m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

京都タイル巡り&京都市考古資料館&ラインベック他

2022-01-17 | 建築巡り・街歩き【京都】

橋本関雪記念館、レストランノアノアを後にし、
かなり遅い時間になってしまったので行き先を変更。
恵文社へ寄ってから、京都市考古博物館の「桃山デザイン」を見て帰ることにした。



途中出会った民家のタイル。
渋い色味なのだけど、とてもカラフルで素敵な色合わせにうっとり。


この濃紺のタイルもいいなあ。



タバコ屋さんのモザイクタイル貼りのショーウィンドウ下は複雑な形状をしていた。


中から灯りがもれる型板ガラスの窓がきれいだった。


何かの店舗だったらしき建物。


2階の面格子が、今まで見たことがない立体的なもので面白い。


入口扉のデザインも。


カトリック高野教会の前を通りがかった。
自由にお入りください、と書かれていたので聖堂内へも入らせて頂いた。
1940年にこちらの聖堂が建てられたそう。





聖堂内はステンドグラスを通してやわらかな光が入る。


トラスが美しい天井。



中央には八角形の2段重ねの和洋折衷のようなデザインの照明が下がる。



両サイドに下がる照明は少しシンプルなもの。
梁を支える持ち送りも内側のラインが素敵だった。


両サイドの窓は格子が入り、抑え目な色調のシンプルなステンドグラスに。



十字架がモチーフのよう。





奥には司祭館らしき建物もあった。


腰壁に貼られていたタイル。


1階は店舗に、2階には縦長窓、アーチの装飾などが入った洋風建築。

京都市考古資料館へやってきた。(外観撮り忘れたので以前の写真)
大正3年に本野精吾設計により西陣織物会館として建てられた建物が現在は資料館になっている。


この日はちょうど普段は非公開の3階の貴賓室も展示室になっていて公開されていた。


3階の階段ホール。
扉の向こうは資料室?だったか立ち入り禁止。


普段は閉まってる貴賓室。
天井装飾やシャンデリア、扉などが建築当初のまま残されてた。


大理石のマントルピースも。


1階の展示室では「桃山デザイン」という京都市立芸術大学との合同企画展が開催中。
京都、三条せと物や町から出土した桃山陶器のデザインに着目した展示がされていた。


思いがけないような斬新な形や文様が楽しい。



桃山陶器にインスピレーションを得た作られたという学生の作品も
一緒に並べられている。


奇妙な形、ゆるい画風の織部の器の数々。


刷毛のような?何か。


手書きのキャプションもユニーク。



勢いのある動植物の絵や幾何学文様などなど、笑ってしまうような
絵付けも多く、桃山陶器のまた違った見方を知った楽しい展示だった。


考古資料館を出た後は、途中、古道具屋さんに通りかかり、タイルを貼るためのいい感じの土台を発見し、購入。
更に自転車をこぎ続け、お腹が空いてきて一休みしたくなった頃に
パンケーキの「ラインバック」に通りかかったので休憩していくことに。



町屋を改装したカフェで、奥には中庭も見える。


古い欄間も残されていた。


バナナキャラメルのパンケーキ。
甘さ控えめ、ふわふわで美味しく、、生き返った。



この後はだんだん暗くなりつつある中、帰途へついた。
この日も久々の京都を十分走り回れて満足。。


コメント
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