m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

多度津・旧合田邸見学その二

2018-07-08 | 建築巡り・街歩き【その他】

旧合田邸、見学の続きはタイルパラダイスなテラスから。

 

 

中庭に面した洋館は来客用の接待の為に建てられたというゲストルーム。

 

 

バーカウンターのある談話室や応接室、地下にはゲスト宿泊用のベッドルームや浴室が備え付けられている。

 

 

軒の飾りや扉上のアールデコなデザインの面格子も華やか。

 

 

そして圧巻なのが、玄関扉前のテラスに敷かれたタイル群。

 

 

うぉおおーーと雄叫びを上げたくなるようなタイル貼りのテラスが目の前に広がっていた。

 

 

泰山タイルのような風合いの大小さまざまな形のタイルがランダムに貼られてる。

 

 

タイルの写真を撮りまくったので、思う存分載せておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほとんどが無地や布目地のものだけど、所々にイナズマ風のラインの入ったものや

 

 

わざと割ったようなラインの入ってるものが。

 

 

白地の長方形のタイルをベースにカラフルでシックな色合いのものが所々に散りばめられていて、

その釉薬の美しさにはっとさせられる。

 

 

このテラスで、弁当持ち込みでタイルを愛でながらピクニックしたいくらいだなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイルを堪能~~~!

 

  

同じく洋館部分。

 

 

こちらの外壁にもポイント使いでレリーフタイルが貼られていた。

 

 

そして、こちらも中庭に面した離れ。

 

 

銀の間と呼ばれる1階の広間。

 

 

 

 

 

  

鶴が描かれた襖の取っ手。

  

 

2階のエジプトの間と呼ばれる部屋。

 

 

天井は複雑な格天井?!

 

 

廊下も幅広くとられ、天井も部屋と同様に凝った細工がされていた。

 

 

ここにぶら下がっていた照明はどんなものだったのか気になるなあ。

 

 

 

 

欄干と同じデザインの欄間。

この欄間に貼られた布状のものはガラスの繊維を織ってできたものだとか。

そのガラスを見せて頂いたが、ほんとに極細のガラス棒でできていた。

細かいところにまでこだわって建てられたということがよくわかる。

 

 

ガラスをしまう戸袋もまたガラス戸でできていて、外から見た景観も考慮されてるのだそう。

こんな戸袋は初めて見たなあ。

 

 

縁側の床は寄木造りに。

 

 

離れの2階から中庭を見下ろす。

 

 

主屋と離れ

 

 

中庭は当初は池のように水が満たされていたようで、

その頃の名残の噴水を出して頂くこともできた。 

合田邸ファンクラブの方には御親切に案内して頂き、たっぷりと時間をかけて

素晴らしい建物を堪能させて頂くことができて感謝です。

今後も定期的に、毎月第一日曜日(8月はお休み)14時~16時に

書類整理作業の傍ら、一般公開されるとのこと。

多度津町 合田邸→FB

 

 

 

 

コメント
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