蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

談山神社  (bon)

2020-11-17 | 日々雑感、散策、旅行

 子供の頃に疎開していたところは、奈良県の明日香村に近く(といっても5㎞
位離れていますが)耳成山や香具山などに行ったことがあります。
  しかし、子供でしたから、何の興味もありませんでしたが、ずっと後で、会社
勤めで大阪に勤務していたころ、いわゆる大和路を訪れることがあり、石舞台や
壇山神社、岡寺などを巡ったことがありました。

 今日17日(11月)には 談山神社の例大祭が行われますが、何といっても紅葉
が見事です。ネットで見ますと、奈良県では紅葉№1の名所とありますが、3000
本ものカエデがあるのだそうです。この期間には 夜は「紅葉ライトアップ」で
華やぐそうです。

       談山神社
        (もみじネットより)

 談山神社の歴史は古く、大化の改新(645年)に溯るのだそうです。 ご存じ
中大兄皇子と飛鳥で出会った中臣鎌子は当時の政治(曽我蝦夷、入鹿親子の勢
力)を憂い、多武峰の山中で談合して大化の改新に至るのです。 このことから、
この地を「談い山」「談所ヶ森」と呼び、談山神社の社号の起こりとなったそう
です。 大化の改新に至る下りは、歴史物語としても面白くドラマなどにも取り
上げられていました。

 中大兄皇子は後に天智天皇となり、中臣鎌子(鎌足)が重病にある時。天皇は
病床に見舞われ、内大臣に任命されるとともに藤原の姓を賜るのです。

 笑い話で恐縮ですが、今年社会人になった孫娘が、小学生の頃のお正月に、み
んなで“歴史かるた”をしていました。その子が読み手になっていた時、大化の
改新で活躍した「なかとみのかまたり」の読み札を「なかとみのかたまり」と
読んで、皆しておお笑いしたことが想い出されてきました。

    十三重塔(重要文化財)
        
     (ウイキペディアより)       (ネット画像より)

 で、談山神社は、鎌足の没後、長男によって父の墓を由縁深い多武峰に移し、
十三重塔を建立し、大宝元年(701年)に神殿が創建されたとあります。
ご祭神はもちろん藤原鎌足が祀られています。

 今年の紅葉もきれいだそうです。見ごろは、ちょうど今頃のようです。

 

 

フォレスタ音楽集~秋の名曲選~ 『まっかな秋』『どんぐりころころ』ほか

 

 

 

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