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クーン・セン通りを歩き進んでいると、ふと目に留まった一見普通っぽい住宅。
が、しかし、これはもしや・・と近寄ってみると、
なんとモザイクタイルが門柱にびっしり!
細かいモザイクタイルに覆われた邸宅だったのだ。
門柱にも壁にも床にもびっしり貼られている。
これは台湾でも見かけたデザイン。
やはりシンガポールもマジョリカタイルだけでなく、モザイクタイルもあるんだなあ。
しかし、このお宅はタイル度が圧巻!
広い玄関ポーチは、こんなモザイクタイルで敷き詰められている。
花ブロックと面格子、が涼し気な玄関
その玄関周りもまた違った縦長の小粒のモザイクがびっしり。
柱は色味を変えてピンク色のモザイク。
塀の内側も。
コーナー部分もアールに沿って丁寧に貼られている。
さまざまなモザイクタイルの競演・・
ひゃ~、これはすごいなあ。
裏門の方へ回ってみると、
またそこには違ったパターンのモザイクタイルが使われた門柱があるではないか。
裏口の床も。
私たちが感心していると、中からお家の方が出てこられたのでご挨拶。
タイルがすごいですね~と声をかけて写真を撮っていていいか尋ねると、
快くOKしてくださった。
そしてそのお宅の向かいにはこの物件。
建物周りに巡らされる廻廊。
この腰壁にまたもや素敵なマジョリカタイルが貼り巡らされているのだ。
こちらは日本でも色違いでみたことのあるデザイン。
リム氏のギャラリーで聞いたところによると、ベルギー製で孔雀をデザイン化したものだそう。
ブルーの透明感のある発色が本当にきれい。
そしてそのタイルをボーダー状に縁取るタイルがまた可愛いすぎる。
特にボタンのように四隅を留めたタイルが~~
少し広めのポーチにはこうして椅子やカフェテーブルが置かれて、ちょっとくつろげるスペースが
演出されていたりする。
この椅子が家によっていろいろと違っていて面白い。
この椅子と窓とタイルのセットでも撮り集めたマイコレクションがあるのでそのうち載せたいな。
お向かいもプラナカンスタイルの集合住宅。
年季の入ったスィングドアにセメントタイルのポーチが華やか。
柱にはマジョリカタイルが貼られ、
柱の下部にはこんなセメントタイルも。
一つの家の玄関ドアが開け放たれていて、ふと覗いてみると入口付近床にマジョリカタイルが見えた。
ヨガ教室の真っ最中のようだったが、先生が入っていいよ。と声をかけてくださった!
うれしい~
ポツンと2カ所階段下に埋め込まれたように貼られるタイル。
これはアザミの花のようなのでベルギー製かな?!
ちょっと道をそれてしまったが、再びジョー・チャット通りへ戻ってきた。
あの二階の窓下に貼られているのは・・
クリスマスのリースのようなマジョリカタイル。
葉っぱを丸く組んで、その中にぽつぽつと赤い花が置かれてる。
こちらもベルギー製のようだ。
建物の前に大きな木が育ち、ちょっと見逃しそうになるが
この二階窓下部分にもワンポイントに入れられたタイルがある。
四枚一組で表された孔雀のタイル。
素敵だけど、存在感薄くて見逃しそう。
もう少し下の位置にあればよく見れるのに・・と思ってしまう。
こちらは二枚一組のデザイン
そしてふと見つけた路地を進むと、そこにも素敵な住宅群が並んでいた。
日本じゃちょっと許されないような色合いのお家も、こんな風に全てがカラフルなシンガポールでは
ありかも~と思ってしまう。
面格子のデザインもいいなあ。
各家には階段がついていて、階段を上がると玄関に。
各家毎にテーマカラー、装飾が違っていていちいちかわいい。
親柱、手摺がモザイクタイル貼りの階段
ステップはセメントタイルが敷かれた階段や、
鮮やかなグリーンのモザイクタイルに、ステップもモザイクで模様が描かれてる。
家毎に住民のセンスが生かされ素敵な設えが見られる。
ガラス越しに覗く繊細な面格子が素敵な家。
なにやらカラフルな手作り風の飾りが・・
と思ったら、これって、自家製のエスプレッソマシンで使うカプセルを繋げてるんじゃあ?
いろんな色があって、意外にきれいだなあ。
イースト・コースト通りへやって来た。
カトンアンティークハウスへ。
ガイドブックには築100年のショップハウスを改装して開いたギャラリー&ショップと
書いてあったが・・入ってみるとなぜか生菓子を売ってるのみのようで・・
タイルはダントーのもののようだ。
お隣のホテル、プラナカンインの玄関周りの腰壁のタイルはピンクと水色のプラナカンカラーだ。
この後は、カトンでお昼を食べてチャイナタウンへ向かった。
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