カトリック教会を後にし、JR四日市周辺へやって来た。
近鉄の駅と比べて閑散としてる・・
駅周辺は廃店舗が目立ち、さびれた雰囲気。
看板建築のような建物も。
以前は商店街があったそうだけど、
すでに取り壊されていた。
朝一に訪れた楠温泉のご主人が、見学交渉してくれようとしていた
もう閉業してしまった四日市温泉。
もう閉業してしまった四日市温泉。
黄土色のタイル貼り、角の丸い小さな窓が左右対称に四つ並ぶ可愛い外観。
ボーダータイルが縦にびっしりと。
そしてすわ公園交流館へやって来た。
昭和4年に四日市の実業家、熊澤一衛より、図書館として寄贈された建物。
病院や児童館としても使われ、現在は交流館として公開されている。
スクラッチタイル貼りの外観に、上部にはテラコッタの柱とレリーフ
レリーフにはウサギが餅をつく姿が描かれてる。
建物前には子供が甕を担ぐ噴水跡も。
やきものの羊の吐水口。
玄関ホールの壁面には、こんなタイルの装飾。
大き目の布目タイルの周りには濃い紫がかった均窯釉のようなきれいな発色のタイルが貼られてた。
近くのスナック街で見つけた可愛いタイル壁。
そして見学予約していたマジョリカタイルの竈があるという竈の家へ。
築110年以上の古民家が公開されていて、そこで竈を使った料理体験ができるという施設。
竈で料理をしようとしたら前後約4時間は必要というので、今回は断念して
見学だけさせていただくことになっていた。
大正末期から昭和初期に作られたという煉瓦造り、タイル貼りの竈。
一列にはマジョリカタイルが入れられてる。
あざみのつぼみと葉が表されてる。
葉っぱのデザインも華麗で、今まで見たことのない図案。
祖母が住まわれていたという管理されている方のお話を聞かせてもらいながら見学。
こんなモザイクタイルのシンクも残されてた。
マジョリカタイルの貼られた現役の竈、本当に貴重だなあ。
残してもらえててうれしい。
お時間のある方はぜひ竈料理体験されてはいかがでしょうか?!
暮らしを楽しむ竈の家→☆
この後はこの日の宿泊地、養老へ向かった。