相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

鎌倉最古の厄除け神社「八雲神社」

2016-12-06 16:57:48 | 神社
鎌倉市大町、ぼたもち寺の「常栄寺」の先、左手に鎌倉で最古の厄除の神社で大町の鎮守「八雲神社」はある。鎌倉の4つある八雲神社の一つで「八雲さん」、「お天王さん」の愛称で親しまれている。疫病が流行した際、源義家の弟・新羅三郎義光が鎮めるため京都祇園八坂社から勧請して祀った神社で、創建は永保年間(1080)。祭神は「須佐之男命」、「稲田比売命」、「八王子命」、「佐竹氏の御霊」である。室町時代には佐竹屋敷の祠が合祀され、「佐竹天王」とも称され、江戸時代には将軍より朱印も賜り「祇園さま」として尊崇された。紅葉に彩られた「鳥居」を抜けると参道には厄除け祈願の赤い旗が並んでいる。正面に昭和5年(1930)に再建された「本殿」、御神木の根元には「義光手玉石」や「寛文10年銘の庚申塔」、境内社として「諏訪社」・「稲荷社」・「於岩稲荷社」・「御嶽三峰社」がある。(1611)










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山寺と言われている「宝珠山立石寺」

2016-12-06 11:40:58 | 寺院
山形市山寺に四寺回廊の一つとして「山寺」と称されている天台宗の寺院「宝珠山立石寺」はある。創建(伝)は貞観2年(860)、本尊は薬師如来である。当寺は最上三十三観音霊場の二番札所である。名の通り山全体がお寺であり、よくぞこの険しき岩場、崖、奇岩の上に開山、創建したものだと驚嘆するばかりである。「山門」から「奥之院」まで続く八百四段の石段(参道)を上り行くと立ち込める霧に浮かぶ光景はまるで水墨画の幻想的な世界が広がる。松尾芭蕉が「奥の細道」行脚の際当寺を訪れている。「登山口」よりまず一歩、正面には天台宗仏教道場の形式の入り母屋造り「根本中堂」(本堂)、「大仏殿」、「納経殿」、「五大堂」、「姥堂」、「宝物館」、「鐘楼」などの伽藍が構成されている。出羽名刹三寺の一寺でもあり、日本の霊場としての「山寺」の寺域には奥深き歴史と数々の伝説が息づいている。(1609)














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