大変もったいない思いがしてまた近いうちに行ってみようという気もしています。

 

さて、猪苗代湖を見たことでなぜ野尻湖なのかという自身の気持ちを訝るところもあり、

それを探るように予約を入れたタングラムですが、すると不思議なことに斑尾の経営が

変わっていたり何か今年の変化がいつも感じて求めていたものにどう影響しているのか

興味も湧いてくるのでした。

 

昨年久しぶりに訪れた八方も昨年始まったskiTVの影響もあったと思います。

 

その八方も今年の変化は色々とあるらしく、それを伝えたテレビ番組ではスキー人口が昨年

増えたという話題から外国人が多く訪れその目的が雪質という画の作りでした。しかし、滑っている

姿とゲレンデは圧雪したいつも見るビックゲレンデの様子で外国人が言う人生で最高の雪などという

雰囲気ではないのです。ところが先週のskiTV2の滑走シーンなど見るとはるかに魅力的でそもそも

リゾートとか雪質とかどんなイメージで伝えているのかと疑問に思うような番組でした。ですが、

今年ラフォーレは外国資本のマリオットにリブランドするというあっと驚く報告もあり、興味深く

みました。昨年宿泊する時にラフォーレか東急ホテルか悩んで東急にした経緯もあり、変わるんだったら

その前に泊まっておくんだったという気もしたのです。

 

それともう一つ重要なことは外国人が来て売り物のリゾート物件など直ぐに売れてしまうという状況を

ニュースでは聞いていましたが、昨年見たのはやはり町として衰退は強く感じられリゾートという幻想を

強く感じ、本来あった人々の生活は確実になくなりつつあり、民宿や小規模な地元の宿などどんどんなくなって

いきつつあり、放置すれば町そのものがなくなってしまうという危機感です。

 

それがリゾートなどという現実離れした地を創造しようとしているのであればいびつな生活者や競技者の

育たない不自然な地に変わってしまうのではないかという懸念を持つのでした。

 

そんな事もあり、今年もまた白馬に訪れと見ようと思います。まずはタングラムからです。

いつものオーツキにきょう板をとりに行き、昨年あたりからできる足の水泡について店主に

聞くとcw-xのせいだというのです。靴下を下にするとよくなるというのですが、それでは

cw-xを履く意味がなくなってしまいます。

 

足がかゆくなったり、肉刺のような水泡ができるのも筋肉を締め付けて疲労を軽減するという

目的のために我慢すべきなのかそれともcw-xは余りスキー向きではないのかと考えてしまう件に

発展してしまいました。

 

この間のskiTV2ではなんと上原由さんがでていて見ていてわからなかったんですが、改めてみると

あのskinowに出ていた上原由さんなんだということで、当時の絵を見つけてみてみると1995年という

滑りが出てきて滑りでも時代が解るんだなあという変な感じなものを思いました。skiTVの滑りは今風と

いえば今風であり、でも経歴でいう全日本代表のアルペンレーサーの滑りだとすれば競技者の滑りも年と

ともにこうも変わるのかというイメージで、さらにskinowの滑りはぴょんぴょん跳ねているような滑りで

これもあれ―時代と言えばそれまでだけどアルペンレーサーの滑りというよりアイドル的な感じで競技者や

デモンストレーターよりモデル的な売りだったのかと思うのでした。時は残酷と見るのかいや今でも滑ってるんですね

懐かしいとみるべきなのかなんとも即答できかねる滑りの映像でした。

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福島のスキー忘備録

2019年01月24日 23時58分24秒 | スキー

外国人旅行者には高速乗り放題2万円定額というサービスがあると

聞きました。常々このブログに書いているように休日の混雑の多い時に

休日割引という混雑を助長するようなものがあり、かつてあった通勤割引というスキーに

最適な割引はなくなりました。欧州先進国ではスキー休暇があり、それもみんなが同時に

とると混雑するというので割り振りになっているという気の利きようで人生の楽しみを

知る制度となっています。

 

ところが日本ではスキー場の破綻が相次ぎ都心から遠いスキー場は滑っているのは外国人

ばかりという状況です。

 

