東天閣でランチをしてから、旧居留地の近代建築巡りをしつつ、南下し
旧神戸市立生糸検査所の中にあるキイトカフェまでやってきた。
こちらの建物は昭和2年に輸入生糸を検査する施設として建てられた。
2012年からデザイン・クリエイティブセンターとして活用されている。
神戸市立生糸検査所は、去年辞めてしまった建築講座に入会した時の記念すべき?初見学場所で、建物の詳細や改装前の写真は当時の見学時のブログにて→☆
尖塔アーチの上に並ぶのは、蚕を模したといわれるテラコッタ装飾。
ピンクの大理石がかわいい階段周り。
階段親柱はまるでソフトクリームのようだ。
そしてカフェの方へ。
中央の長いテーブルの前には、生糸検査所時代に活躍していた水分検査機が
ずらりと並び、ハイテーブルとして使われている。
水分検査機は生糸の正確な重さを量る機械で、
乾燥前後の重さを比べることで、生糸の水分量を量り、品質の確認をしていたのだそう。
乾燥前後の重さを比べることで、生糸の水分量を量り、品質の確認をしていたのだそう。
水分検査機はダクトですべてのテーブルが繋がっていて、スピーカーとしても
使われているのだそう。
おひとりさま用の席としてもちょうどいい。
私たちはソファ席で、ゆっくりティータイムした。
トイレ前の「KIITO」ベンチ。
元検査所スペースだった大空間が広がるKIITOホールは、レンタルスペースに。
検査所時代の機械がオブジェのように。
イベント時ではなかったので、閑散とはしてたけど、
改装され、ちゃんと活用されているようでよかった。
この後は大人の社会見学と称して真珠会館、そして神戸市役所展望ロビーへ向かった。