娘のリクエストで、京都の竹田にある「京都離宮おだしとだしまき」へ行くことに。
人気店のようなので事前予約しなければ、と少し前に予約しようとしたらさすがに土日は満席。当日枠もあるとのことだったので、開店時間少し前に到着。
それでも遅くて、自分たちの一つ前から1時台の案内になってしまってた。
なんと、3時間待ち~?!と驚きつつ、一応近くの城南宮へ時間つぶしに紅葉を観に。
神苑をぐるっと一周。
「平安の庭」は、平安貴族の邸宅に造られた庭を映したという庭。
池の周りには紅葉の木が植わっている。
ここからいろんな紅葉が次々と現れて、目を楽しませてくれた。
真っ赤に色づいたものから、オレンジ色、黄色のもの。
光が差し込むと更に輝いて美しく、
まだピークを過ぎていないからか、葉の形がどれもこれもとてもきれいで
見惚れてしまった。
曲水の宴が行われる小川が流れ苔の生える庭。
とにかく紅葉がきれいで、夢中になってしまった。
スポットライトを浴びる紅葉も、
日陰で、ひっそり佇む紅葉もそれぞれ美しく、色や葉の形に個性があって見飽きない~
えんじ色とオレンジのコンビが美しい紅葉。
グリーンの葉の縁が赤い斑入りの変わり紅葉。
光に照らされて透き通る紅葉。
「室町の庭」には、めちゃめちゃ枝ぶりの良い赤松が生えていた。
下から見上げると、本当に見事としか言いようがない~
細かな枝の折れ曲がり具合が最高。
自然の造形美に惚れ惚れしてしまった。
上からかぶさるような真っ赤な紅葉の中へ入って、天を仰ぐ。
最高のロケーション。
どの葉も欠けておらず完璧。
この紅葉は、葉の先だけちょこんと色が抜けてるのがかわいい。
青空背景の紅葉のシルエット。
滝のように美しいラインを描く紅葉。
城南宮、こんなに紅葉がたっぷり見れて、しかも京都なのにほぼ人がいないという、思いがけず超穴場で、堪能できた。
あっという間に2時間は過ぎて、少し早めにお店へ戻って、店内を少し見て回る。
お店は、築80年の普通の民家だった建物だそうで、外国人の方が住まわれていたとか。
1階は、欄間は、元の建物に使われていたものをそのまま使用されているそうで、
欄間を見ると、かなり凝ったお家だったことがうかがえた。
風景を描いた細やかな透かし彫りの欄間。
中央部は、桐の花がモチーフだろうか?繊細な幾何学模様の組子細工の欄間。
風景を描いた細やかな透かし彫りの欄間。
中央部は、桐の花がモチーフだろうか?繊細な幾何学模様の組子細工の欄間。
1階部分は、欄間と柱の位置は、元のままだそうだが、他はほぼ改装されているそう。
出しの歴史などの展示スペース。
そうこうしてるうちに、少し早めに順番が回ってきた。
ランチは、「だし巻き御膳と釜炊きご飯」1種類で、最初に4種類の出汁が出てきて、飲み比べし、好きなお出汁で、だし巻き卵を焼いてもらえる。
私も娘もアゴ出汁をチョイス。
好きなトッピングも3種類選んだ。
御膳が登場。
だし巻きがメインで、あとちょこちょこと、前菜などのおかずがついてきた。
好きなトッピングも3種類選んだ。
御膳が登場。
だし巻きがメインで、あとちょこちょこと、前菜などのおかずがついてきた。
だし巻きは、卵3個半使われてるとのことで、出汁がたっぷりでジューシー。
釜炊きご飯も炊き立てで美味しく、幸せランチタイムだった。
娘も大満足だった模様。
食後は、この辺りの名物だという「おせき餅」をお土産にゲット。
写真撮り忘れたが、お餅にあんこが乗ってるこんな感じ。
お餅がふわふわで、とても美味しかった。
この後、予定では、バス乗り継いで、藤田権十郎邸のカフェへ行くつもりだったが、
2人ともお腹がいっぱいで、すぐカフェには行けそうになく、、
少し離れてるが私が行きたかった、建物の見学に娘に付き合ってもらうことに。