福岡で、家と自分用にと買ったお土産、「ざびえる」というお菓子の包みを空けてびっくり。
箱が、こんなベルベット調になってた。
ゴシック体で書かれた文字。
デザインは聖書を模したものだそう。
包み紙に惹かれて、福岡じゃなく大分銘菓だけど、家用なのでまあいいか~
と何気なく手に取ったものだったけど、
中の箱がこんなことになっていたとは!
中身はバターが効いたビスケット生地の皮に白あん入りとラムレーズン入りの餡が包まれている和洋折衷のようなお菓子。
金と銀の包み紙で2種類入り。
もう一つ驚いたのは、この箱の造り。
箱の角が90度でなく、内側に傾くというしゃれた構造になってるのだ。
下の箱にはこんな模様も入っているし、細やかな美意識が感じられる。
お菓子のしおりも可愛い~
調べるところによると、平成12年製造元のお菓子屋さんがなくなったことで一旦製造中止になってしまったらしい。
その後、「ざびえる」ファンが復活を強く望み、
元従業員の方々が私財を投じて尽力・・その結果、『ざびえる本舗』が設立され、見事「ざびえる」が復活したのだとか。
そんな復活劇があったとは~
すごすぎる~
これはパッケージもろとも残していきたい日本の銘菓の一つだと思った。