防災センターの後、訪れたのはすぐそばにある三木総合防災公園。
陸上競技場をはじめ屋内テニスコートや球技場その他の施設を持つ巨大な公園。
平常時にはスポーツ振興の拠点となっているが、災害時は隣接する兵庫広域防災センターと一体となって県全体の
広域防災の拠点となる公園なのだそう。
陸上競技場には災害に備えて、救援資機材等の備蓄がされているのだとか。
芝生広場へ向かっていると目の前に面白い形をしたドームが。
建物の壁面や屋上が半分緑化されている。
2007年遠藤秀平設計により建てられた国内最大級の屋内テニス場、ブルボンビーンズドームとのこと。
遮熱・断熱効果の高い、緑化屋根工法ウェットジェットといわれる方法を用いた建物で
日本公園緑地協会主催の都市公園コンクールで、国土交通大臣賞を受賞しているドームだそう。
開いていたので中も少し見せてもらうことに。
1500席の観客席を持つこちらのセンターコートを中心に8面のサブコートが配置されている。
天井にはたまご形の明かり採りが三か所。
鉄骨トラスの形状がとても美しいドームの天井
入り口の床がテニスボールの型押しのデザインになっててかわいい~
ビーンズというので建物を真上から見るとこんなそら豆のような形をしている。
内部もいろいろと凝った造りがみられた。
ついつい助走をつけて上ってみたくなるような壁面・・
ビーンズドームすぐそばの芝生広場にはシェルターという三つの作品がある。
三つとも海外の建築家のデザインによりビーンズドームの設計者、遠藤秀平建築研究所の設計統括の元造られたものだそう。
こちらは鉄筋コンクリート構造のシェルター。
鋼板構造によるシェルター。
木構造のシェルター。
シェルターって防空壕のようなものじゃなかったのか?
どれもとても頼りないシェルターに見えるんだけど・・