夏本番というとこのお盆の頃を指すのでしょうが、昔からこの時期は
祖先を供養する時期で仕事もお盆と正月は休みというように人々は休みの
時期です。子供の頃は親戚やら夏休みで友達は出かけていてひとりで
過ごすことの多かったこの時期ですが、それに加えて祖先を供養する時期
と戦争が終った日とされ普段夏の時期は魚釣りや虫取りが子供の遊びでも大きな
ウエイトを占めていたものです。それがこの時期は殺生をしてはいけないという
事で虫取りも控えるように言われました。つまり友達もいないし、蝉取りや
カブトムシやクワガタなどの虫取りもできないのでした。
そうすると夜の花火くらいしか楽しみがないというのが思い出されます。
なぜこんなことを思い出したかというと昨日は例年の夏と違い祭りが中止となり花火の
ならない夏なのですが、昨日はその花火が上がったので調べてみると毎月行われる
商店街のイベントとして上がったようです。SNS でも花火が見られたと写真とともに
報告する人がいてその時にふと同級生のSNSで未だにカブトムシを取りに例年通うところが
あり、さらに前日に罠を仕掛けそれを回収に行くということもまだやっているというのを
みてこれって私がいまだにまだバスケットの試合に出かけると同じことなのだろうかと
しばし考えさせられました。
ブルーベリー農園の人がカブトムシやクワガタは害虫で畑にいるが子供が喜んでとっていくと
う話も聞いたばかりで自分のカブトムシやクワガタの採集履歴などを思い返してみて、大人になり
長瀞で仕事をしたときに会社の敷地に集めた落ち葉を入れるところがあり、そこには別に集めも
しないのにちょっと掘り返すとカブトムシがいくらでも出てきたのを覚えています。それでも
そこに行くと藪蚊が多く、カブトムシより蚊に刺されるのが嫌で近づきませんでした。昔は早朝
公園に行ったりテレビで見たはちみつの罠とか白い布と電灯で集めるとかやっていましたが、それを
実行したことや群馬の山とか噂で虫がいるところなどへ行ったりしましたが、この長瀞での経験で
虫だからその環境を整えれば湧くものだという事実を目の当たりにしなんと今まで無駄なことをして
いたのかという思いをしたものでした。それに加えてその頃にはすっかり虫に興味も昆虫採集も
まったくする気にもなくなっていたのですから、同級生は未だに山奥に虫取りにいくというのも
実に不思議なことと感じたのでした。
それにせっかく採集した虫もひと夏のものでみんな夏のうちに死んでしまったものです。
子供の頃は虫への興味やカブトムシやクワガタは他の虫より断然かっこよく男の子の人気
ですが、大人になりそれがオオクワガタがマニアで人気で育てて売る人など最近のメダカの
人気で売るようになる人など実利に転じる人がいても不思議ではありませんが、子供のように
または子供と一緒に未だに虫取りをするというのも不思議な事実として聞きました。
昨日の電話修理は直ぐ済むものと思ったら意外と簡単にはいかず、原因やら事故箇所も
特定できず、買い取った屋内配線なら修理費も請求されるとかで困った事態になりましたが、
それにしても今まで電話の故障などは災害で線が切れるとか落雷で避雷管が切れるとか
そんな経験しかありませんが、突如宅内の線がダメになるというのも不思議なものです。
無事電話は回復し、今日は色々溜まった注文やらお知らせしたレッドマウンテンも焼いて
また夏に飲む珈琲を思うのでした。真夏の夜空のようなすっきりとしたトラジャなども
夏の豆としていましたが、インドネシアで良質で味のよい豆がかつての名前だけの豆を
凌駕していきすっきりとしただけではもはや楽しめないとなってきて今のクィーンスマトラや
ゴールデンマンデリンが同等の値段で味はさらに良いとなってしまいもう後戻りできない感じ
という現象はいくつもあります。
この夏ティピカで揃えたような感じになりましたが、これなどもグアテマラでティピカ100%なんて
思ってもみなかったことでこれはこれで僥倖といっていいでしょう。トラジャも昔より高くなり、
値段と味で見るとやはり今の品ぞろえに満足してしまいこれはカブトムシの話に似ていると感じる
のでした。