twitterのぶちこさんに頂いた古民家の建具、こちらを額縁に再利用して、
タイルと共に蘇らせようと試みた。
ひとつは思い切り縦長、もう一つは仕切りがついたものと、今まで考えたこともなかったイレギュラーな形。
菱形をモチーフに、大小繋げてみようと試みる。
仕切りもアクセントに。
素焼き後、釉掛け。
仕切りのあるものは、金茶結晶釉をメインに、茶系でまとめてみた。
中央の菱形には模様を書き加えて。
縦長の建具は、ブルー系でまとめて。
瑠璃、浅水青磁、織部、海鼠を使用。
白萩を散らして。
金茶結晶に散らした白萩がきれいに出た。
もう一つ頂いた建具は、無骨な雰囲気を生かして、スクラッチタイルを作って
合わせてみることに。
ケラモスアートさんで教えて頂いた溝のある傘の骨で作ったひっかく為の器具(自作)と、
ステンレスのフォーク、プラスチックのフォークを使ってみたが、
使用してる土がそれほど粗くないので、プラスチックのフォークが一番うまくいったような・・
スクラッチを入れた後、上からローラーでわらびをやさしく押さえる。
なかなかよい感じでできたスクラッチタイル。
素焼き後。網代に配置。
素焼き後、釉掛けしたもの。
飴や鉄赤に、海鼠を差し色に。
無骨な建具の額に、ぴったり収まった。
目地はタイルの雰囲気になじむようベージュ色を入れてみた。
10月28日から11月1日まで須田画廊さんにて、個展をさせて頂きます。
お気軽にお立ち寄りください