こういう状況はテレビなどでは紹介されません。

 

地方のスキー場というのは第三セクターという組織で立ち上がり、もともとつらい歴史に

さらされた中山間地に利権と税金が複雑に絡み合う構図があり、時代の激しい波にそういった

組織は経営的に行き詰まり、バタバタと消えていくのですが、同時にバブルの崩壊という

金融機関の整理が始まるとよりその行方に暗雲が立ち込めます。

 

ただ、毎年閉まるスキー場があるなか、昨今はしばらく閉鎖されていたものが復活するという

のもあり、ただ単に経営センスという事だったのではという感じもします。これは温泉地やかつて

リゾート法ができ作られたホテルが破綻したものが軒並み次のホテルに買収されていった

のと同じです。ただ違うのは今まで日本人が顧客だったのがほとんどが外国人になっていると

いうことで、彼らは税金負担がなく、安くツアーができる制度が整っているから日本の不便な

スキーツアーにやってきているのです。

 

今年消費税が値上げされますが、これなど何のための値上げか解りません。

 

国民が税負担して外国人にサービスが与えられている現状に誰も不安や文句を言いませんが

これは健全な状況ではないし、早急に外国人労働者を受け入れを決めたやり方などなにかに

強いられて国内の安全や税体系や社会保障にひずみを生じさせる行動をとるのは誰の指示なのか

非常に気になります。

 

少子高齢化と人手不足ばかりがクローズアップされ喧伝されていますが、日本の何かが

売り渡されつつあると感じるのは私だけでしょうか。

そもそも日本の主権が戦後本当に取り戻され元通りの主権国だったのかという疑問さえ、最近の

韓国関係とか国際的立場を考えると思えてなりません。それに比べ大国とはいえ所詮発展途上国と

思われた中国は着々とその覇権主義を発揮し世界の強国だという威勢をただの虚言でないことを

示し始めています。

 

そんな外国人にサービスする状況の高速道路にこの福島行きも面倒な手続きと制約があるものの

割引があることが解りました。冬のドラ割というもので、これはスキー場のホームページをチェックして

知りました。これにより花園から磐梯高原が定額になり、経由も自由ということなので少し遠回りですが、

花園から高崎に回って行くことにしました。一昨年シーズンに行った会津たかつえスキー場の時も

東北道に乗るのに二時間近くもかかりましたが、花園からずっと高速の方が早く着きます。もちろんその分の

高速代が気になるところですが、それが定額で安くなっているのでこれは私のための制度だと感じましたが、

実際埼玉県民のための割引なのか首都圏を含めた人がこれを使うのか疑問に思うものでした。

 

東北道に近い人は休日割引の方が安くなるし、首都高や圏央道はこのドラ割には関係無く定額で加算される

ので、どれだけの人がこの恩恵にあずかるのか甚だ疑問なのです。こんなのも外国人の消費税無税の旅行代金に

比べたら割引は微々たるものです。リフト券とかクーポンなども調べても百円二百円の割引なのです。

これなども二泊三日とかリゾート感覚で数日の旅行をする人には地域パス的なリフト券を出していちいち券を買う手間と

面倒を避けた方がお互いの利益になると思います。

 

一日券とか午後券とかの料金体系にそもそもおかしい点があるのです。

 

スキー場に来た人は皆リフトに乗るわけですから昔のように駐車場から高いリフト券からまずくて高い

食事などどれだけ分捕れるかというスタイルがいまだに残るスキー場もあり、ユーザーの需要を自ら

断っているという現状を思わずにはいられません。

 

まずスキー場に来てどう過ごすのかというモデルイメージを作り何を売りにするか考える時期に

来ています。今は外国人が来ているから良いというのでは日本の売渡に貢献するだけです。

長野パスとか上越パスという一週間単位のパスとか二泊三日のパスを高速から宿からセットに

してその間のリフトは地域のどこのリフトでも乗り放題の物を作るべきです。

 

