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タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

ふるさと庵和ごころ幟でランチ&福崎の町歩き

2020-10-13 | 純喫茶&リノベカフェなど

日本玩具博物館を出た後は福崎にある「ふるさと庵和ごころ幟」へランチにやってきた。


築100年以上の納屋蔵を改装したお店。


店内へ入ると、梁が見える吹き抜けの部屋もあったが、
予約していたので、半個室のような部屋へ案内された。


床はもともとは土間になっていたそうで、新しく改装された部分だけど、
彫り跡が雰囲気のある廊下。


料理は釜飯と飲み物&デザートがついた松花堂弁当が、盛り付けも美しく、
料理がどれも美味しくて大満足!
旦那や友人が頼んだ気まぐれ御膳や天ぷら御膳もボリュームもあって美味しそうだった。



プチデザート付きがうれしい。


食後は福崎の町並みを歩くことに。
やってきたのは旧神崎郡役所跡。建物は明治19年に建築されたもの。
昭和57年に現在の場所に移築され、福崎町立神崎郡歴史民俗資料館として
開館。


下見板張り、日本瓦葺きの擬洋風建築。
2階のバルコニーにはコリント式柱が見える。


元郡長室


郡長室には暖炉跡も残されている。


三木家住宅へやって来た。
三木家は江戸時代、姫路藩の大庄屋を務め、地域の発展に尽くした。
敷地内には主屋をはじめ9棟の建物が現存していて、重要文化財に指定されている。


こちらの主屋は300年以上前のもの。


土間には煉瓦造りのおくどさんが並んでる。


上の間から中の間、玄関、店の間を見通す。


上の間と中の間の間にはこんな欄間が入っていた。


草花の透かし彫りが入ったものが市松状に入れられている。


打ち出の小槌と大根?!
模様は全て違ったデザインのもの。


釘隠しは桃。



中の間は貴人が来られた際、お供の控え室として使用されたという。
違い棚の壁の一部が取り外せ、奥の部屋が武者隠しとなっている。


襖の引手は小さな瓢箪の透かし彫り入っていた。



この天袋の襖の引手も面白い形。
植物?なんだろう?


中の間の照明。


上の間



電話室もある。


この奥にも酒蔵や内蔵、離れなどがあるようだが、それらの建物は改装されて
宿泊施設、「NIPPONIA 播磨福崎 蔵書の館」として来月オープン予定だそう。
重要文化財に宿泊できる施設としては日本初らしい。


三木家住宅のすぐ隣には旧辻川郵便局がある。
9代目の当主が大正11年に郵便局長となり、郵便局を建設したのが始まりだという。
こちらも同様に1階はカフェ、2階は宿泊施設としてオープンするのだとか。


車寄せの天井には郵便局のマーク。


桜の花の彫り物も。


扉横にはこんな庇のついた小窓が設けられてた。



窓越に中を覗くと、本がディスプレイされてて、ブックカフェのようになってた。

この後はお茶をしに、ほんとはことほぎへ行きたかったのだけど、、
もう閉店時間が近づいてたため断念。
近くの「コミュニティカフェ河童の散歩道」へやって来た。
こちらは東三木家だった建物が改装されている。




中はきれいに改装されているが、天井の太い梁はそのまま。


こちらでしばしゆっくりお茶をした。


車へ戻る道すがら、コスモス畑もあって、
コスモスが見れて得した気分。



楽しい一日だった~
コメント
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