相模原市南区下溝に四季毎に色々な花が咲き楽しめる「県立相模原公園」はある。イベント広場からグリーンハウスへ向かう途中に小さな花壇にまるで蝋細工のような光沢のある花びらの赤、ピンクと白の「木瓜(ボケ)」が咲いていた。木瓜(ボケ)の花といへば春の花でありちょっと季節外れ?ではと思ってしまうが11月から12月に掛けて咲く「寒木瓜(カンボケ)」である。バラ科の落葉低木で晩秋頃から葉より先に根ぎわより分枝したトゲのある小枝に鮮やかな緋色や白色の五弁花が3~4輪まとまって咲くなんとも可愛らしい花である。花の緋色は「緋木瓜」、白は「白木瓜」で、花の少ない秋から冬を彩る東洋の美しい花、希少価値がある。(1612)





