♪夏も近~ずく八十八夜・・・♪
今日は、立春から数えて87日が過ぎた翌日・・八十八夜ですね。
平常は、5月2日ですがうるう年は5月1日となります。今年はうるうですから昨日だったんですね。
で、なんでこのような日を決めて伝えているかといえば、ちょうどこの辺りが霜の心配が
なくなる頃・・ということで、日本独特の「雑節」としてみんなに分かり易く伝えているのですね。
しかし、「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などといわれるように、遅霜が発生する
時期でもあります。さらに、「九十九夜の泣き霜」という言葉もあり、5月半ばごろまで
泣いても泣ききれない程の大きな遅霜の被害が発生する地方もある。
このように、農家に対して特に注意を喚起するためにこの雑節が作られたといわれている。
昔の人は、あたまイイ~!
我が、蓼科農園では「八ヶ岳に雪がなくなる・・」が、霜の心配がない合図として
農作業を進めてきました。ちょうど、5月下旬から6月初めころですね。この頃にならないと、
サツマイモの苗を植えても霜でやられてしまいます。
また、この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするとも
いわれている・・・??
がしかし、新茶のトロッとした口触り、香り、甘み・・何とも言えないおいしさ・・。
こりゃ~長生きするかも・・?
埼玉県、狭山茶の茶摘み唄に、
〽 色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす~〽
狭山茶
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・・で、狭山は茶どころのひとつですが、昨年、この狭山茶から放射性セシュウムが
検出されたと騒がれました。
しかし大丈夫・・。「去年10月から12月にかけて改めてサンプルを採って調べたところ、
90%を 超えるサンプルでは、1キログラム当たり80ベクレル以下で、全体でも
500 ベクレルを超えたものはありませんでした。さらに、研究所の茶畑で時間ごとの
変化を調べたところ、去年10月には1キログラム当たり71ベクレルだったのが、
今月は21ベクレルと4か月間で3分の1以下に減っていました。」と報告されています。
茶摘み体験
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今日は、ゆっくりとおいしい~お茶でも飲むか・・・!
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懐かし童謡を聞いて、童心を蘇らせましょう。