
因島のヴォーリズの白滝山荘でゆっくりし過ぎたため、生口島まで飛ばす。
ロードバイクはさすがにスイスイと快適。

生口橋は美しい斜張橋。
しまなみの中でも一番好きかも。


生口島に入るとレモンの木が目にはいる。
生口島の瀬戸田はレモンの名産地だそう。

しおまち商店街という通りがあったので、迷わずそちらを通った。
いくつかのお店に混じって、廃店舗などもちらほら。

その足元にはなまこ釉が美しい凹凸のあるタイル。

レトロな美容室も。

玄関灯に張り付いた装飾がかわいい。

廃喫茶店。

化粧品の看板のある「トミヤ」は2階がタイル貼り。

そして、うお~~っとうなってしまった堀江理容院。
何?この存在感は!

1階部分は扉や窓は古びた木のサッシが迫力いっぱいで、

なによりこの腰壁はオレンジ色の玉石タイル貼り。
こんな色の玉石タイル、初めて見た~みかんの島だから?!
しまなみでもタイルに出会えるなんて!キェー
と一人興奮してたら、
タイルには全く興味のない旦那から「ええかげんにせえ!こんなとこで時間くってたら今日中に着かんぞ!」
との言葉に我に返る。
逆にここで時間をくわずして、どこで時間を食うねん?!
もうちょっと観察したり、
他にも古民家カフェとかあって、写真も撮りたかったが断念・・
いつもどこでもなぜか?先を急ぐ旦那・・

漕ぐ時は漕ぐんやから、、メリハリが大切やろう?!
そして再び大三島へ向けて自転車をぶっ飛ばす。
ヤシの木が並ぶ南国ムードの海岸沿い。

錆び錆びのバス。

みかん畑一色の風景。

大三島へ渡る多々羅大橋が見えてきた。
がんがん飛ばすぞーー

多々羅大橋は国内最長の斜張橋。
爽快~~

多々羅大橋を渡るとそのそばにある道の駅多々羅しまなみ公園で小休止。
ここからの多々羅大橋の眺めも最高!

そして、旦那が唯一撮りたいとこだわっていた、サイクリストの聖地碑で
自転車と共に撮影。
15年前のしまなみ時は、一日目、ここまでにして、
ここまで宿の人に迎えにきてもらった。

この道の駅のみかん直売所はみかんが大充実していて、
こんなにみかんの品種ってあったんだ?!というくらい豊富。
あれもこれも食べてみたい!と思うのだけど、やはり重量との戦いで、一袋だけにした。

そして、順調に大三島を抜け、伯方島へ渡る大三島橋へやって来た。
大三島橋はしまなみ海道の中で、最初に完成した橋だそう。
最も短い328mの唯一のアーチ橋。

伯方島へ入るとやってきた道の駅マリンオアシス。
ここでの目的は、

伯方の塩ソフト!
前回もすすめてもらって食べて、かなり美味しかったので、
今回も絶対食べようと決めていた。
JAF会員証で350円→300円になった。ラッキ~
やはりほんのり塩で、美味しかった!

伯方島からは大島を目指す。
海の色は透き通った深いブルー

造船所も見える。

伯方・大島大橋が見えてきた。


大島にやってきた。
前回は大島のダラダラ上り坂で家族皆ぐったりで、自転車を押して歩いた思い出があって、今回も一日の後半なので大丈夫かなあ?と
思っていたのだけど、さすがのロードバイクの性能と、
普段上ってる坂の方がきついためか、思っていたほどではなくクリア。

そして最後の橋、来島海峡大橋が見えてきた。

上る前に眺めのいい道の駅で休憩。
ついに最後の橋か~、なんだかあっという間だったなあ。

来島海峡大橋に上るスロープ。
ぐるぐる回るが傾斜はゆるやか。

橋からの最後の海の眺め。

海上を行く船が絵になる。

きれいだなあ。

そして無事しまなみ海道を一日で完走!
食事や休憩を入れて約8時間、実質走行時間4時間半。
(旦那、復路はほぼノンストップで3時間超だったらしい)
今回も自転車だからこそ味わえる風景と爽快感を存分に味わえた。
しまなみ海道、自転車乗れる人なら万人に、本当におすすめしたい!
この後はホテルへ直行する旦那と別れて、
返却時間18時ぎりぎりまで、自転車で今治を散策したのだった。