トヨタが世界に100台限定で、100万円/台の自転車を発売した。
一昨日(6/29)の読売オンラインの記事から引用すると、
「 自動車向けに開発された技術や素材を使った高級自転車で、ブランドのイメージを高める狙いだ。
トヨタ自動車は世界100台の限定で、“レクサス”ブランドをつけた100万円の高級自転車を売り出した。
舗装した道路向けのロードバイクで、最高級スポーツカー“レクサスLFA”の車体に使った素材をフレームに採用した。
変速機やホイールは、高品質の自転車部品を手がける日本のシマノ製を使い、本格的な自転車レースでも十分使えるという。
ドイツ勢ではBMWが約40万円のロードバイクを販売している。ポルシェは約45万~約81万円、
メルセデス・ベンツが約46万円の自転車を日本で販売している。」
トヨタ自動車が今回販売したレクサスブランドのロードバイク
(読売オンラインより)
折しも、一昨日(6/29)から7/21まで、“ツール・ド・フランス”が開催されている。
今年は第1回(1903年)から数えて丁度第100回にあたる記念大会です。
全長21ステージ、3,403.5kmを走破する過酷なレースで知られていますが、古くから自転車の技術開発と競技を発展させて来た
歴史があります。 現在では、平均時速40kmも出るそうです。各ステージを走破した時間が最も短い選手に“マイヨ・ジョーヌ”と呼ばれる
“黄色のジャージ”が与えられ、最終ステージの終了時点で“マイヨ・ジョーヌ”着用の権利をもっている選手がツールの総合優勝者となる。
マイヨ・ジョーヌ
ところで自転車はいつ頃発明されたのか?
例によってネット調べをしてみましたが、特にはっきりした記録がなく、1813年にドイツで“足けり式”の自転車が開発されたのが
どうも最初らしい。 蒸気自動車が1801年、蒸気機関車が1804年に発明されたといいますから、自転車はこれよりも新しいことになります。
今から200年ほど前なんですね。 現在のような“ペダル式”は1893年スコットランドで、さらに近代の自転車のようになったのはイギリスで1879年に開発されたようです。日本には、明治の初め頃フランスの量産機種“ミショー型”(Michaux)だそうです。
ペダル式自転車
(日本自転車文化協会)
私が子供の頃、自転車は遊びやお使いなど・・かなり重宝していましたね。
当時、業務用とかで“運搬車”などと呼ばれた自転車があり、重くてハンドルも子供にはやや幅広すぎる感がありました。
小学6年の頃(1951年?)知り合いのお兄さんと一緒に、自転車で大阪(上本町2)から、明石さらにはフェリーで淡路島の
“岩屋”まで遊びがてら行ったことがありました。
朝まだ暗いうちに出発して、神戸の港で休憩したりしながら国道2号線を南下し、明石まで来て、何となく岩屋にわたり
(当時関西汽船で確か片道10円)明石の生きたタコをタコツボごと買って、再び2号線を戻り(約400kmを走り)自宅に着いたのは
既に日が暮れていました。
小学生の私にとっては、少々ハードな体験でしたが、こんなことを思い出してしまいました。
少し前、サントリーが100万円のウイスキーを限定で発売し、瞬く間に完売したニュースがありましたが、今度は、トヨタの“自転車”でした。
そういえば、トヨタと東大が共同開発したロボット宇宙飛行士“KIROBO”が、8月に打ち上げ予定のロケットに乗り込む
というニュースがありました。なんでも、宇宙飛行士を和ませる“話し相手”になるという。
身近な自転車からの話題でした。
Bicycle in Copenhagen
最も先端的な都市の一つである、Copenhagenの中心部では、通勤などの交通移動手段
として自転車が使われており、自動車が見当たりません。近郊都市からの電車通勤にも自転車をそのままのせることが許されております。mak
Bicycle in Amsterdum
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