例年のごとく今頃、花木の狂い咲きが見られる。去年はサツキの鶴翁が時期外れの花をつけ次々と咲かせ心配したが、今年は花芽も固く結び一輪も咲いていない。その代りでもないだろうがエゾムラサキツツジが2.3輪ほど咲きだした。ツツジの仲間で春先一番に咲かせる木である。 この狂い咲き、いかなる生理作用のなせる業か知りたいものである。
{語り部}
戦争を遂行するためには膨大なお金がいる。そのため国債(報国国債)を買うよう国民に勧めた。善良なる国民のひとりである父は勝利を信じて貧しい生活ながらもせっせと国債を買ったようである。
ところが戦後物不足の時代となり物価は高騰の連続、戦中に購入した国債の換金しようにも、その値打ちは二束三文(?)となり馬鹿を見たのである。売りつけた国は、それで救われたという。おかしな話である。戸棚の隅に無造作に置かれた債券の「府政國帝本日大」の文字が目に浮かぶ。
今国の借金は1千兆円をはるか越しているという、、、。