蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

蓼科農園収穫祭準備 ‛17  (bon)

2017-09-30 | 蓼科浪漫倶楽部 畑

         蓼科農園出発前に、既に衆院解散が、臨時国会冒頭に実施される
             ことは認識していましたが、この3日間畑作業に没頭して、社会と
             離れていた僅かの間に、代表選直後の第2党は分裂し、新党と合流?
             など政策論抜きの“当選ファースト”を目指した、激震が走っていた
             ことに驚きました。

 

 初秋の蓼科農園は、来月下旬の“大収穫祭”のための準備を迎えます。 9月27~29日の
予定で作業に向かいました。 肝心の28日は、昨夜来の雨が、午後2時頃まで残ったため
目的の準備は完成しませんでしたが、タマネギの発芽周りの雑草を抜き、ニンニクの植え
付けは無事完了しました。
  それぞれ、2畝ずつあり、400個/畝×4畝で、計1,600個に対する作業でした。

 初日(27日)は、周辺の田圃は既に稲刈りが終って、きれいに藁干しされている田圃や、
たわわに実った黄金色した田んぼが広がり、畑にはコスモス、ススキが群生し、どんより
とした中にも高原の秋が始まっていました。 雨が心配でしたので、先ずは、ニンニクの
植え付けを始めましたが、何しろ1畝 400個のマルチ穴に、ニンニク片(タネ)を6~
7cmの深さに植えつける単純作業は、日暮れまでかかりました。
 夕方6時前頃は、暗くなり始め、高原の風は冷たく感じながら、それでも一区切り作業を
終えた満足とともに、縄文の湯に浸かる心地よさを味わうのでした。

 ススキ群生                お茶タイム
   


 採りたての野菜などを使った“水炊き”と、日本酒を友にした歓談は、今日もまた蓼科
浪漫倶楽部の粋を盛り上げていました。 外は寒く、すでに本降りになっていました。

 翌日は、まだ雨が残りましたので、長年お世話になっているK邸の部屋等を久々に整理し
ました。 農作業で使った小物類で不要になたもの、資料類、家電など思い切って廃棄して
スッキリ見違えるようになりました。

 午後3時頃から、農園作業に移り、前回(9月初)に種まきをしたタマネギが発芽した
マルチ穴の雑草を抜き取るのです。作業は、極めて単純ですが、細いタマネギの芽を残して、
それにまつわり付くように生えている雑草だけを抜き取る慎重な作業でした。 これも大体
800個を対象としていますので、まことに単調な しかし神経の使う作業でした。

            スッキリ仕上がった タマネギ(左2畝)とニンニク(右2畝)

         


 暮れかけて来ると、タマネギの芽と雑草との区別がつかなくなり戸惑うこともありました
が、取りあえず完了し、今日も縄文の湯を目指すべく片付けている最中にアクシデントが
起こりました。

 暗くて足元が見えにくく、両手にものを持ち 振り向いた途端に、石につまづいて転んだ
拍子に肩などを強く打ち、倒れ込んでしまいました。身体の大きいmakさんが動けないので、
救急車のお世話になり病院へ。 検査後退院が決まり一同ホッとしたのでした。
 本人は、まだ、痛みが残り、帰宅後医者に見てもらう必要はあるものの、大きな事故に
ならず 取りあえずは、一同揃って帰路につけることをお互いに喜び合ったのでした。

 皮肉にも、最終日は、素晴らしい秋晴れとなり、八ヶ岳の姿もくっきり浮き出てコスモス
も色鮮やかに揺れていました。
 次回、10月下旬の大収穫祭を楽しみにしながら蓼科農園を後にしました。

                                    (青年たち)


         

 

 

オートスライドをお楽しみください。
 

 

 

 

 

コメント (3)
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