そうすれば今まで気になっていたけれど行けなかった小さなスキー場にはしごする人とか

今までない需要にこたえられ、地域の魅力もより発信しやすくなるはずです。

 

特に日程的に平日パックとして独自のホームページから高速や電車の手配宿の手配ができその場で

コード発行で全ての支払いもできれば相互利益が増します。既存の旅行会社やネット業者は反対する

でしょうが、それは行政や各業者でみんなでそのページを作り利益を分け合う仕組みを作れば地域の

恩恵は強くなります。

 

そろそろ一日券と食事パックだけという現状から抜け出ていいころです。

 

それも生き残りに何が必要か考えれば新たな需要にはただ家族連れをターゲットにしたり

外国人をより呼び込む取り組みより実現性が高いものがあると思われます。

 

例えば今回の二泊三日だと初日は10時半から11時に着くわけですが、午後券がある

所と四時間券のところがあり、どちらも一日券の五百円引きくらいなのです。場所によっては

午後一時過ぎでも一日券を平気で売るところもあります。

平日だと福島のスキー場は九時から四時というのが多いのですが、実際には三時に閉まる

コースがあり、三時には帰り行動になり滑るのは三時半までというのが実際です。上信越では

八時半から五時まで滑れるところが多いのにこれは滞在して何日も滑る人が多いからかこの

意外と短い終了になっているのかもしれません。

 

スキー場としてはもう動かしてしまえば電気代は同じなのですから、地域でフリーパス的に使えるリフト券

にした方がいろいろな使い方ができ滅多に来れないからこそ、小さなスキー場から大きなゲレンデも

はしごして楽しみたい人もいるでしょうし、何泊もするので雪の良い時だけ滑ればいいという人もいるで

しょう。それを可能にするには滞在中どこのリフトでも乗り放題にして、いちいちチケットを買う手間も

省くことを考えた方がよいです。

 

長野群馬などのビックゲレンデでは8日券とか一度買えばずっと使える券が売っていますが、その便利さを

思うともっとその枠を広げればもっとお客も呼べると思わずにはいられません。

 

今回そもそも私は猫魔から動こうとは思わなかったのですが、それはついてからホテルに止めればホテルに

出入りとゲレンデが直結している場所だとイメージしていたからで、猫魔とアルツももっと便利に行き来できる

と思っていました。しかし、斑尾とタングラムほどの行き来の自由さがあるわけでもなく、スキー場には

逆にリフト券は共通といいつつ隣りに行ってはいけません柵がありますという標識まであります。

 

ネットでは星野リゾートで管理していて相互に送迎しておりリフト券も共通という宣伝をしているので

もっと自由さがあると思っていたらお互いに滑り込むことができないし、車で40分も移動を強いられ

リフトの終了も三時半ではとても二つのスキー場を楽しむことはできません。

 

売りにしている新雪も踏まれていない雪が結構残っているのに入ってみると繰り返してなくなるまで踏みたいと

思うものではありませんでした。

 

草津のロープウェイを何度も使っても滑ったあの斜面とは違います。

 

ただ、樹氷の美しい山に人が少なく幻想的森の中のスキー場という現実離れした雰囲気はあり、

これはこれでリゾート感を感じながらカップルで滑るのも良いのかもしれません。

ただ、平日は水木と閉鎖というのは騙されたと思うのも無理なからんことで、自分の車で移動と

なるとまた別な楽しみ方も考えたくなります。例えば猪苗代スキー場と猪苗代リゾートとアルツは

並ぶようにあり、まともに一日券を三つ買うのは負担でしょう。それでもせっかく高い高速を

払ってきてるとなれば二泊三日のうち真中ではしごを考えても不思議ではありません。

 

私は気に入った斜面は何度も滑っていろいろと試したいのでよっぽどのことがない限り

はしごはしません。それにスキーブーツを脱いだり履いたりするのもいやなのもあります。

志賀や上越などのように無料のバスが各スキー場を周っていたり共通のリフト券なら話は

違います。

 

スキー場の利益もそこで思わず休んで食べた特別の料理なり、名物なりがあれば観光客はその

虚構に付き合うでしょう。

 

