
お昼の後、やってきたのはみどり市の重要文化財となっているながめ余興場。
昭和12年に建てられた劇場建築で芝居や浪曲、映画や地域行事などに利用されてきた。

唐破風が立派な劇場入口

建物正面右手にある切符売り場

切符売り場と反対側のショーウィンドウ。

入口を入ったところにある映写室の扉(立ち入り禁止)

全国的にも珍しい手廻しによる廻り舞台がある。
娯楽の多様化で昭和62年に一旦閉館となったが保存運動が活発化し、現在は改修され
再びさまざまな公演などに利用されているという。

花道

舞台から客席を眺める。
実際に廻り舞台に乗って、舞台を回してもらうことができた。

2階席の窓からは渡良瀬川を望む絶景が

優美な曲線を描く2階席の手すり

天井中央にぶら下がる和風のシャンデリア

楽屋も見せていただく。
個室の楽屋

こちらは大部屋の楽屋

そしてトイレにはモザイクタイルも残されていた。


奈落
廻り舞台の仕掛けがあり、資料なども展示されている。
解説付きでゆっくり見学させていただくことができた。