竹中大工道具館を出て、ランチ場所へ移動途中に見つけたカトリック神戸中央教会を見学させて頂くことに。
外観はとてもシンプルで、白い煉瓦造りのような外壁。
その外壁に、細いスリットのようなものがいくつか入っていて、覗き込むとステンドグラスのようだった。
これを中から見てみたいと、入ってみることに。
聖堂内も広く、シンプルな大空間が広がっていた。
正面からは見えないスリットに入れられたステンドグラスからは間接照明のように明かりがもれる。
壁面はウエーブを描くように波打ち、左右対称に入るステンドグラス。
すごく斬新なデザインだなあ。
細長いスリットの中にデザインされたステンドグラスは幾何学模様の中にキリスト像などの具象モチーフが
埋め込まれている。
この煉瓦ブロックを白塗りしたような波打つ壁面から、村野藤吾ぽいなあと思ったのだけど、
帰って調べても設計者は特に出て来なかった。
よく見ると、色合いだけでなくガラスの質感もマーブル模様のものもあれば、気泡入り?のようなものもあったり、
バラエティに富んでいて、下の位置にあるステンドグラスには手描き風のモチーフなども描かれていたりする。
聖堂の右手側には寒色系の色合いのステンドグラスが並んでいて、左手側には暖色系、と
分かれてる。
ここにもちょろっと麦の絵が描かれてた。
聖書にちなんだモチーフなのかな?
天井はそのステンドグラスの入るスリットに向かって放射状にラインが入る。
左手側の暖色系のステンドグラス。
暖色、寒色というより、虹のように徐々に色が変化してるのかなあ?
ここは黄色がメインのステンドグラス。
黄色から白っぽく変化。
入口付近にある聖母子像。
二階へ上がるらせん階段が巻貝のようにくるりとカールしていて、シンプルながら美しい。
祭壇の前まで来て、振り返るとこんな風にステンドグラスが一度に目に入る。
カトリック神戸中央教会は、阪神大震災のおり、倒壊した三つの教会を廃止し、2004年に新たに建設されたという。
今回偶然見つけたけど、斬新なデザインの素敵な教会だった。
そして、ランチに、久々にやってきたクスム本場家庭料理店。
以前訪れた時は普通のマンションの一室にあるディープな雰囲気のインド料理店だったが、
何年か前に火事の為に移転され、そのディープさはやや薄れた店構えになってた。
ランチは一種類、座ったら自動的に運ばれてくる、というのは変わらずだったが。
このサモサが皮がとても美味しい!
カレーは三種類、チャパティとご飯付きでお代わり自由。
サモサはお代わりできない、と言われたが、結局おじさんがサービスで持ってきてくれた。
しかしサモサ3個食べたらさすがにお腹いっぱいに;
そして同じビルの地下にはインド食材店がある。
いろんな食材を物色するのは楽しいけど、うちの家族はスパイスの入った異国の料理を嫌うので
なかなか買い物できない。
ここで作ったカレーも売られてて、味見もさせてくれた。
ホウレンソウとパニーニのカレーが美味しくて、自分用に購入。
その後、お茶をしに、スターバックス神戸北野異人館店へやってきた。
こちらは明治40年に建てられた外国人住宅だった登録有形文化財の建物が改装して使われている。
スタバは最近こういうお店をよく見かけるなあ。
内部はかなりきれいに改装されているけど、
暖炉など残されていたりする。
階段も当初からのものだな。
2階で席を陣取ることにした。
たくさんいた修学旅行生がみんな頼んでた、限定商品?のチョコのフラペチーノを真似して頼んでみた。
帰り道で見つけたやきものの重厚感のあるマンションエントランス壁面のタイル。
このビルはフェンスのデザインがかなり複雑。
階段の手すりや、2階、3階の手すりも斬新だなあ。
入口に象の石像が置かれていたのは象ビルヂング
三浦ビルは素敵なメロンぽいタイルに囲まれてた。
この後は帰途へついた。