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沖縄の旅・中村家住宅

2007-07-31 | 沖縄の旅2007



「中村家住宅」(重要文化財)は約280年前の豪農の屋敷。
琉球王朝時代に建てられ、戦前の沖縄の住居建築の特色を全て備えている建物。
ということで私的には最も楽しみにしていたスポット。

琉球石灰岩でできたこの塀はヒンプンといって門の内外との仕切りで外から直接母屋が見通せないようにした目隠しの役割をしている。





ウフヤ(母屋)は一番座(客間)、二番座(仏間)、三番座(居間)となっていて畳間は全て6畳かそれ以下で、当時の農民にはその大きさしか許されていなかったという。





屋根は本瓦ぶき、漆喰塗りで屋根の上に魔よけのシーサーをおいている。





石垣の内側には防風林の役割を果たすフクギが植えられ台風に備えている。





井戸とメーヌヤー(家畜小屋兼納屋)





家の周りの散策路を上がっていくと中村家の屋根が見渡せる。
この赤瓦が連なる景色はなんとも言えず美しい~





アシャギ(離れ座敷)は客の宿泊所。





サトウキビを圧搾する機械が。





この赤い瓦はほんとに見飽きることがない・・


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
赤い瓦 (loco)
2007-08-01 09:12:08
はい。 見飽きることは ございません。
赤い瓦。
強い日差しに映えて なんとも いえない・・。

でも、 ホントに お好きですね。 建築物が。
最も楽しみにしていたスポットってところが すごい。
海ではなく 料理ではなく。

また いろんな角度から眺める沖縄も とっても楽しいです。
琉球王朝時代の暮らしが 垣間見えました。
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Unknown (mayumama)
2007-08-01 11:22:09
locoさん
ほんとに沖縄の空に赤瓦は映えますね~
この後各地で赤瓦の建物みましたがやっぱりいいな~と
飽きることはありませんでした・・

前回沖縄に行った時は子どもたち中心の旅だったので
建物もやきものも見れてなかったので今度こそはと
私の趣味も取り入れさせてもらいました~
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違うね~ (えみ)
2007-08-01 18:42:55
むかしは違う国だけあって、本州の古い建物とはまったく違うね~。その上、赤れんがが見ようによってはスペインっぽいともいえるわ。。
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Unknown (mayumama)
2007-08-01 20:51:28
えみさん
そうですね~暑いところだけあって風通しなんかを考えた気候に適した建物なんだろうなと思います。
実際家の中に入ると意外と涼しいので・・
同じ赤瓦でも和と洋とちょっと雰囲気が違うようですがどちらにしてもスペインや沖縄の青い空に映える色ですよね~
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