一昨日(11/22)は、どんよりとした、お昼頃パラパラと来たようなお天気でしたが、
風もなく暖かい日でした。今回の園芸友の会例会は、晩秋の“日比谷公園”散策でした。
過去には、通勤で通り抜けた“鶴の噴水”のある池(雲形池)は、周りが紅葉し、
背景には先頃(3/29)オープンした“東京ミッドタウン日比谷”の偉容を映し、如何に
も都心の景観に変貌していました。
雲形池 背景に “ミッドタウン日比谷”
日比谷公園は、赤いモミジは少ないですが、しっとりと黄色く紅葉した都会のオアシス
として年中 憩いの場を提供しているのですね。
中心部の大噴水、野外小音楽堂に隣接する広場は、“全国魚市場・魚河岸祭り”のイベ
ントの初日とのことで、静かな景色とは対照的に賑々しくお店が並び大勢の客が集まり
一帯は大賑わいでした。
静かに広がる紅葉 賑やかなイベント(バックは、Tホテル他)
木曜というのに、イベントのせいか、多くの人出があり、私たち一行も、お馴染みの
日比谷公園を じっくりと木々を眺めながら散策するうち、これまでには気づかなかった
スポットをいくつか認識することが出来たり、公園の歴史を改めて感じたのでした。
首掛けイチョウ ルーバ・ロマーノ
古代スカンジナヴィア碑 伊達正宗終焉の地
日比谷見付跡入り口近くは、心字池がひっそりと広がり、こちらには“亀の噴水”が
ありました。真っ白な白鷺が、一羽周りでえさをついばんでいました。
伊達正宗終焉の地の表示は、2016.9に仙台市によって設置されたそうです。1600年頃に、
伊達家の上屋敷として60年ほど暮らしていたとありました。
心字池と亀の噴水
東京都菊花展が今年も、開催されていました。大菊厚物や大菊管物などたくさん並んだ
姿はやはり圧巻でした。 中でも、最優秀賞、優秀1席賞などに輝く鉢は、さすがに品格を
感じさせる容姿を見せていました。
大菊厚物 大菊管物
日比谷公園は、何度も検討された後、1903年に洋式庭園として開園され、松本楼などが
その時にできたそうです。 “日比谷花壇”の店頭には、『同い年』と名盤が付けられた、
樹齢150年とある 太い幹のオリーブの木が、直径1m位の鉢一杯に植えられていました。