蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

サイバーサロン(8)  (bon)

2022-03-27 | 日々雑感、散策、旅行

     プロ野球もいよいよ開幕し3年振りに観客数無制限で、大勢のファンで賑わっていました。
     桜と共に、高校野球センバツも明日は準々決勝に入り、ようやく春本番を迎えました。

 

 一昨日は、園芸友の会のオンライン会合、「サイバーサロン」の8回目を、14時
から 2時間にわたり楽しみました。リアルでの会合や屋外例会で直接集合すること
が出来なくなって、すでに久しくなりましたが、何とかオンライン方式で、顔と声
は回線を通しつつもリアルで、やはりメールなどとは一味違った雰囲気で進められ、
そして 8回目ともなれば、操作などには慣れて、画面だけでの違和感も薄れて自然
な感じになってきました。

 今回は、関東メンバーだけでなく、九州は博多からの参加があり、ひときわ弾んだ
ようなオンライン例会となりました。

 

 

 今回は発表テーマが1件でしたので、各自の最近の園芸作業での取り組みや懸案
などの意見交換に十分時間を取ることが出来、人数も多くないのでむしろ充実した
談話を楽しむことが出来ました。 コロナでなければ何ということもない現象が改
めて意義深いものと認識されるのでした。

 

 発表は、日本の植物学者「牧野富太郎博士」(1862-1957)についてでした。
丁度来年のNHK朝ドラ前期の番組に「らんまん」として取り上げられることが決
まっていて、タイミングも良かったようです。

 牧野富太郎博士は、高知県の出身で、小学校2年で中退しながら、植物の観察、
収集などに打ち込み、若い段階で東京帝国大学の専門分野の人とも交流が始まり、
とうとう東大の助手となり、講師を務め、1927年、65歳の時、東大から理学博士の
学位を授与されるのです。

      牧野富太郎博士(70歳ころ)
        (ウイキペディアより)

 1500種に及ぶ植物の命名や新種の発見、現在も生き続けている「日本植物図鑑」
刊行など多くの功績を残し 94歳(1957年)で亡くなりますが、文化勲章も贈られ
ています。

 身近な植物、ケヤキ、キンモクセイ、ハルジオン、オオイヌノフグリなどなどよ
く知る植物も牧野博士の命名によるところだそうです。

      妻の名を付した命名「スエコザサ」
         (ネット画像より)

 私は 8年前でしたが、夏の暑い日に、東京練馬区にある「練馬区立牧野記念庭園、
記念館」を訪れたことがあり、記念館にはたくさんの書物や自筆の植物スケッチな
どが展示されていました。

       牧野記念庭園
         (ネット画像より)

               

 各自の園芸作業などに関した自由討論では、この春、例年にないほど見事に咲い
た「蝋梅」「紅梅」「黄梅」そして「白梅」の開花もようなど、自身のブログ記事
を画面共有したり、200坪に及ぶ自作農園での作物の写真の紹介と苦労話などが添え
られて、「ごぼう」の花に始まって生々しい栽培の一端が披露されました。

 最近の話題から、信州八ヶ岳界隈のドライブもようでは、所により道路はまだ雪
が残っていたりして、お馴染みのカナディアンファームもお休みだったとか、また、
今年7年ぶりの「諏訪大社御柱祭」を4月に控えた御柱街道も走られたそうです。

 前回から話題なっていました、元気のないブルーベリーの鉢植えの成長促進につ
いて、あれこれ試行錯誤と今後の進め方や新しく購入した「レモン」の木の鉢植え
についての注意点などこれまで経験した人の意見などが出たりして、2か月ぶりに
このような話題に触れる懐かしみに各自それなりに満たされたのではないかと思い
ました。
 楽しい2時間でした。

 

 

Where Have All The Flowers Gone - Brothers Four

 

 

 

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