東京タイル巡り&建築巡りもラストスパート。
最後に目黒雅叙園の百段階段へ行こうと、目黒駅を降り歩いていると、
カトリック目黒教会の前を通りかかった。
見学ができるようだったので、立ち寄っていくことに。
アントニン・レーモンド設計により1956年に建てられた鉄筋コンクリート造の教会。
聖堂内、内陣もシンプル。
サイトによると、
金色の天蓋の後ろの四つの円は聖なる三位一体(「父」「子」「聖霊」「教会」)を表しているという。
壁と天井は、屏風を折り畳んだような折板構造という造りが見られる。
側壁の明り採りからは光が差し込む。
主聖堂背面には1階にも2階にもステンドグラスが入っている。
2階のステンドグラスは米国フィラデルフィア・ウィレットステンドグラススタディオの製作だそう。
主聖堂背面の1階には洗礼堂があり、その床がモザイクタイル貼りだった。
ステンドグラスはスリランカ人アーティストのデザインで、復活のキリストが描かれているという。
独特な色彩とデザインで、いいなー
コンクリート壁に十字の透かし彫りが入るのは2階への螺旋階段。
そして、おすすめされた杉野服飾大学の杉野記念館。
創業者の杉野夫妻の住居として建てられた建物で、
現在は非公開のようで残念。
門の隙間から見ると、石貼りの腰壁に、緑がかったスクラッチタイルが貼られてるようで、とてもいい感じの玄関ポーチだった。
タイル貼りの南目黒苑。
真紅のタイルが美しい。