大雪の日に旧ミニ(ローバ-ミニ)で出勤しましたが、走り出してすぐに「あれっ、普通に走
れる」と感動しました。積雪は7~8㎝。すぐにしっかりしたグリップ感を感じました。
僕のミニはスタッドレスタイヤ(BSブリザック)を装着しています。スタートした瞬間、確かな足を感じました。ガレージからミニを出し、そっとアクセルを開くと、足の感覚と同じように走り出しました。乾燥路と同じ感覚です。古いATのため、もともと急なアクセルは厳禁なので、普段からそうっと踏み込んでいるのですが、この時もいつもと同じアクセル・ワークで住宅街を走ってみました。すると、雪道でないときと、ほぼ同じ反応なのです。しっかりしたグリップが感じられるの
で、まったく不安を感じることなく走ることができます。
幹線道路に出てシャーベット状になった路面でも、特に不安を感じるような挙動はありませんでした。橋の上の凍結部分こそペースを落としましたが、それはブレーキをかけた時に危険と
いうことでペースを落としただけで、ちゃんとした駆動力はありました。
その昔、ミニは雪と氷のモンテカルロラリーで並いる強豪を尻目にすいすい走り、なんとなんと優勝してしまったこともあります。だから、素性の良さはあるかもしれません。それから、装着しているタイヤが、性能の良さで評判のブリザックということもあったと思います。今までの僕は冬用もミシュラン・タイヤにこだわっ
ていました。ミシュランのスタッドレスの良さもものすごく実感しています。しかし、ミシュランには旧ミニ用の12インチのサイズがないのです。それで、国産で一番評判のいいBSを選んだのです。
つまり、ミニの雪道走行性能と、BSのブリザックの性能の両方が優れているということです。どちらか片方の性能に問題があれば、不安なく走れることは
ありません。
ただ、一つだけ大事な不安がありました。ミニの最低地上高が100㎜しかないということです。いくら雪道を走る性能が優れていても、雪深い道は絶対に無理です。と言っても、どのクルマも最低地上高は10数㎝なので、それほど神経質になるほどのことでもないでしょう。
また、雪道を走りたくなっています。