蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

生前葬コンサート  (bon)

2014-04-15 | 日々雑感、散策、旅行

“シクラメンのかほり”  などで知られる作詞・作曲家 小椋佳が、今年9月にNHKホールでコンサートを開催する。 
銘打って “生前葬コンサート”。 18日から入場券が発売されるが、入場料は “香典” として、
S席が1万円である。 あの3,000人収容の豪華NHKホールで開催するのだ。

 小椋 は、本名:神田 紘爾、1944年1月18日 生まれ 。シンガーソングライター、作詞家、作曲家である。
出身は、東京台東区上野という。東京都立上野高校から東大法学部卒業後、日本勧業銀行(現:みずほ銀行)
に入行した。 銀行マンとして証券部証券企画次長、浜松支店長、本店財務サービス部長などを歴任する
傍らで音楽活動を行ってきた。  とあります。
 浜松支店長時代は、地域活動も活発で、その頃、知名度も上がって私なども知るようになりました。


 1971年に歌手デビューし、1976年にはNHKホールで初コンサートを開いている。
1993年、銀行を退職し東大文学部哲学科に学士入学し、歌手活動と並行して6年間にわたり学業を修めた。

                          (ネット画像)


 1975年の “シクラメンのかほり” (歌:布施明)は第17回日本レコード大賞を受賞しており、その他、
“愛燦燦” (歌:美空ひばり)など多数の作品がある。 
作詞のみを担当した曲として “愛しき日々” (作曲・歌:堀内孝雄)、“山河” (作曲:堀内孝雄、歌:五木ひろし)、
“白い一日” (作曲・歌:井上陽水)なども良く知られるところです。
その他、校歌や市歌なども数多く手掛けているという。

 彼の詩は、品があり どこか意味深い文学的な香りが強く感じられるものが多く、曲調も斬新できれいですね。
その筋の大御所、作詞作曲家に並ぶ、一つの境地を創り上げているといっても過言ではないでしょう。

 ある才能が、フツフツと芽生え、自らも努力を重ね何度も挑戦して作り上げて行くうち、その才能は
さらに磨きがかかり、より一段と高い位置へと上って行くのでしょう。

 この人と並んで思い出されるのは、谷村新司がいる。 やや路線が違うといえばそうですが、この人も
ユニークな音楽才能あふれる人のようです。 若いころコンビを組んで、大爆発したアリスのパートナー
堀内孝雄も異色ですね。 彼は特に作曲を手掛け、歌手としても良く出演し、一種独特の雰囲気があります。

3人とも、好きな歌が多いです。

小椋佳の 生前葬コンサートの入場料が “香典” という発想は面白い。

 

 

 

 

 

 

コメント
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