m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

和CAFE 布穀薗

2016-02-11 | 純喫茶&リノベカフェなど



奈良ホテルの見学を終えた後は、この日のランチにMさんが予約してくれていた斑鳩にある「和CAFE 布穀薗」へ
Mさんの車で向かった。
ならまちにも築100年クラスの古民家を改装した雰囲気のよいお店がいくつかあったのだけど、
直前だったからか予約が取れず、約30分かけて移動。






「布穀薗」は幕末・維新期の尊攘運動家、明治期の司法官である北畠治房が晩年隠棲していたお屋敷で
その長屋門がカフェとなっている。
その長屋門は淀城の門を移築したといわれている。





長屋門のカフェスペースからは窓越しに母屋が望める。
母屋も長屋門と同時期の明治20年の建物。
法隆寺宮大工棟梁の祖父が棟梁として建てたのだとか。
昭和29年からは斑鳩町の結婚式場として多くの人々に利用されていたそう。





母屋は現在住まわれていて見学など立ち入ることができない。
こちらにお住まいで、建物改装を手掛けた斑鳩産業の社長さんが
地域活性化のため、まちづくり事業の一環としてカフェとしてオープンされたのだとか。






ランチメニューは三種類、私たちが頼んだのは斑鳩名物竜田揚げランチ。
竜田揚げの他ににゅう麺・おにぎり2種・小鉢2種・サラダ・香の物・ミニデザート付で1500円。

竜田揚げの由来は斑鳩町を流れる竜田川からきてるということで、
斑鳩町では竜田揚げで町おこしが行われてるということ。
こちらの食材はもちろん、食器は赤膚焼、カフェの家具は吉野産の木材を使用するなど
県産にこだわった空間造りをされたという。

お料理はどれも美味しく、こだわりの空間で立派な母屋を眺めながら、ゆったりと食事を楽しむことができた。

コメント
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