娘たちが、フリーマーケットをするというので孫の相手がてら覗いてみた。日常的に使うものや骨とう品など多彩に陳列されていた。プロは別にして多くは売り手も買い手も素人集団、その駆け引きを聞いていると笑いがこぼれる。廃品として捨てるよりも、こうして再利用されることは良いことである。
{語り部}
鉄道文明から車社会となり、世の変化が激しい。嘗て小さな駅でも駅員さんが7,8人いたものである。子供の頃利用していた駅、今は無人となり賑わっていた駅前も寂びれて、歯が欠けたようにまばらとなってしまった。利用者が少なく2両編成の気動車となり、長いプラットホームも半分以上が雑草が茂っている有様である。ホームに佇み往時の賑わいを偲ぶのみである。
もっとも変化の激しい時代を生きてきたように思うのだが、人の一生で世の変化を如何ほど見届けられるものであろうか、、、。