小豆島特産物シリーズ?第二弾はつくだ煮。
小豆島食品のつくだ煮工場見学へやってきた。
こちらは土日は見学は無理かな?とダメ元で事前に予約の電話を入れたところ
見学の準備ができそうならお知らせ頂けると。そして旅行前日に見学可との電話を頂けた。
来る時間につくだ煮が出来上がるよう調整してくださるという。
うれしい心くばり・・
こちらの小豆島食品の建物も明治中期に建てられた元醤油蔵で、登録有形文化財となっている。
裏庭から見た建物。
つくだ煮を直火で手造りされている小さな工場。
大きな釜に三種類のつくだ煮がぐつぐつ煮えている。
手前から海苔、こんぶ、しいたけのつくだに。
熱々のつくだ煮が美味しそうだ~
これらのつくだ煮は最高級の原材料を使い、無添加で作られているのだそう。
こちらは喜界島から取り寄せているというてんさい糖。
醤油は前回紹介したヤマロク醤油の四年醸造物の「鶴醤」、
昆布は北海道の羅臼昆布とすべてこだわり抜かれた材料なのだ。
これほどのよい材料を使って作るつくだ煮というのはなかなかないとお店の方も自負しておられた。
小さな工場なのでどこかへ卸すということはされてないようで、
お客さんのほとんどはここのつくだ煮のすばらしさを知って、直接注文される方々が大半だとか。
見学に来た人はこの容器につくだ煮を山盛り1パック、300円で持ち帰れる。
箸と容器をもらって鍋から直接容器に詰め込む。
まだ火は入れられたままなのでやけどしないように・・
自分で盛った容器の分はこちらで試食もできる。
先客のグループは、お店の人に言われてホカ弁で白ご飯を買って再びやってきたという。
それもアリなのか~~・・昼ごはんを食べたばかりだった私たち、残念・・
ほんとに炊きたてご飯が欲しい!っと思ってしまう美味しいつくだ煮。
そもそもつくだ煮作りがなぜ小豆島で盛んになったかといえば、戦後、食料難の中、
かろうじて小豆島で作られていた醤油を使って何か食べる物ができないかと芋のつるを煮たことが始まりだそう。
つくだ煮にまつわるいろいろな話を聞かせていただき、小さい工場ながらも品質にこだわり、
本物のつくだ煮を作り続けておられるお店の方々の姿勢にも感銘を受け満足の見学だった。