いつもの年のクリスマスは神戸六甲の教会で賛美歌を歌ったり、祈りを捧げたりして過ごしていますが、今年はちょっと変えてみることにしました。元々は25日に休みが取れず、クリスマス・イブには家に帰っていなければならなくなってしまったからなのです。それで、カレンダーどおりの23日の天皇誕生日を含めた22日~24日の3連休に出かけることにしました。僕たち夫婦の恒例の教会でのクリスマスの計画はボツになってしまいましたが、新たな計画を立てることができ、それはそれでよかったと思います。
10月には25日の出勤が分かっていたので、ずいぶん前に妻と相談し、妻の大好きな仙台箪笥を見に行くことにしました。早い時期に飛行機・宿泊・レンタカーのパック旅行を探し、とにかくその3点だけは押さえておきました。早い時期に予約するパック旅行だと、通常の価格の半額くらいで予約できるのです。
22日に中部空港発のANA(IBEX)で仙台空港へ行き、レンタカーで南三陸町のホテルに向かいます。23日は、南三陸から女川へ、それから仙台駅の近くのシティホテル。24日は仙台箪笥をゆっくりと見て、仙台空港に戻ります。レンタカーを返して、夕方のANA(IBEX)で中部空港へ、イブの夜には豊田の自宅に帰ってきます。
旅行パックの関係で、こうしたおおまかな旅程だけは立てました。ちょうど、旅行を決めた頃、テレビでたまたま南三陸町を取材した番組を観ました。多くの人が、とにかく復興に向かっている南三陸に来てほしいとインタビューに答えていました。また、東北観光博も開催されています。悲惨なニュースは何度も耳にしていますが、自分の目で見たのは、夏の北海道ツーリングの時にフェリーから眺めた仙台港の姿だけです。昨年は貨物船が陸の上に上がって止まっていました。壊れたコンテナが散乱していました。クレーンがねじ曲がっていました。今年の夏には、ほとんど元の仙台港に近い状態にまで復興でしていました。しかし、それは港の姿だけ。本当の被災地の姿を、自分の目で見て確かめ、一人の教員としてこれからの人たちに、見たことや感じたことを正しく伝えていけたらと思っています。
これから、周辺のHPを見たりして、コースを考えようと思います。もちろん、目的は観光なので、温泉や観光施設などのチェックもして、有意義で、しかも楽しい旅行にしたいと思っています。