陶芸で今、イスラムデザインのタイルを製作中。
イラン人のFさんに以前お土産に頂いたペルシャタイルの本を参考に少し簡略化してデザインした。
釉薬の塗り分けは試行錯誤の結果、少し前にスペインタイルの絵付け体験に行った時に、
スポイドとプラスチック容器を使っていたのでそれを取り入れることにした。
今まで乳鉢を使って、筆で釉薬を置いていたけど、蓋付容器のおかげで簡単に振り混ぜることができるし、
筆よりスポイドの方が載せやすいことが判明。
角や鋭角のコーナー部分は針を使って釉薬を引っ張ってくることで解決できた。
釉薬の境界線は今まで撥水材を使用してたけど、扱いにくいので、釉をはじく素材として、
クーピーを使ってみたらうまくいった。(スペインタイルの時のように鉛筆では無理だったけど。)
改善してみると今までより塗り分けがずいぶん楽にできるようになった。
今後スポイドの口をもっと細いものを使えば、もっと複雑な模様もできるかも!?
と、調べてると、口の細いスポイドを自作してるサイトを発見!→☆
うわぁ、これはぜひ作って、もっと複雑な模様も試してみたいなあ。
ここまでは無理かもしれないけど・・これに近いようなもの?!
もうひとつ製作中なのは、石膏の型を彫って、凸凹のラインで釉薬を塗り分けするマジョリカタイル。
こっちは石膏でかたどった後、更に手持ちのスタンプで型押しも施した。
スタンプと言っても、ボールペンの先やマッキー(油性ぺん)の蓋、筆ペンの蓋など既成のものを使用。
マッキーの型は以前も使ったことあるけど、思いがけず可愛い。
今後いろんな日常の道具をスタンプ代わりにした型押しタイルも作ってみたいし、
オリジナルのアールヌーヴォー、アールデコデザインのタイルも作ってみたいし、
極細スポイドを使った細かい塗り分けのタイルも作ってみたい・・
試してみたものがいろいろあるのでひとつづつ実現していきたいなあ。