それがまだその虚構の確立が不完全でいまだにクレープだとかソフトクリームだとか昼は

ラーメンとカレーとどこのスキー場も同じなのです。これでは二泊三日で来ても三日とも

カレーを食うことになってしまうのです。

 

もっと簡単にお金を使わせてしかも満足させられるシステムがあるのに未だに自分のスキー場に

客を呼ぶことに固執して需要を少なくしていることに気が付かないのです。

 

それには新たなドラマを構築することです。地吹雪の中、キッチンカーが営業していましたが、

そんなの誰が買うのでしょう。誰が地吹雪の中買い食いなどするでしょうか。それでも昼にそこで

買い物するのは三日も続けてカレーを食べたくない人とケバブ好きか物好きという事です。

 

スキー場の奥に行くと今は使われていない施設がトイレと無料休憩室だけで開けてあったりします。

それも地吹雪の中営業中ともトイレが使えますとの表記もなく何とも不愛想なのです。

 

それに一番いけないと思ったのはもう何代も経営が変わったはずなのに初代のコース名が

そのまま残っていて配布されているコースマップは違う名前というのは外国人の人にはさらに

遭難の危険が増す行為です。

 

林間も滑走注意という看板が立つだけで気を付けて滑れなのか絶対進入禁止なのか実に

不明なのです。外国人が半数以上になる現状にその辺の表示が各国語の表示がないのは

余計事故を誘発します。

 

アルツのコース図をよーくみると一番奥の猫魔ボウルと一番端のゴンドラコースは

繋がっているようです。私の記憶ではリフト乗り場から降りる口が開いていたような気が

しましたが、いざ全てのコースを滑り後はリゾートセンターへ戻るだけとなった時に

下のリフト乗り場にはロープが張ってあって下に行くコース表示もなく時間で閉めてしまったのか

ゴンドラコースを滑らせたくないので閉鎖していたのか不明です。

 

ネットでは星野リゾートが両スキー場を買収しすぐにでも連結されるのではと期待する人の声があり

宣伝ではあたかも両スキー場に自由に行き来できる環境があるかのようなリフト共通券とか送迎バスの

運行などがあるものの実際に現地に立つと夏場なら通れる道も閉鎖となっていてかなりの遠回りの移動を

強いられます。猫魔ではコースは山の上まで開いているのにリフトが途中までしかなかったり、見えてるのに

滑れないコースというのがとても精神的に良くありません。三本のリフトを乗りつくすともうやることがない

という絶望的な感覚になり、それから次のスキー場に移動するのも癪だし、駐車場までが板を担いでスキーブーツ

で歩くのも苦痛です。そんなこともあってか三時ごろ人がいなくなり、三時半にはリフトが止まってしまうような

状況でした。

 

猪苗代のミネロの一番上のリフトで出会った人は板を脱いでスノーシューを付けていました。

どちらまで行かれるんですかと聞くと赤植山だといいます。私は磐梯山でも行くのかと

思ったのですが、このリフトの掛かる山の頂まで行くらしいのです。時間は一時間程度

だといいます。それまでして行き観たい景色とかあるのでしょうか。リフトで登りあと一時間の

雪山行にどれだけの意義があるのかという気もしますが、昼頃帰ってきた彼らの顔には

明らかな満足感が漂っていました。

 

今回の斜面で一番印象に残ったのは猪苗代の大沢大回転コースで、ここはダブルブラック

ダイヤモンド表記でよいコースです。足が万全の時にぜひまたチャレンジしたいところです。

 

アルツの猫魔ボウルもチャレンジングな斜面ながら距離は短いし、アクセスするのに登りがあったり

とても苦労して辿り着くことを考えるとなんでこんな苦労させられてるのと考えてしまいます。

 

