2011年2月末に中古(大古)で買ってからすでに10000㎞を超えています。
クラシック・ミニの燃料タンクはものすごく小さいです。わずか30Lあまりしか容量がないのです。あまりにも小さな燃料タンクなので、200㎞くらい走ると燃料補給をしています。だいたい1回あたり20Lくらい入るので、リッター10㎞程度の燃費ということです。今のエコ・エンジンの クルマからは考えられないくらい燃費は悪いです。しかもハイオク指定です。それでも、昔の1.3Lのエンジンですから、当時としては普通くらいなのでしょう。なんと言っても、50年以上前に誕生したエンジンがベースになっているのですから。それを考えれば、リッター10㎞なら僕としてはまあまあ納得していました。
ところが、先月半ばくらいから、約200㎞の走行に対して25~26Lくらいも燃料が入るのです。リッターあたり8㎞くらいです。しかも、ここ2回ほど続けて燃費が急激に落ちてしまっているばかりでなく、昨日はとうとうリッター7㎞まで落ちてしまいました。
はじめは、豊田から土岐に抜けるのに山道を調子に乗ってがんがん走ったからかもしれないと思いました。ほとんど2速・3速の走行で往復70㎞くらい走りました。だから、次の給油の時には、またリッター10㎞程度に戻るだろうと思っていました。
ところが、次の給油時も25Lくらい入ったのです。ほとんど通勤に使ったので、渋滞が多か ったからかもしれません。しかし、さすがに3度目が近づくと、だんだん心配になってきます。昨日の時点で、前回の給油から約160㎞の走行でした。燃料系の針はEの赤い線をはるかに下回っています。あてにならない燃料系ですから、あと40㎞くらいは大丈夫と思いながらも、かなり心配になってきてちょっと早めにスタンドに行ったのです。すると、23L以上も入りました。リッターあたり約7㎞です。
これは絶対に、どこか分からない箇所での燃料漏れが原因でしょう。ただ、ガレージにも職場の駐車場にもガソリンが漏れた形跡はありません。走行中の燃料漏れか、それともガソリンは揮発性が高いので漏れたガソリンが蒸発して形跡が消えたのか、とにかく何か原因があるはずです。しかも、走行中の燃料漏れの可能性が大きいと考えられます。
日常のオイルの点検でも、走行時にも、まったく異常は認められません。走りそのものも相 変わらず快調です。走りに関してはとてもスムーズで、ほぼ絶好調と言っていいくらいの状態を維持しています。
3000㎞毎に専門店で点検を受けていますが、今回はすぐにでも診てもらい、場合によっては即入院させようと思います。なんと言っても大事な大事な僕のおもちゃです。絶滅危惧種のクラシック・ミニです。重傷でなければいいのですが。