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兵庫県広域防災センター見学

2011-06-07 | 工場見学・社内見学&子連れイベント


E-Defenceの見学を終えた後、隣には防災センターがあると教えてもらい、やって来た。
こちらは平常時には地域の防災リーダーや一般の人を対象とした体験型の防災研修、
そして消防学校として人材の育成などが行われていて、
災害時には全県域をカバーする広域防災拠点としての機能を持つという施設。
体験型の見学は10名以上で要予約ということだったが、お願いすると、
ちょうど前に団体の方が体験をされてるとのことで入れていただくことができた。





まずは地震体験を。
起震車に乗車して、ダイニングテーブルセットに座った状態で震度4から阪神淡路大震災の震度7の揺れまでを体験することができる。
ずっと以前に別の防災センターで体験済みではあったが・・
阪神淡路大震災の揺れがこんなに大きく長いものであったとは~とあらためて実感・・
こんなめちゃくちゃな揺れで家が壊れないわけがないよなあ~と
実際にこの揺れを経験した人たちの恐怖を追体験することができた。





もう一つ参加できたのは煙避難体験。
これは実際の消防士の方が訓練を行う施設そのままが使用されている。
ここで私は思ってもいなかった恐怖の体験をすることに・・
写真は体験後の扉を開け放ち煙が抜けた状態の迷路室なのだが、
実際の体験では真っ暗で何も見えない状態で模擬煙(水蒸気)が充満した迷路室の中、手探りで出口を探すのだ。
一見、遊園地のアトラクション風?かと思いきや・・入って5秒くらいで、この体験に参加したことを後悔した・・
中は全く見えない上、手探りでどこへ進んでも壁にぶち当たる、水蒸気で息苦しく・・いつまでたっても出口が見つからない~
誰か助けて~~!死ぬ~~!となった時、
懐中電灯の灯りが見え、係員が助けに来てくれた。
まじで死にそうなくらいの恐怖を味わった私。
消防士の訓練では本物の煙を焚いて訓練することもあるそうなのだが・・
自分なら確実に死にそう・・消防士には絶対になれない、と思った。

本物の煙が充満した中を避難する場合は濡れたもので鼻と口を覆い、一気に駆け抜けるか、
床から10cmほどは煙の溜まってない空間があるので床を這うような姿勢で避難することになる。





煙体験の後、放心状態になった私はこの施設を去ってしまった。

後でパンフを見てみると、ロープ、バール、ジャッキなどを使った簡易救出器具取扱体験や、消火栓取扱体験、備蓄倉庫見学など、
今まで行った防災センターにはなかった貴重な体験もあったようで・・
ひょっとしてお願いすればできたのかなあ・・ちょっと残念だった。

写真はランニング中の消防学校の生徒の方々。
主訓練棟はフリークライミング壁も兼ねている。
中には実火災訓練室や大規模火災燃焼室などもあるようだ。
消防士というのはほんとに体を張らなければならない大変な職業なんだなあと痛感・・






コメント
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