リフトはエントリーが少なく、平日でも混雑していてこれはオペレーションも含めて工夫が必要なの

ではと思えます。それにどこでも感じる貧相なイメージはリゾートと冠するにはけち臭いのです。

ホテルで出会う人はそのつもりで滞在しており、一週間いるとか家族ぐるみできているなどという

特殊というか奇特な人が集う地なのにその奇特さに即していないばかりか違う方向に向いているように

思われます。つまり、滞在中無料でふるまわれる諸々の物とかそんなので満足してしまう人は実は

少なく、もっと帰りの車中や後で感じるリゾート感でまた来たいと思うことはそこにもっと居たいという

秘めた物語なのです。

 

そのための虚構はちっとも用意されていないことに気が付くべきでしょう。

 

草津のフードコートなど毎年行き、もう食べつくしたものばかりでそれでも毎年メニューに加わるものが

あり、その内容はまだまだと感じるものの、福島のスキー場はまだそういった上越や長野のレベルまで

行っていない破綻の傷跡ばかりが目立つのでした。

 

そんなものを忘れさす今後の工夫がほしいところです。いつも行く草津の二倍の距離ながら4時間で

これてしまい、おおむね高速道路で運転も楽です。そういった利点をアピールしてねむっている需要を

掘り起こしてほしいものです。

 

最後に宿泊した旧猫魔ホテルについてですが、これはレークサイドに立つリゾートホテルで、この界隈唯一と

いう源泉掛流しの自噴温泉だという事ですが、私が以前とまった五色沼温泉が無色透明だったのに比べ、

有馬温泉を思わせる泥色の温泉でした。有馬温泉が明るい黄土色でさらっとした肌あいなのに比べ、こちらは

もろに泥を溶かしたような色です。最初地下から無理やり汲み出した系の物を疑いましたがそうではない

ようです。

 

露天風呂は本当に建物から出ると屋根は一切なく、出口は氷っており本当に外に出てしまったという感じで

自然の中で入浴している感じは相当のものでこれが夜星が見えるときに入ればさぞきれいだろうという感じ

でした。

 

宿泊者はほとんどが外国人で、私の泊まったフロアーはほとんどが外国人という感じでしたが別に不都合は

なく、かえって非日常的で楽しいかもしれません。ただ、やはり中国人のグループと一緒になるのだけはやはり

マナーとか音とか気になるのは相変わらずかもしれません。泊まっている人がスキー客だけでなく、様々な年齢層が

いて家族連れからカップルから若いグループやら結構な人がいました。

 

ホテルのサービスとしては滞在中いつ帰って来ても玄関の外までスタッフが出てきて対応してくれ、二泊目で駐車場から

直接玄関に来ても外まで出てきて出迎えてくれたのには久々そういう対応を受けたという感じでした。かつてヴィレッジなど

でも顔をよく知るベルボーイがいつも出迎えてくれたのに昨シーズンは一度も出迎えも声がけもなかったようなイメージで

家族が先にチェックインしていると大きな荷物を抱えて玄関を通過しても知らん顔という事さえ他のホテルでは多いのに

久しぶりにまともな対応をされた気になりました。裏磐梯は国立公園内からかガソリンスタンドやコンビニでも茶色の

一色の地味看板で雪と木立の雰囲気だとまるで外国のにリゾートにいるような感じでよい雰囲気です。これに雪質が

宣伝しているように粉パウならいうことなしでしたが、これはまだまだという感じでした。草津の寒さにさらされ風に

飛ばされ吹きだまった粉パウとはいきません。

 

ニセコやトマム、富良野といったスキーリゾートでは外国人から日本人まで様々な交流があり、思い出として

いまでもその時の会話とかその人の人生まで思い出すのですが、今回は私一人でもなく話すことも送迎バスなどの

一緒になるタイミングもなく会話はまるでありませんでした。これはこれで少し不自然かもしれません。

私が泊まった階の人々はほとんどが外国人のようでした。エレベーターで乗り合わせるくらいでその時も

依然ニセコの団体はコロラドから来たとかどこの空港でトランジットしてきたとか今でも覚えているのに

今回は彼らが私と同様車利用だということくらいしかしらないのでした。これは彼らに興味を失い会話の機会を

自ら少なくしたのかこれは注意して次はもっとお互いの相互理解を深めたいものだと思ったりしました。

 

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