King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

帰省とコロナと夏の楽しみと

2020年08月10日 18時01分00秒 | 珈琲

お盆休みで帰省されている方もいるかと思います。

秩父に久しぶりに帰ってきた方に改めてお知らせします。

当店は昨年の12月27日より熊木から相生町に引っ越しました。

そして営業時間も10時から4時までとなっています。試飲については

自粛しています。希望の方は予約にて時間など調整しますのでお知らせ

ください。

 

相生町の店舗は今まで通りgooglemapに載っています。kingdiaryで検索して

見てください。

 

さて、改めて相生で迎える夏は同じ秩父でも何となく田舎に感じるのはなぜ

でしょう。セミが庭の木で鳴くこともなく静かになったかといえばそうでもなく

やたらとそこらじゅうでセミが鳴いているし、鳩がポーポー鳴く音もうるさく

大きな草むらや高い木もないのに虫や蝙蝠がいたりとすぐ裏が畑だった熊木の

ころより畑や林が遠くなった割にそれらはちっとも減っていない感じです。

 

丁度国道を挟んで真正面の農園ホテルから日が登り、23番の六地蔵の右手の方に沈みます。

つまり、京都と同じ南北に川が流れ、相生の交差点から影森まで大通りが貫通する都大路で

ありその真ん中に秩父神社があり南には盾のように武甲山がありという完ぺきな要塞都市の

ような盆地地形で段々の続く川岸までは余裕があり、浦山なりミューズパークの林の中なり

涼み行くところも近くにあります。そんな良い環境というのを理解され、秩父に遊びにくる方は

このお盆でも多くなっているわけですが、いつもなら軽井沢とか上高地とかに避暑に行くことを

考えたり温泉とか海に沈む夕日を見に行くとか言うわけですが、今年に限ってはもはやどこにも

行く気が起きないのです。

 

先日の延び延びになっていたコンサートが鴻巣であったようですが、それなども出かけたいと

ずっと思っていたのに八月に入り拡大したコロナ感染の報に夜の外食も混み合うスーパーも

避け冷房を利かした自宅で過ごすという快楽で満足してしまっています。

 

僅かな庭に植えたハーブなどを世話していると近所の人がかつての荒れたさまを危惧していたのか

きれいになりましたねと声をかけていき、休みはいつか聞いていきます。当店は基本的には

年中無休です。それを聞きまた時間のある時にという会話をするようになったのもかつての

奥に引っ込んだ熊木からすれば格段にアクセスしやすくなった結果です。とまあコロナ禍で

縮こまるような経済状況とこの暑さで外も出歩きたくないような今ですが、毎日の珈琲は

必須です。何がなくても出かけるところがなくても楽しみが皆中止となり集まりも何かと

中止でも毎日飲む珈琲には癒され、その一杯に幸福が必ず訪れるというなくてはならない時間

です。

 

そんなことをいつも言いつつ今月の季節ブレンドの説明などしているときに読み方はなんという

のですかという問いを受けうっかり百夏(ももか)と言ってしまいましたが、昨年のブログを確認し

たらひゃっかだと説明していました。百家争鳴と音を同じくして韻を踏んだのかそれとも白に

一を足して百だからそのままひゃくかにしたのかいまではわすれてしまいました。

 

誤ってももかとお知らせした方はそう呼ぶでしょうし、ひゃくかと聞いた方はまたその呼び方で

買われるでしょうがうるさく訂正することなくどうしてそうなったかということとどうゆうブレンド

であるかという説明に尽くしていきたいと思います。もともと昨年いつも7月と8月が同じ

夕焼けでがっかりした顔をされたのを思い出し変化を付けた夏シリーズです。味も678と変化を

楽しみ夏を乗り越えていく過程を想定しています。明日からまた夏の過ごし方について考察して

書いていきます。

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