昨日の、全豪オープンテニス準決勝は、あの強豪セリーナ・ウイリアムスとの
対戦でしたが、大坂なおみ が、6-3,6-4でストレート勝ちし決勝に進みました。
両者とも、ここまで無敗の4連勝同士、大坂は、ダブルフォルトをかなり出し、
ハラハラするところもありましたが、サービスエースもあり、安定した試合運び
で快勝しました。
「うすい」です。 二十四節気の2番目(立春の次)で、今年は2月18日(昨日)
でした。 三寒四温がぴったりくる季節ですね。
ウイキペディアには、『 空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始める
ころ。「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されている。実際は
積雪のピークであり、それゆえ、この時節から寒さも峠を越え、衰退し始めると見
ることもできる。 春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。昔から
農耕の準備を始める目安とされてきた。』 とあります。関東では、すでに早めの
「春一番」がありましたし、鶯も早めに鳴いているようですが、北国では、特に雪
が多く北海道では猛吹雪となっているようです。
久しぶりに二十四節気の話題になりますが、そもそも二十四節気というのは、旧
暦の月名と季節のずれを正して、農作業に適した季節を表すために、中国戦国時代
に作られた「呼び名?」ですね。太陽の黄道上の位置を24区分して 12 の“節”と
12の“中”に分けて、月の前半を節、後半を中とした分け方です。
重要な節気には、立春、立夏、立秋、立冬の四立、重要な中気には、冬至、夏至
の二至、春分、秋分の二分があり、合わせて二至二分といったり、これら全部をあ
わせて八節とも言われています。
当ブログにも、折々の節気に記事アップしています。 代表的には、「二十四節
気」(2012.3.5)、「七十二候」(2012.5.20)さらに「雨水」についても2015.2.19
に記事アップしています。この年は、19日が雨水でした。 夏至や冬至、立春など
その他についても揚げています。
二十四節気は、普通下図のように表されていて、冬至が真上(12時のところ)に
あり、二十四節気の1番目(初め)の立春は、10時のところに来ています。 そして
季節は、反時計回りに動いているのです。つまり、冬至→小寒→大寒→立春→雨水
→啓蟄・・と反時計回りです。
二十四節気
(ウイキペディアより)
二十四節気の1番が「立春」で、これから始まるのになぜ、「冬至」が、真上
(12時のところ)に来ているかといえば、冬至は11月と定められていて、この日か
ら太陽の出ている長さが次第に長くなる・・つまり陽が伸びてくる初めとして捉え
られているのですね。 そして、太陽の周りを回りながら、次第に暖かくなり、暑
い夏を過ぎて秋、冬と季節が移行する・・図の反時計回りに季節が廻るということ
なんですね。
「2月は、宿根草の植え替えの適期だ」と園芸友の会の先生は仰っていましたが、
2月ともなれば、土の中では、そろそろ春の兆しが廻り、植物の根は動き始めるこ
ろなのですね。
ベランダの花置きでは、盆栽仕立ての寒木瓜、黄梅がたくさんの花を付けてきて
います。
寒木瓜
黄梅
これらはともに、20年ほどここにいますが、寒木瓜は、時に、春先のつぼみを鳥
たちがあっという間に平らげて無残な姿になることもありましたが、今年は、元気
に咲いています。ふっくら丸みを持った花は、温かみを感じさせて元気をもらえます。
木瓜は、バラ科ボケ属の植物で、果実が瓜に似ているところから “木になる瓜”
なのだそうです。平安時代あたりから鑑賞されていたそうです。花言葉は、「先駆
者」「指導者」「妖精の輝き」「平凡」とありました。
また、黄梅は、「梅」の字がありますが、梅ではなくモクセイ科ジャスミン属の
植物だそうです。中国名は「迎春花」、英名は「ウインター・ジャスミン」という
そうです。 なので、今頃の季語でもあるそうです。
地植えだと、1~2mもの高さになるそうですが、我が家のこれは,手のひらサ
イズです。 こちらは江戸時代あたりから日本に入って来たそうで、花言葉は、
「期待」、「控えめな美」、「恩恵」とありました。
コロナも少し下火になって、ワクチン接種が始まり‥いよいよ自由な楽しい春が
くるのでしょうか?
~早春賦~ 由紀さおり・安田祥子