
5月くらいからいくつか同時進行で作ってたマジョリカタイルの壁掛けが紆余曲折あって完成した。

今回は、一つのピースを四枚合わせると、一つのデザインが出来上がり、
それを繋げていくと、どんどん模様が広がっていくというものを考えた。

ピースを180度回転させると、こんなデザインにもなる。

いつものように石膏を釘で彫ってマジョリカタイルの型を作る。ちゃんと彫れてるか、仮の粘土で試しつつ。

必要枚数を量産。
同じものを量産できるのが型で作るマジョリカタイルならでは。

素焼き後、着色。今回もスポイドと針を使って。
黄瀬戸を背景に、飴釉と紫釉を使うことにした。

額は四天王寺ののみの市で手に入れたもの。

焼きあがった。色目はほぼ思い通り、シックな感じに仕上がった。

額の雰囲気にも合ってる。
が、しかしここで問題が・・
予想以上に縮んでしまって(計算違い?!)
いつもはある程度は目地で調整するのだけど、
とても調整しきれないくらい上下左右に3センチづつの隙間が空いてしまうという事態に;

そこで苦肉の策として、周りにぐるりと一周、飴釉のタイルを作って入れることにした。
なんとかこれでぴったり収まった~
額に合わせるのはつくづく難しいなあ。