蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

金環日食  (bon)

2012-05-10 | 日々雑感、散策、旅行
来る2012年5月21日午前7:31頃~7:34頃が金環日食で食の最大は7:34頃です。

東京では、7時32分頃、太陽高度35度で継続時間5分4秒の金環日食となります。

観察する方に、先に注意事項です。
太陽光は強く、紫外線など目に良くない光線が含まれているので、
サングラス、黒い下敷き、すすガラスなどで見ないこと。
失明の危険性があるといいますのでくれぐれもご注意ください。


小生は、近くの文具屋さんで「日食グラス」を早くも買ってきました。(\260.-/個)

金環日食
(ネットから拝借しました。)


日本では1987年9月23日の沖縄日食以来25年ぶりの金環日食です。2012年の次は、
2030年6月1日の北海道となるといいます。また今回のように、日本列島を縦断する多くの
地域で見られるのは、1000年近く前の平安時代(1080年)以来とも言われ、
首都圏で金環日食が観測出来るのは、江戸時代の1839年以来173年ぶりという非常に珍しい
チャンスですので期待しましょう。

このようなことが起きる理由をウイキペディアから要点を簡単に紹介します。 

「太陽は黄道を1年で1周し、月は白道を約1か月で1周する。もし黄道と白道とが一致していれば、
朔(新月)には必ず日食が、望(満月)には必ず月食が起こることになる。
 しかし実際には黄道と白道とは約5度の傾きでずれているため、日食や月食が起こるのは
太陽・月が黄道・白道の交わる点(月の昇交点・降交点)付近にいる時に限られる。」・・・
まあ、いいですよね。興味のある方は、図鑑などで見てみてください。 
 さらにややこしくなるかもしれませんが、この文で言う、黄道、白道とは・・

*黄道(こうどう):天球上における太陽の見かけの通り道(大円)のこと。
*白道(はくどう):天球上における月の見かけの通り道(大円)のこと。

なんですね~。

「そしてこの時、月の見かけ上の直径(大きさ:視直径)は、月の地球周回軌道および
地球の公転軌道は楕円であるため、地上から見た太陽と月の視直径は常に変化する。
月の視直径が太陽より大きく、太陽の全体が隠される場合を皆既日食(total eclipse)という。
逆の場合は月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見え、これを金環日食(または金環食。
annular eclipse)と言う。」 
 5月12日に見えるのは、金環ですから、太陽の見かけ上の直径より、月の見かけ上の直径が
ちょっと小さいということなんですね。

 こんな風な言い方もありましたよ。「1.5km先にある直径12mの太陽の手前を、
4m先の直径3.5cmの月が通過するのを、直径13cmの地球の上から見る」となるそうです。

金環日食が起こる理由・・
(これもネットから借用しています。)



昨年、2011.12.10には、夜半に月が地球の影にすっぽりと隠れる「皆既月食」がありました。
このことを、3日前の7日に「赤い月」とのタイトルで、このブログでご案内しましたので
覚えておられる方もおられると思います。

こうやって見ると、天文ショーも結構あるんだな~と思います。

1990年発表、ドリカムの「時間旅行」。この歌詞の中に、2012年の金環食まで待って・・
という下りがあります。 
つまり指輪のこと?









コメント
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