三日目の夜はチャイナタウンで夕食。
地元のお客さんで混み合ってるお店で食べたら当たりだった。
夕食後はお土産屋さんをぶらぶら。
あまりにもベタなお土産にダメ出ししながらいろいろ物色するのも楽しかった。
ライトアップされたシンガポール最大の寺院、ブッダ・トゥース・レリック寺院。
翌朝の寺院。半端なく大きい。
比較的新しい寺院だそうだけど、シンガポール最大のパワースポットとなってるらしい。
夜は飲食店が立ち並び、にぎわってたチャイナタウンの繁華街の建物。
「ザ・マジェスティック」の建物はリム氏に頂いたプラナカンタイルの本にも載っていて、どこにあるのだろうかと
思ってたらチャイナタウンのホテルの近くにあった。
1928年に建てられ、広東オペラを上演する劇場だったそうで現在はショッピングモールとなっている。
ファサードはタイル尽くし。
天辺部分はモザイクタイルで覆われ
ファサードの中央部には広東オペラシーンを描いた組み絵タイルが貼られ、
周りは天に上るドラゴンを描く組み絵タイルが彩っている。
一階の回廊
一階正面にあるショップ。まだ開店前。
周りの壁や柱はモザイクタイル貼りに。
中華風の格子が見られるバルコニーも。
そして、エメラルドヒルへマジョリカタイル巡りへ行くために、地下鉄で移動中、
ドビー・ゴート駅で乗り換えた時のこと。
な、なに~あの陶壁は!
近寄ってみると、色とりどりのモザイクタイルで描かれた陶壁画だ。
二面に渡って描かれたかなりのスケールの大きな陶壁画に思わず足止めを食って、見入ってしまった。
抽象的なモザイク画で、何が描かれているのかはよくわからなかったけど、陶片を細かく割ったものや
ガラスモザイク、石ぽいもの、、様々なモザイクタイルの競演がとても美しいなあ。
穏やかな色調のモザイク画から始まり、
二つの壁画が繋がる接点辺りはより一層激しいモザイクタイルの競演が見られる。
もう一方の壁はまた違った作風で、立体感のある大きな陶板が貼られてる。
大胆な陶板は藍色の絵付けがされたものも多く、どことなく和の雰囲気が感じられる部分も。
陶板の作家のサイン。
後ほど調べてみると、この二つの作風の違う壁画は夫婦の作品であったようだ。
大きな円柱の周りにも貼られるモザイクタイル。
そしてこのエスカレーターの並ぶ大空間もかっこいいなあ。
そのエスカレーターを降り立った床面には大理石の象嵌模様が見られる。
これがまた素晴らしい~
大理石にはこんなにたくさんの色の石があるのか?というくらい種類豊富な色合わせが見られるのだ。
こちらは又別の階段ホールの壁面に貼られたモザイク画はミロのような作風。
なんて贅沢なんだろう~地下鉄の駅までもが立派なアート空間になっていて驚いた。
最初の目的地に着くまでにどっぷりこの駅にはまってしまったのだった。