足利尊氏の菩提寺「宝亀山長壽寺」

鎌倉市山ノ内、亀ヶ谷坂切通し横に臨済宗建長寺派の禅寺＆名刹、足利尊氏の菩提寺「宝亀山長寿寺」はある。創建(伝)は建武３年(1336)、本尊は釈迦如来である。尊氏亡き後、第四子「足利基氏」が父の菩提を弔うため七堂伽藍を備えた堂宇を建立した。以前は非公開であったが最近は檀家もとり季節限定、週末限定で公開されている。「山門」から観る境内は鎌倉でも屈指の絶景、見事な庭園を春には牡丹やシャガなどの花、秋はモミジの紅葉が彩りを添える。いま鮮やかな紅葉と緑の苔に美しく映える「本堂」、「観音堂」等の建造物には深い趣きと聖域感が漂っている。足利尊氏の墓もある。(1611)

県立相模原公園のメタセコイア紅葉 完成間近！！

相模原市南区下溝に県立都市公園のひとつ「県立相模原公園」はある。当園の目玉は何といっても噴水広場の中央にあるフランス風庭園の両サイドに並んだ100本の「メタセコイアの並木」である。和名は「曙杉」である。10日前に訪れた時は、まだ全体的には緑色と薄いオレンジ色に色づき始めていたが、今日は全体が褐色に色づき完成間近のようである。青空に向かってまっすぐ伸びる相模原公園のシンボル「メタセコイア」もう数日すればも真赤に染まった神秘的な並木を創り出しその雄大なシルエットを噴水広場の水鏡に映し出してくれるであろう。(1612)