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2012.6 ミニ、大丈夫大丈夫;燃料系トラブル解決&ドレスアップ(ヘッドライト)

2012-06-14 23:44:20 | ローバー・ミニの部屋

 「よかった~、リッター8.5㎞。直ってる。」
 この1か月で急激に燃費が落ち、燃料漏れの恐れがあるのではないかと心配していました。通常はリッターあたり10㎞くらいでしたが、先月から8㎞くらいに落ち、とうとう先週は7㎞を切ってしまったのです。走行中に燃料が漏れているとしたら、かなりヤバイと思い、日曜日にミニ専門店の中部オリエンタル自動車(岡崎市)に行ってみました。
 若いメカニックさんがすぐに原因と思われる箇所を見つけてくれました。直径2.5㎜ほどでDscf5041 長さがわずか10㎝くらいの小さなプラスチック製のパイプ(バキューム・パイプ)を2本持ってくると、その端の部分の亀裂を見せてくれました。インジェクションの部品で、この亀裂から空気が入ってしまい、コンピューターがエンジンに入る混合気を適正な混合比にするために、亀裂から多く入った空気に比例してガソリンの量も多くしていたとのことでした。恐るべしクラシック・ミニ最終モデル!キャブレターがインジェクションになり高性能なコンピューターによりエンジンを快調に保とうとエンジンに入るガソリンの量を増やしていたのです。4気筒中2気筒でガソリンを多く消費していたのですから、燃費は急激に低下します。
 12年落ちの中古車を購入してから1年4か月目にして初めて修理をしました。かかった費用は修理代2000円と部品(バキューム・パイプ2本)代1700円の3700円でした。写Dscf5039 真では見えませんが、補機類でぎっしり詰まったエンジンルームのエアクリーナーの下あたりにある細くて小さなパイプ2本のことでしたが、これでまずは一安心。帰りはさらにエンジンが軽快になったような気がしました。
 修理して最初の給油でのリッター8.5㎞は、約170㎞走って給油したガソリンが約20L。170㎞のうちの最初の60㎞あまりは修理前のリッター6㎞台での走行でしたから、あとの110㎞の好燃費で挽回したということです。つまり、修理後は元のようにリッター10㎞くらいに戻っていることになります。
 コンピュータ制御で常にエンジンを適正な状態にしている旧ミニもすごいですが、すぐに原因を見つけてくれた中部オリエンタル自動車のメカニックさんもすごいと思いました。やはり旧車は専門店で買うべきだとつくづく思いました。
 修理が終わるのを待っている時に、中古のヘッドライトを見つけました。レイブリッグのマルチリフレクターです。値段は1セット(2個)で9000円でした。配線加工等で工賃が3000Dscf5038 円ほどかかるとのことでしたが、新品の半額くらいの値段です。以前から安全のためにも明るいヘッドライトにしたいと思っていたので即決です。
 レイブリッグと言えば、知る人ぞ知る信頼のブランドです。取り付けを終えたマイ・ミニを見てみると、かわいらしさの中に精悍な目つき・・・のはずでしたが、「ちょっとウルウル目のかわいいヤツ」って感じにちょっぴり変身していDscf5042 ました。昔ながらのレンズが似合うミニですから、今風の超クリアーなレンズはミス・マッチに感じられます。でも、予想したよりはずっとずっと似合っていました。
 夜になって、光の具合を知りたくて近くのコンビニにアイスクリームを食べに出かけました。車検対応ということで標準仕様と同じH4球ですが、明るさは雲泥の差と言っていいほどの違いがありました。さすがレイブリッグ。明るさだけでなく、クリアーなレンズもとてもきれいです。しかし、マニアの人に言わせれば邪道でしょうね、こういうDscf5046 のは。
 旧車とは言え、安全・安心はクルマを走らせる上で大切な要素です。
 心配した燃料系のトラブルも大事に至らずにすみ、完全復活しました。ライトも明るくなりました。再び快適で楽しいクラシックミニ・ライフを楽しめます。

コメント (15)
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