旅順博物館目指し、歩いていると木々の間に見つけた、旧旅順中学。
1909年に旅順中学として改修されたもので、ロシア時代はドイツ商会として使われ、現在は軍施設となっているそう。
1917年に開館した旅順博物館は大谷探検隊の発掘した大谷コレクションが多数収められていて
展示品の質の高さでは定評があるという。
元、帝政ロシアの将校クラブを改装したものだそう。
博物館入口の両サイドには迫力のある狛犬?!が
その足元をよく見ると、子狛犬?をふんづけてる・・というかじゃれ合ってるのかなあ?
じゃれ合ってるとも思えない恐い顔をしてるけど。
門柱にはライオンの顔や諸々の装飾が施されているのだけど、とても細かく深い浮彫。
建物の裏手にもぬかりなく装飾が施されている。
屋根の上の塔
広々としたアーチが連なる玄関ホール
深緑色の大理石の階段が重々しい
階段親柱にはエンブレムのような装飾が
展示室への入口
休憩室として使われていた部屋。
ボウウィンドウが美しい縦長のお部屋だった。
展示物の鑑賞もそこそこに・・ぷにょさんが開かずの?扉を開けると、
床には象嵌タイルが貼られてた。
この階段室もすてきだなあ。
カーテンレールを支える金具も美しい。
すぐそばにある博物館の分館
こちらは中は改装されているようだったので入らず・・
旅順博物館の前には、ソ連が旅順撤収前に建てたという中ソ友誼塔が立つ。
その奥にあるのは関東軍司令部であった建物。
現在は旧址博物館となっているようだったけど、扉は閉ざされていた。
関東軍司令部の前を通ってさらに進んでいくと、1902年に建てられた旧我清銀行旅順分行だった建物で
現在は軍管理施設となっていて、やはり扉は閉ざされていた。